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赤と青とエスキース の商品レビュー

4.3

1221件のお客様レビュー

  1. 5つ

    560

  2. 4つ

    436

  3. 3つ

    153

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    6

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2022/02/04

とても優しい感じがする文章で、読んでいて気持ちが良い。いかにも連作短編というつながりも、ある意味わかりやすくて良いのかも。しかし、愛と美術というテーマが自分にはあまりフィットせず。

Posted byブクログ

2022/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終わったとき、「やられた!」と思った。 色々なことが繋がって重なるたびに感嘆のため息が出る。 美しくて、温かいお話だった。 最後まで読んですぐに、もう一度初めから読み直した。 すべてが繋がった上で読むことが、こんなに楽しいなんて、本当に素晴らしい体験だった。 本のタイトルは、まさにこれしかないよな、と思った。 赤と青とエスキース。

Posted byブクログ

2022/02/03

時代小説を続けて読んだから なんか柔らかそうなやつで 女性っぽいのを読もうかなぁ って探したら 積み上がった読んでない本の中にあったやつ 本屋大賞ノミネートされてるし 読んでみた 読み終わったときに思い出した人を 大切にしてね ってプルーフに書いてたけど 誰のことも思い出さなか...

時代小説を続けて読んだから なんか柔らかそうなやつで 女性っぽいのを読もうかなぁ って探したら 積み上がった読んでない本の中にあったやつ 本屋大賞ノミネートされてるし 読んでみた 読み終わったときに思い出した人を 大切にしてね ってプルーフに書いてたけど 誰のことも思い出さなかった 何よりそれがツラい 内容は 最後に総括みたいなエピローグがあったけど 個人的には あそこまではっきりネタバレしなくていいのに って思った 予想はついてるから そっとしといてほしい感じ サクッと読めたのと うらやましい愛の姿で 星はちょっと甘めの4つ

Posted byブクログ

2022/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読必至。 ブーとレイ。 スタートさせるのは思いのほか容易なことで、おしまいはいつも、あっけない。 難しいのは、続けること。 どこが最終地点なのかわからないまま、変わりながら、だけど変わらないで、ただ続けること。 生命力って、生きる力じゃなくて、生きようとする力のことだよ。

Posted byブクログ

2022/02/02

すんなり読める文章。易しすぎず難解すぎず、情景が綺麗に浮かぶ文。感情表現が多くなくとも章ごとの主人公の様子や心の流れがよく伝わり、贅沢な時間をいただいてるような文章。 とてもしっくりきて、この物語が読めて嬉しいです。 帯に、なにか仕掛けがある的な軽いネタバレがあり、若干そこが...

すんなり読める文章。易しすぎず難解すぎず、情景が綺麗に浮かぶ文。感情表現が多くなくとも章ごとの主人公の様子や心の流れがよく伝わり、贅沢な時間をいただいてるような文章。 とてもしっくりきて、この物語が読めて嬉しいです。 帯に、なにか仕掛けがある的な軽いネタバレがあり、若干そこがいま考えると残念でした。読者を集めるために出版社さんにとっては必要だったのかもしれませんが。 とても良かったです。 どこに惹かれて、とか余分な説明はなくとも誰にも無条件にとっさに惹かれてしまうっていうのがわかるので、恋愛感情が多すぎないのも逆にドキドキハラハラしてよかったです。 また次回作も早く読みたいですっ!

Posted byブクログ

2022/02/01

私自身もオーストラリアに留学してたのですごい共感した。ホストファミリーや、現地で友達になった人達との全ての思い出は寝てる間の一瞬の夢の中で起きたことだと感じた。 私は今の好きな人と結ばれることは無いからレイのようにはならない。だから読んでて苦しかったけれど、生きてればいい事あるか...

私自身もオーストラリアに留学してたのですごい共感した。ホストファミリーや、現地で友達になった人達との全ての思い出は寝てる間の一瞬の夢の中で起きたことだと感じた。 私は今の好きな人と結ばれることは無いからレイのようにはならない。だから読んでて苦しかったけれど、生きてればいい事あるかなと思え、人生少し頑張ろうかなって気持ちになれた。

Posted byブクログ

2022/02/01

赤色と青色が出てくる連作短編集。 エピローグを読んだときの感動と幸福感と言ったらもう! 幸せになるお話ばかりで心に潤いが出てきた。 読めてよかった。

Posted byブクログ

2024/09/07

よくできているとは思うが、青山さんの作品をここ数作読んでいると、なんとなくそうなるか・・という感もあり、きれいにまとまりすぎているのかな。。 もう少し毛色が違う作品を読んでみたい。 ★3.5

Posted byブクログ

2022/01/30

最後のエピローグで大切な全ての人、出来事が繋がる!ふるえましたよ。短編という手法を使った、中編小説の傑作でした。

Posted byブクログ

2022/01/30

良い。 伊吹有喜さんの「犬がいた季節」と似ていて、一つのエスキースが時代を超えて「ふたり」の間に何かを起こしてくれるのが素晴らしく思えた。この方の小説は初めて読んだが、とても読み心地が良かった。

Posted byブクログ