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会って、話すこと。 の商品レビュー

3.8

86件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

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2021/12/04

深い話なんだか、手抜きなんだかわからないビジネス本。言ってることはよくわかるし、作者は面白いおじさんだと思った。

Posted byブクログ

2021/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読めてよかったです。 書いてある内容だけなら ネットで公開されている いろんなインタビューで知ることはできるんです。 内容ではなく、このダイアローグそのものが この本の内容を表しているように 読めば読むほど感じます。 本当に面白い話しって話た内容がテーマが面白いのではなくて、 その時一緒に過ごしていた時間が面白いんですよね。 あの時何を喋っていたっけって思い出そうとすることができないくらいなのに 何かよく楽しくわからない楽しさがあったなぁとか 一緒に食べていたものとか 一緒に見ていたものとかだけが残って ただ一緒に面白い時間を過ごしたって思い出があります。 テキストで読むのではなく、 音で、言葉で聴きたくなります。 一緒に見ること、一緒に感じること それが会うってこと。 今この時期に読めて良かったです。 感染症がまだ落ち着かないために ただ会うことにリスクがある。 感染症そのものって今この時期でなくても、 ずっとずっとあったのに「未知の」となるだけで怖くなる。 その怖さがある中でも、会って話すことをしたいと言う思い。 電話でも、リモート会議でも 超えられない思い、内容ではない話したいこと。 多分この人がこんな人を話しましたって中身は 記録にすることもできるし、文字にすることもできる でもその一緒に経験することは、会はないとできない。 その人について話すのではなく、 どんなことをしてきたのかを聞くのではなく 同じものを見て、同じ遊びをして、同じものを食べて飲んで、時間を過ごす。 前作があったから今作がありました。 今作があったから前作があります。 書かれた順番が逆だったらどんな作品になったのだろう? 書かれた時期が違ったらどんな作品になったのだろう? 会って話すだけでは終わらない そこで得て感じて今まで考えたことを こうして書籍として形になっていることに いつでも好きなタイミングで読める 読んだからこそ また会って話すことが楽しくなります 既存多くある会話の本の その先を見せてくれました。

Posted byブクログ

2022/01/31

読了:2021/12/2 書店の平積みで衝動買いしたが買ってよかった。 相手はあなたに興味がない。 あなたも相手に興味はない。 だから外に目を向けよう。 ボケ続けよう。 ツッコミは仮説殺し。 ツッコミする必要があるのは芸人だけ。 理想の会話はみんながボケ倒して「いま何の話して...

読了:2021/12/2 書店の平積みで衝動買いしたが買ってよかった。 相手はあなたに興味がない。 あなたも相手に興味はない。 だから外に目を向けよう。 ボケ続けよう。 ツッコミは仮説殺し。 ツッコミする必要があるのは芸人だけ。 理想の会話はみんながボケ倒して「いま何の話してたんだっけ?」となること。 好きになるのはズカズカと距離を詰めてきた人ではない。 距離感のおかしい人の共通ワードは「そんなこと言っても一歩踏み込まないと人との距離は縮まらないだろう」 自分のやるべきことをしっかりやっていたら、向こうから距離を詰めてくる。それに応えるかどうかは自分で決められる。 会話とは、本質的に傷つくもの。だから自分と会話した後、相手が少しだけ話す前より幸せになっていてくれるように、機嫌をよく保つこと。 2022/1/31 わかり合うために会話をするのだと思っていた。だから、内面をどこかで見せる必要があるのだと。 そうではなく、相手と自分は違うように生まれて違うように生きてきた、その深くて埋まらない溝を発見するために会話をするのだ。自分と相手の境界を発見するということは、相手の輪郭を発見することであり、また自分自身の輪郭を発見することでもある。 「分かり合えない」と絶望してからが始まり。

Posted byブクログ

2021/11/24

自分を磨くことが話すためには大事という当たり前なんだけど心をえぐるフレーズがあって考えたり安心したり忙しい本。 相手への敬意を忘れない等、 話す上でテクではなく根本的に大切なのは何か、 なぜそう考えるのか具体的なエピソードを交えて教えてくれる。

Posted byブクログ

2021/11/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

思いがけずいい本だった。 主旨はざっくりこういうことだ ①自分の話には誰も興味ない。相手の話も聞きたくない。 ②わたしのことでもなく、あなたのことでもなく、「外部のこと」を話せ。 ③おもしろい会話のベースは「知識」である。 ④会話はどんどん脱線しろ。オチはいらない。結論もいらない。 つまり会話とは、相手の話を聞いてやるとか仲良くなるためのツールではなく、共にどこか遠くへいくための手段ということなんだと思う。 「会話というのは、本当は絶望してからはじまるんじゃないか」と著者は言う。 会って、うまく言葉を交わせば、相手を思い通りに動かせる。仲良くなれる。いつかは心が通じ合う。わかり合える。でも実際はそうではなくて、やっぱり自分はひとりで、相手は違う人間で、いくら言葉を交わしてもわかり合えない。 「他人と関わることに絶望して、それでも他人と関わりながらいきていくことを引き受けた後で見えてくるものが、わたしとあなたの間にある風景だと思うんです」 自分の話なんか誰も興味ない。相手の話なんか聞きたくない。それでも人が会って話す理由は、違う人と同じ風景を見るためなのだ。笑う。気づく。感動する。会話とは、共に旅をすることなのだ。 「『教養のある人物』をわたしなりに定義すると、向かい合った時に、『私は何も知らない。世界はこんなにも広くてわからないです。そして我々は最後は死んじゃいます。なので今、少し笑いましょう』と感じさせてくれる人ではないだろうか」 教養のある人になりたいな。近況報告や自慢や愚痴の聞き合いではない、あさっての方向へ行くための会話をたくさんしたいな。

Posted byブクログ

2021/11/16

人と自分は違う、当たり前だけどそれを自覚したら、気持ちが楽になった。自分の気持ちを理解して欲しいとか、相手のことを理解したいとかなり捉われていたけど、自分とは違うんだから全部は理解できないし、孤独であることに気づくことが大事なんだと思った。 あと、機嫌の良い自分でいることも大切。...

