会って、話すこと。 の商品レビュー
会話術の類の本を読む前にこれを読んだ方がいい。自分や相手のことではなく、関係のないことで、感動したり、仕入れた知識で会話をする。
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同じ環境で共感する 「会って、話す事」の大切さ。オンラインはなんとなく味気ない、それは相手の仕草が360度で感じ取れないからだ。ここにある相手の仕草も含めてのリアクション(ボケ・ツッコミ・アイウエオ)会話があればより心体が心地良くなる。なんとなく「距離」を感じると親しくなれないか...
同じ環境で共感する 「会って、話す事」の大切さ。オンラインはなんとなく味気ない、それは相手の仕草が360度で感じ取れないからだ。ここにある相手の仕草も含めてのリアクション(ボケ・ツッコミ・アイウエオ)会話があればより心体が心地良くなる。なんとなく「距離」を感じると親しくなれないからと言って欲を出さないで距離を保つこと。一緒にいる環境とか何かに共感合うことが会話以上に幸せにつながる関係となる。
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「なぜ わたしたちは、会って話をするのか?」に対する本書の答えは、「人は、人と会いたいを人間は、対面したときに生じる「自分と相手の間に生まれる何か」を感じたいのである。カップ
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サクサク読めた。 実践難しそうと思うことも多かったけど、気に留めておきたいポイントはたくさん。 「おもしろい会話」のベースは「知識」にある。 「ツッコミ」は「マウンティング」である。 審査員になるな。 会話に「結論」はいらない。 「知らんけど」の効用 アリストテレスの「弁論術」 ロゴス(ロジック)、パトス(パッション)、エトス(哲学) →エトスなき会話は虚しい 「機嫌よく生きる」大切さ 「不機嫌」は伝染する。みんなが不機嫌な状況に陥ったら、自分一人でもさっさと立ち去る。 自分自信が機嫌よくしていれば、自分にとっての世界は機嫌がよいのだ。 不機嫌で人を動かすのは赤ん坊。ご機嫌で人を動かすのが、おとなである。 自分がするべき仕事をしたり、自分にしかできない能力を発揮すれば、他人が距離を縮めようとしてくる。 人との距離は、じつは自分一人で自分を磨いてつくるもの。 黙って想い、考えたすえに、どうしてもこぼれ落ち、相手に伝わることばが「話す」である。そのもっと後に「書く」がある。
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「読みたいことを、書けばいい」の著者の2作目が出たということで、購入。 コロナ禍の時代に、あえて会って話すことはとても貴重な機会であり、大切なことであると感じていたが、著者がどのような主張をするのかを楽しみに読み進める。 衝撃だったのは、「相手はあなたに興味がない」「あなたも相手...
「読みたいことを、書けばいい」の著者の2作目が出たということで、購入。 コロナ禍の時代に、あえて会って話すことはとても貴重な機会であり、大切なことであると感じていたが、著者がどのような主張をするのかを楽しみに読み進める。 衝撃だったのは、「相手はあなたに興味がない」「あなたも相手に興味がない」ということ。 そして読み進めると、よくある会話スキル本とは違う主張が次々に出てくる。 今までの自分を振り返り、無理に会話してることも多かったと思い、今回の本で得られた自然な会話を、少しずつ実践してみようと思う。 印象に残ったのは下記の通り。 ・人は「意見」をいくら述べても賢くならない。また、人の意見に意見をぶつけても賢くならない。 ・今までの常識を変えるようなアイデアに対して、今の日常や常識にのっとった正しさを主張するというのは、意味がない。 ・人間が受ける印象や、相手に抱く好意というのは、要約できるような知見や知識や主張からくるものではない。むしろ細部にある。 ・あなた自身が機嫌良くしていれば、あなたにとっての世界は機嫌が良い。 ・会話の初めに、まず謝意を述べる。 ・自分がするべき仕事をしたり、自分にしかできない能力を発揮すれば、他人が距離を縮めようとしてくる。 ・第三者が見ているつもりで、我々を映しているカメラが設置されているつもりで話す。 ・絶望的なことや、自分が不機嫌になりそうになった時、次元のセリフ「おもしろくなってきやがったぜ」を言う。 ・思考とは、沈黙とワンセット。
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本書のあとがきにもあるように、出版までの経緯からするとこの本は「編集者の今野さんが、書き手の田中さんの力を借りて作った本」といえるのではないかと思います。 ここ数年で読んだもので、特に自分の印象に残った本は、編集者の存在がとても重要な鍵になっているものが多いように感じます。 ...
