認知症世界の歩き方 の商品レビュー
NHKの番組を見て読んでみました。 「認知症のある人が生きている世界を実際に見られるように」とわかりやすい旅ガイド形式でイラストとインタビューなどで描いた本。 「ミステリーバス」 「服の袖トンネル」 「トキシラズ宮殿」 「アルキタイヒルズ」 「顔無し族の村」 「パレイドリアの村」...
NHKの番組を見て読んでみました。 「認知症のある人が生きている世界を実際に見られるように」とわかりやすい旅ガイド形式でイラストとインタビューなどで描いた本。 「ミステリーバス」 「服の袖トンネル」 「トキシラズ宮殿」 「アルキタイヒルズ」 「顔無し族の村」 「パレイドリアの村」 「創作ダイニングやばい亭」 「七変化温泉」 すごくわかりやすかった。 もっと早く読んでおけばよかった~
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認知症のある人100人へのインタビューをもとに、認知症の症状をユーモラスなタッチで紹介。目と記憶には密接な関係があり、後者の不具合により前者への依存が進み、見えないもの=存在しないものと認識してしまう、という解説は初学者にわかりやすい。
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自分は看護師ですが、こうも認知症症状が具体的にすごい噛み砕かれている本は、医療系の本でもなかなかなく、ずっしりと腹落ちしました。物語風に書かれてることも、楽しく繋がりやすく学べ素敵な本と思いました!
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ほとんどの人が自分も通る道…当事者の気持ちが分かる本とは画期的でした。 みんなが生きやすい世の中になるといいのになぁと読んでいて思いました。 まず身近な人の気持ちを汲んでいければ…
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認知症を恐れてる私は少しでも理解できればと思って読んでみた。 他にも外国の映画(認知症当事者目線の物語)や脳科学者の母が認知症になったテレビ番組など見てきた。 目新しいことは特になかったけど出来ないことや難しいことが細分化されて書かれている。つまり何もできないということだ…。 ...
認知症を恐れてる私は少しでも理解できればと思って読んでみた。 他にも外国の映画(認知症当事者目線の物語)や脳科学者の母が認知症になったテレビ番組など見てきた。 目新しいことは特になかったけど出来ないことや難しいことが細分化されて書かれている。つまり何もできないということだ…。 どう声かけしたらいいのかサポートする側の人のことは書かれていないのは少し残念に思う。 内容が内容なだけに暗くなりがちだけど旅行記のように書かれていて良かった。当事者の言葉があるのはとても良くもっと増やして欲しいと思った。
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ここは、認知症世界。 認知症とともに生きる世界では、だれもがいろいろなハプニングを体験することになります。 ・乗るとだんだん記憶をなくす「ミステリーバス」 →自分のしたことを忘れてしまうのは、なぜ? ・だれもがタイムスリップしてしまう住宅街「アルキタイヒルズ」 →あてもなく街...
ここは、認知症世界。 認知症とともに生きる世界では、だれもがいろいろなハプニングを体験することになります。 ・乗るとだんだん記憶をなくす「ミステリーバス」 →自分のしたことを忘れてしまうのは、なぜ? ・だれもがタイムスリップしてしまう住宅街「アルキタイヒルズ」 →あてもなく街を歩き回ってしまうのは、なぜ? ・イケメンも美女も、見た目が関係ない社会「顔無し族の村」 →人の顔がわからなくなるのは、なぜ? ・熱湯、ヌルッ、冷水、ビリリ。入浴するたび変わるお湯「七変化温泉」 →大好きだったお風呂を嫌がるのは、なぜ? ・時計の針が一定のリズムでは刻まれない「トキシラズ宮殿」 →コンロの火を消し忘れてしまうのは、なぜ? ・一本道なのになかなか出口にたどり着かない「服ノ袖トンネル」 →同じ服ばかり着たがるのは、なぜ? ・ヒソヒソ話が全部聞こえて疲れてしまう「カクテルバーDANBO」 人の話を集中して聞けないのは、なぜ? etc... あなたは認知症世界を旅する旅人。 この物語に登場するのは、架空の主人公でも、知らないだれかでもなく、 「少し先の未来のあなた」や「あなたの大切な家族」です。 認知症世界の旅、はじまり、はじまり。
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第82回アワヒニビブリオバトル「【往路】お正月だよ!ビブリオバトル2022」第3ゲームで紹介された本です。オンライン開催。 2022.01.02
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認知症の当事者の目線に立って、どんな世界にいるのか分かりやすく説明してくれている。 他者から見ると、「なんでこんな簡単なことができないの?」「おかしいんじゃないの?」と思ってしまうようなことも、当事者からしてみたらちゃんとした理由がある。 これを知っているのと知らないのとでは、認...
認知症の当事者の目線に立って、どんな世界にいるのか分かりやすく説明してくれている。 他者から見ると、「なんでこんな簡単なことができないの?」「おかしいんじゃないの?」と思ってしまうようなことも、当事者からしてみたらちゃんとした理由がある。 これを知っているのと知らないのとでは、認知症への向き合いかたが全然違うと思った。 いつ自分や周りの人がなるとも分からない認知症。知っておいて損することはない素晴らしい一冊。 また、ふだんの生活で何気なくやっている行動は、ものすごく複雑な認知や識別能力の組み合わせだと知ることもできて、学びが深い。
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認知症の人の困っている点が理解できる貴重な本。イラストも深刻に構えず、どんな状況なのか、どう感じているのか、そう主張する原因が紹介されている。身近に認知症らしき人がいるときの大切な本。
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PART1 認知症世界の歩き方 PART2 認知症とともに生きるための知恵を学ぶ旅のガイド 認知症世界の歩き方では、自分にも思い当たることがあり、やや不安になる。
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