人と自分は違う、当たり前だけどそれを自覚したら、気持ちが楽になった。自分の気持ちを理解して欲しいとか、相手のことを理解したいとかなり捉われていたけど、自分とは違うんだから全部は理解できないし、孤独であることに気づくことが大事なんだと思った。 あと、機嫌の良い自分でいることも大切。相手に振り回されない。自分で機嫌を取る。 読んでいてポジティブになれる本だった。 定期的に読み返したい。

Posted byブクログ

2021/11/16

コロナで、人と会って話すことがぱったり無くなった。だから人と会って話す機会に恵まれるとあれもこれも話したくなって、思うままに支離滅裂に話してしまい失敗することがしばしば…。少しでも話すのが上手くなりたいと思って読んでみた。 本文にあった、スーパーで話し込んでいた女性たちのシーンが...

コロナで、人と会って話すことがぱったり無くなった。だから人と会って話す機会に恵まれるとあれもこれも話したくなって、思うままに支離滅裂に話してしまい失敗することがしばしば…。少しでも話すのが上手くなりたいと思って読んでみた。 本文にあった、スーパーで話し込んでいた女性たちのシーンが印象的だった。お互いの話を聞いていなくともそれぞれ話せてスッキリしている。究極はここかも。そして、会話にツッコミはいらないということ。田中さんの言う通り、ツッコミはマウントだ。この理論は子どもと話している時にも当てはまるな、と思った。ツッコミをせずボケにボケで返したり、さらなる質問をしたりするのはものすごく高度な知識を求められてる。意識して話さないと。 結論として上手く会話するにはいろんな知識をつけて、お互いご機嫌でいられるようにやり取りするってことなのかな。知らんけど。

Posted byブクログ

2021/11/15

OL時代、架空のおもしろ取引先を創造して案件を進める想定をしていた。同僚からどんなスパイシーな言葉が返ってくるのか、自身の次の一手はどうするか…手元の仕事は一向に進まないが、毎日わくわくしていた。 もちろん仕事の合間に、ほんのちょっと…ちょっとだけ行っていた遊びだったが「自分の事...

OL時代、架空のおもしろ取引先を創造して案件を進める想定をしていた。同僚からどんなスパイシーな言葉が返ってくるのか、自身の次の一手はどうするか…手元の仕事は一向に進まないが、毎日わくわくしていた。 もちろん仕事の合間に、ほんのちょっと…ちょっとだけ行っていた遊びだったが「自分の事でも相手の事でもない話」なのに、会話している相手のひととなりが垣間見えたりする。 同僚の妄想のクセ次第で架空の取引先の行動や人間性も変わってくるのだから、目が離せなかった。この本を読んでそのことを思い出した。 自身ができる最も身近な社会貢献は「良い言葉」と「良い笑顔」 体に彫りたいなと思うほど沁みました。

Posted byブクログ

2021/11/08

少し人との接し方を変えてみようと思いました。話すのが苦手、気軽な世間話ができない、そんな人たち(僕もその一人)には、ちょっとした助けになってくれるかもしれないと思いました。

Posted byブクログ

2021/11/08

本書の半分は、おふざけで出来ている。だから本気で読んではいけない。バファ〇ンの半分は愛情でできている風に語ってみたが、真実だ。 たくさんの学びを目的にこの人の本を手に取ってしまうと、肩すかしを喰らうのは目に見えている。肩をすかされた結果、イライラされてはたまらない。気楽に読むのが...

本書の半分は、おふざけで出来ている。だから本気で読んではいけない。バファ〇ンの半分は愛情でできている風に語ってみたが、真実だ。 たくさんの学びを目的にこの人の本を手に取ってしまうと、肩すかしを喰らうのは目に見えている。肩をすかされた結果、イライラされてはたまらない。気楽に読むのが正しい本なのだ。 会話のコミュニケーションについての書籍というのは、ご存じのように世の中に腐るほどある。この本の著者も書くことが決まってから、その手の本を軽く40冊も買ったらしい。それらを読んだ上で本書は書かれているので、もっともらしいことの逆を行っているのが特徴になる。そう、著者はこじらしている。なので、納得しやすいような理屈やありがちな会話術を知りたいのなら本書は買うべきではない。 が、しかしだ。著者である田中泰延さんを応援したい人だけにしか買ってもらえないとなると、それはそれで困ったりする。部数が伸びずに、次の作品を書く前に著者に失踪されては、ボクの楽しみがひとつ減ってしまうからだ。 だからちょっとだけ立ち読みして「なんじゃこりゃ?」と思ったとしても、とりあえず買って、次につないでほしい。次の世代に(?)バトンを渡してほしい。 よくわからない感想になったが、これがボクの感じた正直なことなので、どうかご了承いただきたくござ候う。

Posted byブクログ