認知症世界の歩き方 の商品レビュー

筧裕介(著者)

2022/07/15

項目に分かれていてそれぞれの実例や認知症の方の考え方がたくさん載っていて分かりやすかったです。困っていることや困りやすいことを把握して身近にいる認知症の方に寄り添えれば良いなと思います。

2022/07/14

１　認知症世界の歩き方「認知症のある人が生きている世界」がわかる１３のストーリー
五感のトラブル
時間・空間のトラブル
注意・手続きのトラブル
２　認知症とともに生きるための知恵を学ぶ旅のガイド

2022/07/09

乗るとだんだん記憶をなくすミステリーバス、距離も方角もわからなくなる二次元銀座商店街…。認知症のある人が経験する出来事を「旅のスケッチ」と「旅行記」の形式にまとめ、だれもが身近に感じるストーリーで紹介する。

分かったような、分からなかったような。
でも、そういう感じなんだろうな。

2022/07/09

認知症の方へのインタビューのまとめや現象の分類、その症状の背景など、興味深いしよくまとまっていると思う。
本格的な対処方法ではなく、何が起こっているのかを見極め、できるだけ理解・共有することに焦点が当たっているように感じた。そのためのブックデザインも工夫が見られる。

2022/07/08

認知症の症状は千差万別、いつ自分が診断されるか分からず、いくつかの症状は自負に当てはまる。ドキドキしながら読んだ。

2022/06/26

認知症の症状を旅行風に紹介しており、イラストたっぷりで一般の方でもとっつきやすい感じになっている。
個人的には症状に対する対処例なんかがもっとあれば、参考になってありがたかったかなと思った。

2022/06/24

認知症本人からの話を中心に、当事者以外もわかりやすく学べる。文章は難しくなく、イラストも多いので、あまり堅苦しくなく気軽に入りやすい。

後半は学んだ知識をもとに、解決策や付き合い方を提案。
もっと早くに知っていれば、今は亡き家族にもう少し寄り添えたかなぁと思う。

たくさんの人に読んでもらいたい一冊です。

2022/06/19

これまで身近に考えたことのない
認知症についてだったので、この本に描いてある
世界はどれもこれも怖かったです。
でも、読んでよかった。

2022/06/27

「認知症の課題解決は、○○○○○の仕事だ」

おわりに、の冒頭に書かれた文章を見て、なるほど、と納得しました。
だから、このような本になったんだ、って。
斬新な切り口、構成、、、今までどこにもなかった本、だと思います。

※○○○○○には、
　「医療従事者」ではなく、
　「福祉関係者」でもなく、
　　もちろん「家族と本人」でもない、
　5文字が入ります。

2022/06/11

「困っていることはあるのに、自分の口で言ってもうまく説明できない」
「おかしなことや嘘を言っているように思えるかもしれませんが、本人の記憶の中では正しいことを言っている」

つい最近、犬を飼い始めました。初めての体験で戸惑うことばかりです。吠えるとつい叱ってしまうのですが、彼女なりの理由が絶対あるはずなのですよね。
認知症の方のあらゆる困った行動にも全て意味があるんだ、というのがとてもよく分かりました。
赤ちゃんが泣くと『お腹空いたの？』『おむつ？』『抱っこ？』と、こちらが一生懸命考えを巡らすのに、今までできたことができなくなった人に対しては、私たちはついつい厳しい対応をしてしまいます。
分かりやすいように服やドアに印を付けるだとか、本人にしか分からないこだわりであってもどうしても気になるのであれば物自体を取り替えてあげるだとか、幼い子にはしてあげていたはずなのに、認知症の人に対しては厳しい対応をしがちだよなぁ、と反省させられる一冊でした。
そして、自分が認知症になる可能性も十分にあるわけで、その時の予習としてもとても役立つ本でした。

とりあえず、我が家のワンコちゃんに優しくするところから始めてみようかと思います笑。