会って、話すこと。 の商品レビュー
文字が大きく、文字数が少ないことをなぜかデメリットのように感じていた自分がいたが、この本に関しては「会話」という行為の本質が少ない言葉で描かれているので納得した。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ボケにボケを重ねる。 自分のことも相手のことも話さないで、持てる知識の限りでどうでもいい話をする。 勉強も読書も楽しく会話するため。 目からウロコ。シンプルで爽快!
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印象に残ったのは、ボケは仮説で、ツッコミは、仮説を殺すだけの言葉だというところ。 アイディアを出した(ボケた)人に対して、「そんなわけない」「できるわけない」っていう(ツッコむ)行為も同じこと、と言われてみると確かに、そういう常識的なことを言ってしまうことで、何も生み出さないんだ...
印象に残ったのは、ボケは仮説で、ツッコミは、仮説を殺すだけの言葉だというところ。 アイディアを出した(ボケた)人に対して、「そんなわけない」「できるわけない」っていう(ツッコむ)行為も同じこと、と言われてみると確かに、そういう常識的なことを言ってしまうことで、何も生み出さないんだなと思った。 それから、相手に告白する言葉について相談した小学生に、「好き」というのではなくて、同じ環境にいるときに同じ感動をする場面にできるだけ一緒にいることが大事、という永六輔さんの言葉。
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たま〜にこんな本に出遭う。小手先のHow toやテクニックを知りたいと思っていた小賢しい自分が恥ずかしくなり、本当のこと(魂の奥の静かな湖に広がる波紋のような真実)に気づかされる本に。そんな本に出会うために、日々せっせと読書しているといっても過言ではない。 この本を読もうと思っ...
たま〜にこんな本に出遭う。小手先のHow toやテクニックを知りたいと思っていた小賢しい自分が恥ずかしくなり、本当のこと(魂の奥の静かな湖に広がる波紋のような真実)に気づかされる本に。そんな本に出会うために、日々せっせと読書しているといっても過言ではない。 この本を読もうと思ったきっかけは、「相手はあなたに興味がない」「あなたも相手に興味はない」という目次を見たからである。数人の同僚かつ友達の会話を客観的に聞いていると、相手の話をまるで聞いていない。自分の話したいことだけを交互に叫んでいる。相手のターンが終わったら自分のターン…その繰り返し。お互いに自分語りしかしていない。会話って何?そう思ったからだ。 では会話って? ↓ 結論は「相手のことも、自分のことも、話さない」そして「外部のこと(どうでもいいこと)を話す」 衝撃的である。 しかし、読み進めていくと、そのことがじわじわと自分の心に染みいってきた。 そして、そのことが心の底から納得できたのが、永六輔氏の言葉である。「好きな人に好きだ、いい人だと思われるには、おいしいものを一緒に食べておいしいと思う、夕やけを見て両方が美しいなと思うというような同じ感動を同じ時点で受け止めるのが1番効果がある。一緒の環境にいるときに同じ感動する場面にできるだけ一緒にいる。そうすると使い合っている同じ言葉にどきっとすることがあって、それが愛なのだ。」 「外部のこと(どうでもいいこと)を話す」というのは、「2人の外にあることを発見して共有する」ということである。 著者も、この教えを人生で何度読み返したかわからないと言っている。私もこれからの人生の中で、きっとこのことを何度も何度も反芻するのだろう。 【心に響いたこと】 ・正直であること。 ・機嫌よくいること。(絶望的なこととか、自分が不機嫌になりそうになったとき、ルパン三世の次元大介になりきる。面白くなってきやがったぜって言う。)(自分の機嫌をよくすることは、他人の機嫌を良くする。それこそが社会貢献) ・会話のベースは知識にある。深いところで人間が人間とつながる理由は、何の役に立つかわからないが抱えていた知識だ。自分が心から好きな何かであったり、自分自身の遠い記憶であったり、そんな遠い過去の「仕入れ」が誰かの記憶と響き合うことなのだ。 ・他人と話す前に、自分と話す。自分自身が自分と楽しく会話できなければ、他者と会話することができない。 ・「教養のある人物」とは、山の向こうにはこんな世界があったよと教えてくれる人。山の向こうにはこんな世界があるだろうと考えてくれる人。山の向こうはどんな世界なんだろうねと一緒に不思議がってくれる人。
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個人的に人に会うことも人と話すことも好きではないので全体的に共感する内容ではなかった。 ただ1つ共感するものがあるとしたら「機嫌よく生きる」大切さと言う事である。 よく言われることだが機嫌は伝染する。 不機嫌で人を動かすのは子供、ご機嫌で人を動かすのは大人。 そういうように言...
