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母親からの小包はなぜこんなにダサいのか の商品レビュー

4

140件のお客様レビュー

  1. 5つ

    38

  2. 4つ

    67

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2022/01/22

連作は1つで、あとはバラバラのお話の短編集でした。 どのお話も、もうちょっと読みたい感じで、終わっちゃうよね。

Posted byブクログ

2022/01/15

題名が面白くて、思わず購入した。 実家からよく荷物を送ってもらうため、ほかの人の荷物の中身に興味があったのもある。 ・荷物の一番上に地元の新聞紙を入れる。 ・もらい物のタオル ・ヒートテック これはうちと一緒だと笑ったりしていたが、「最後の小包」はとても悲しかった。 他にも家族と...

題名が面白くて、思わず購入した。 実家からよく荷物を送ってもらうため、ほかの人の荷物の中身に興味があったのもある。 ・荷物の一番上に地元の新聞紙を入れる。 ・もらい物のタオル ・ヒートテック これはうちと一緒だと笑ったりしていたが、「最後の小包」はとても悲しかった。 他にも家族と仲が悪くて、メルカリで注文した農作物を母からだと偽る話もあり、家族から荷物を受け取れることの有り難さを知った。

Posted byブクログ

2022/01/10

どの話も良かったけど、最終話は泣いてしまいました。親が子を想う気持ちが小包から溢れてて。 私が学生の頃一人暮らししてる時には、祖母が小包を何度も送ってきてくれていました。確かに中身はダサかった笑。でもいつも何が入ってるだろう?と開けるのが楽しかったし、心配して送ってきてくれる気...

どの話も良かったけど、最終話は泣いてしまいました。親が子を想う気持ちが小包から溢れてて。 私が学生の頃一人暮らししてる時には、祖母が小包を何度も送ってきてくれていました。確かに中身はダサかった笑。でもいつも何が入ってるだろう?と開けるのが楽しかったし、心配して送ってきてくれる気持ちがとても嬉しかったのを今でも覚えています。 久しぶりの原田ひ香さんの作品、良かったです^_^

Posted byブクログ

2022/01/07

田舎の母親から送られてくる小包は、そんなのこっちでも買えるしっていうものが詰まってる。それは、母が子を思う気持ちが詰まっている。母親の反対を押し切って東京の大学へ進学した美羽、キャリアウーマンな母に育てられた莉奈、実家は農家をやっていると彼氏に嘘をついた愛華、会社を辞め男に騙され...

田舎の母親から送られてくる小包は、そんなのこっちでも買えるしっていうものが詰まってる。それは、母が子を思う気持ちが詰まっている。母親の反対を押し切って東京の大学へ進学した美羽、キャリアウーマンな母に育てられた莉奈、実家は農家をやっていると彼氏に嘘をついた愛華、会社を辞め男に騙されて実家へ帰ってきたさとみ、毎年父宛高級昆布を送ってくれる謎の女性の正体が気になる拓也、母の再婚相手が気に入らない弓香の6編のお話。 正直、2話ぐらいまでは気持ちが分からなかった。母を早くに亡くし、実家の近くに暮らしてる。だから、ダサいものが届くことがないから、完全にフィクションとして読んでた。 だけど、愛華ちゃんの話を読んだ時に、あーこういう話もあるのかと思った。母親から小包が来ない人の話もあるのねって。そして、愛華ちゃんが利用していた小包便を同じように「実家の母親が送ってくれた」体の人もたくさんいるのだと知ったときは、みんながみんな母親から愛され、小包を送ってくれるわけではないのだと思った。 正直、母親からのダサい小包は憧れる。実家の近くに住んでたら送られてくることはないが、あれを持っていけこれを持っていけと言って、なんだかいろいろ持たせてくれる叔母はいるが、そんな感じなのかなと。 あと最後のお話は泣いた。子を思う母親の気持ち。弓香ちゃんがちゃんと泣けて良かった。 2022.1.7 読了

Posted byブクログ

2022/01/06

図書館で借りたもの。 業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして、母から届いた最後の荷物…。温かな想いが詰まった6つの物語。 温かい物語ばかりでした。 ひ香さんの物語って、ほっこりあったかではなくて厳しい中にもあったかさがある…みたいな感...

図書館で借りたもの。 業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして、母から届いた最後の荷物…。温かな想いが詰まった6つの物語。 温かい物語ばかりでした。 ひ香さんの物語って、ほっこりあったかではなくて厳しい中にもあったかさがある…みたいな感じ。そこが好き。 「疑似家族」と「最後の小包」が特に好き。

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2022/01/03

自分ちに送られる小包思い出してわかるなって思うところもありつつ。 とっても温かい気持ちになる作品 実家帰りてぇ〜

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2021/12/25

タイトルはこんなんだけど、小包は切なくてホロリと泣きたくなる。 物だけでなく母親の思いがぎっしりと詰まっている。 離れているからこそ感じる親の思いに泣けてくる。 とにかくタイトルから受ける印象とは違う小包の話のひとつひとつが切なく、そして心温まる。

Posted byブクログ

2021/12/24

母の小包の中身はよくわかる。 母から送られてきた経験と母として送った経験として(笑) 連作になっている短編もあり、受け取る側の想いいろいろ。 「北の国から」がいちばん心に沁みた。

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2021/12/13

期待通り、おもしろかった! 故郷から届くダサい小包には母の愛情がいっぱい詰まっている。 一編を読み終える度、温かい気持ちに満たされ、母からの小包を思い出して懐かしさでいっぱいになりました。 タイトルも好き。 ダサくなるのは、きっと遠く離れた子どものために「アレも!コレも!」と入...

期待通り、おもしろかった! 故郷から届くダサい小包には母の愛情がいっぱい詰まっている。 一編を読み終える度、温かい気持ちに満たされ、母からの小包を思い出して懐かしさでいっぱいになりました。 タイトルも好き。 ダサくなるのは、きっと遠く離れた子どものために「アレも!コレも!」と入れてあげた結果ですよね。ちょっとの隙間も惜しい親心。 母からの「愛」と自分の身を案じてくれている人がいる安心感。 ありがたいことですね♪ そして、ゆくゆくは私もダサい小包を送ることになるんだろうなぁ…

Posted byブクログ

2021/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 久しぶりの原田ひ香さん「母親からの小包はなぜこんなにダサいのか」、2021.9発行、タイトルがユニークですw。連作6話と思いきや、連作は1つあるものの、殆ど独立、1話1話ちょっと物足りない感じが。これでおしまいかという気持ちに。その中では、第3話の「疑似家族」と、第5話の「北の国から」が印象に残りました。母親からの小包、いろいろなものが入ってて、それぞれに母親の思いを感じたものです(^-^) 箱に隙間なく詰められてましたね!

Posted byブクログ