母親からの小包はなぜこんなにダサいのか の商品レビュー
自分ちに送られる小包思い出してわかるなって思うところもありつつ。 とっても温かい気持ちになる作品 実家帰りてぇ〜
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タイトルはこんなんだけど、小包は切なくてホロリと泣きたくなる。 物だけでなく母親の思いがぎっしりと詰まっている。 離れているからこそ感じる親の思いに泣けてくる。 とにかくタイトルから受ける印象とは違う小包の話のひとつひとつが切なく、そして心温まる。
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母の小包の中身はよくわかる。 母から送られてきた経験と母として送った経験として(笑) 連作になっている短編もあり、受け取る側の想いいろいろ。 「北の国から」がいちばん心に沁みた。
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期待通り、おもしろかった! 故郷から届くダサい小包には母の愛情がいっぱい詰まっている。 一編を読み終える度、温かい気持ちに満たされ、母からの小包を思い出して懐かしさでいっぱいになりました。 タイトルも好き。 ダサくなるのは、きっと遠く離れた子どものために「アレも!コレも!」と入...
期待通り、おもしろかった! 故郷から届くダサい小包には母の愛情がいっぱい詰まっている。 一編を読み終える度、温かい気持ちに満たされ、母からの小包を思い出して懐かしさでいっぱいになりました。 タイトルも好き。 ダサくなるのは、きっと遠く離れた子どものために「アレも!コレも!」と入れてあげた結果ですよね。ちょっとの隙間も惜しい親心。 母からの「愛」と自分の身を案じてくれている人がいる安心感。 ありがたいことですね♪ そして、ゆくゆくは私もダサい小包を送ることになるんだろうなぁ…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久しぶりの原田ひ香さん「母親からの小包はなぜこんなにダサいのか」、2021.9発行、タイトルがユニークですw。連作6話と思いきや、連作は1つあるものの、殆ど独立、1話1話ちょっと物足りない感じが。これでおしまいかという気持ちに。その中では、第3話の「疑似家族」と、第5話の「北の国から」が印象に残りました。母親からの小包、いろいろなものが入ってて、それぞれに母親の思いを感じたものです(^-^) 箱に隙間なく詰められてましたね!
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母から送られる小包をテーマにした女性が主人公の短篇集。 すごく良かった。 上京した大学生の話、結婚して専業主婦になったら母から執拗に仕事を持てと言われる話や、送られてきた野菜が実家から送られてきたと嘘つく話など。 人間てやっぱりいいもんですねーと再確認できる話ばかり。
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タイトルから、批判的なことが書かれているのかと思い敬遠していましたが、いい話しという感想を読んで私も読む気になりました。子どもに小包を送っている者として、これからもダサくていいと安心しました。
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読みやすくて あたたかい いい本だったな。 母のことを思いながら。娘のことを思いながら。ださくて あたたかい。それがお母さんなんだろうな。
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どの話も面白かったです。 小包には割と送られると困るだろう物が入ってますが、 大事に思う気持ちが溢れてました。 家族愛のあるお話ばかりの短編集でした。 原田ひ香さんらしく、 物の値段が細かく記載されている部分も 私は好きです
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タイトルからして興味が湧いてきて…。 確かにいろんなものを詰め込んで、というイメージがある。 随分と前は、田舎の祖母が蜜柑を作っていたのでよく送ってもらっていた。 不揃いでワックスもしてないので見ばえもよくなかったが美味しくて楽しみにしていた。 隙間にはお店で普通に買えるのにお...
タイトルからして興味が湧いてきて…。 確かにいろんなものを詰め込んで、というイメージがある。 随分と前は、田舎の祖母が蜜柑を作っていたのでよく送ってもらっていた。 不揃いでワックスもしてないので見ばえもよくなかったが美味しくて楽しみにしていた。 隙間にはお店で普通に買えるのにお菓子を詰め込んで… そんなことを思い出しながら6話を読む。 母と子の繋がりの複雑さも感じながら愛情も感じる。 ただ、絶縁状態の母子もいるわけで… それでも、誰かの手作りであっても 愛情とメッセージが届く「小包」があるとほっとするのだろう。 最終話は、感涙した。
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