本書のあとがきにもあるように、出版までの経緯からするとこの本は「編集者の今野さんが、書き手の田中さんの力を借りて作った本」といえるのではないかと思います。 ここ数年で読んだもので、特に自分の印象に残った本は、編集者の存在がとても重要な鍵になっているものが多いように感じます。 編集者の「こういうものを作りたい!」という熱い想いが、本を作るという職業上の責務の枠を明らかにはみ出してしまっているようなもの。 本気の人間だけが作れるものは、やはり面白いです。 田中さんの文章も、冗談好きの面白いおじさんみたいな顔つきの一節から、一転してとんでもなく深淵で哲学めいた一節まで繰り出す変幻自在ぶりで、前著に続き終始圧倒されました。
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会話術の本。 だけど、自分のことはしゃべらない。相手のことも聞き出さない。筆者本人も言うように新しい切り口の会話本です。 字が大きく文章量は少なく、会話文パートも多いのでサラッと読めます。内容も難しくありません。読みやすい本です。 ただ、会話文や例え、ボケ・ツッコミ論など好みの...
会話術の本。 だけど、自分のことはしゃべらない。相手のことも聞き出さない。筆者本人も言うように新しい切り口の会話本です。 字が大きく文章量は少なく、会話文パートも多いのでサラッと読めます。内容も難しくありません。読みやすい本です。 ただ、会話文や例え、ボケ・ツッコミ論など好みの分かれる文体、内容ではないかと思いました。無駄では無いんだろうけど冗長に感じて読んで疲れてくるかも。でも真ん中あたりが印象的な文が多かったのでひと通り目は通したら学びはあると思います。 印象に残ったのは、 “機嫌よく生きる大切さ” 不機嫌で人を動かすのは赤ん坊。ご機嫌で人を動かすのが、大人である。まさにこれ。不機嫌は伝染するし、良いことはひとつもない。後悔しか残らない。逃げるが1番。 “おかしい人のおかしさは距離のとり方のおかしさ” 人とのコミュニケーションでの違和感、不快感を感じるのはこれが原因のひとつだと思う。日常によくある結婚や家族計画、育児、健康などの、”特に考えもなく発せられるくせに踏み込んだ質問”をしてくる人にかなり不快に感じていたが、まさにこれ。親しくもないのにセンシティブなところに触れてくるひとにこのことを伝えたい。
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文字が大きく、文字数が少ないことをなぜかデメリットのように感じていた自分がいたが、この本に関しては「会話」という行為の本質が少ない言葉で描かれているので納得した。
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ボケにボケを重ねる。 自分のことも相手のことも話さないで、持てる知識の限りでどうでもいい話をする。 勉強も読書も楽しく会話するため。 目からウロコ。シンプルで爽快!
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印象に残ったのは、ボケは仮説で、ツッコミは、仮説を殺すだけの言葉だというところ。 アイディアを出した(ボケた)人に対して、「そんなわけない」「できるわけない」っていう(ツッコむ)行為も同じこと、と言われてみると確かに、そういう常識的なことを言ってしまうことで、何も生み出さないんだ...
印象に残ったのは、ボケは仮説で、ツッコミは、仮説を殺すだけの言葉だというところ。 アイディアを出した(ボケた)人に対して、「そんなわけない」「できるわけない」っていう(ツッコむ)行為も同じこと、と言われてみると確かに、そういう常識的なことを言ってしまうことで、何も生み出さないんだなと思った。 それから、相手に告白する言葉について相談した小学生に、「好き」というのではなくて、同じ環境にいるときに同じ感動をする場面にできるだけ一緒にいることが大事、という永六輔さんの言葉。
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