個人的に人に会うことも人と話すことも好きではないので全体的に共感する内容ではなかった。 ただ1つ共感するものがあるとしたら「機嫌よく生きる」大切さと言う事である。 よく言われることだが機嫌は伝染する。 不機嫌で人を動かすのは子供、ご機嫌で人を動かすのは大人。 そういうように言われることもあるほど機嫌は本当に大事だと思う。 なので自分の機嫌が悪ければ人から離れるし、機嫌が悪い人からも距離をおく。 それが会話だけでなく人間関係でも重要であるのは間違いない。 ==== 田中泰延(たなか ひろのぶ) 1969年大阪生まれ、早稲田大学第二文学部卒。 学生時代から6000冊以上の本を乱読 1993年株式会社 電通入社 24年間コピーライター・CMプランナーとして活動 ==== flier要約 https://www.flierinc.com/summary/2801
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コロナ禍真っ最中に書かれた内容だから、痛いほど「会って、話すこと。」の尊さと、顔を見て表情を見て会話することに渇望していることを気付かされた。会っているし、話したり、してはいるけれど、マスクを当たり前にして、当たり前にオンライン会議している今、相手とたわいもない話をすることの重要...
コロナ禍真っ最中に書かれた内容だから、痛いほど「会って、話すこと。」の尊さと、顔を見て表情を見て会話することに渇望していることを気付かされた。会っているし、話したり、してはいるけれど、マスクを当たり前にして、当たり前にオンライン会議している今、相手とたわいもない話をすることの重要性を再確認している。 何でもない風景を見て、相談とか身の上話をするんじゃない、世間話を当たり前にしたいなぁ。
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参考になることがたくさん書いてあってよかったです!しかし、コミュニケーションするには難しいとかコミュ力がない人が実践するにはハードルがとっても高いと思います。 コミュ力がある上でどうするかっていうのに近い感じがします! ハウツー本というよりかは、筆者の会話に対しての考え方や価値観...
参考になることがたくさん書いてあってよかったです!しかし、コミュニケーションするには難しいとかコミュ力がない人が実践するにはハードルがとっても高いと思います。 コミュ力がある上でどうするかっていうのに近い感じがします! ハウツー本というよりかは、筆者の会話に対しての考え方や価値観を学べる本かなと思いました。
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やはり笑いと学びを与えてくれる田中さん 会って話す空気感こそが求めてるものだなぁと、そして次相手に会えるまでに磨いておきたいなぁと
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200%満足! 星5つでは足りないくらい大満足! 「はじめに」で心を少し掴まれて... 編集者の今野氏と著者田中氏の会話にさらに心を鷲掴みされ... 吹き出しながらも読み進む。 そして 田中氏の言葉の魔術... ページに刻まれたその言葉に頷きながら読み進む 哲学的でもあるんで...
200%満足! 星5つでは足りないくらい大満足! 「はじめに」で心を少し掴まれて... 編集者の今野氏と著者田中氏の会話にさらに心を鷲掴みされ... 吹き出しながらも読み進む。 そして 田中氏の言葉の魔術... ページに刻まれたその言葉に頷きながら読み進む 哲学的でもあるんです(ちょっと大げさかな〜? 話すって、言葉って、会話って... また会いたい。また話したいってこういうことですよね! なんかですね... 自分磨きの本、そんな感じがしてきた。 p195にあった永六輔さんの言葉 P227の写真家との会話... 田中氏...素敵です。 会話って人間力?そんな気がしてきた! ps/ 基本、図書館派ですが、購入して枕元に置いて時々読み返したいと思える本!
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いわゆる会話術的なテクニック本ではないです。 今までの会話系の本で、うまく行かなかった人などは一読の価値はある本だと思います。
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