認知症世界の歩き方 の商品レビュー
認知症の方が生活の中でどう見えているのか、感じているのか自分が体験しているように理解することができる。こんな風になってしまうことの不安を抱いたものの、社会が理解して暮らしやすくしていくにはどうしたら良いのか考えるきっかけとなった。
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ハルカスの上の本屋さんで平積みになってるのを見て、買おうかどうしようか迷ったあの日から何年も経って、図書館で手に取って読めた。 心づもりはできないけど、ほんの少しでも何かの役にたてば良い。
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認知症の患者にヒアリングして作成した13の特徴的な類型を整理。キャッチーなタイトルとエピソードで認知症患者がどんなふうに感じているかがわかるようになっています。また、認知症患者への接し方や相談方法など介護者にもヒントになる情報が満載。高齢社会の中、知っておきたい内容が満載です。
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認知症ということを当事者の語りを交えて説明していることが秀逸。本当に読みやすいし、本当にわかりやすい。認知症というすごくネガティブで重い課題を出来るだけ分かりやすくしていると思う。成人になったら皆がこの知識を持ちながら社会を作っていきたいとすら感じた。
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「認知症のある方が実際に見ている世界」を、ちょっとファンタジーっぽいスケッチと旅行記の形で、まるで「ご本人の頭の中を覗いているような感覚」で、認知症のことを学べる一冊。わかりやすく不思議の世界を楽しく探検できました。
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認知症の方々を見る視点ではなく、認知症の方々から見える視点で説明がなされている点が斬新。 自らのジャッジや思い込みを排除して向き合ったときに見える世界は、認知症に限らず、多様性や包摂がキーワードの今、すべての方々に必要な視点だと思います。 それこそ「ユニバーサル・アクセス」に配慮...
認知症の方々を見る視点ではなく、認知症の方々から見える視点で説明がなされている点が斬新。 自らのジャッジや思い込みを排除して向き合ったときに見える世界は、認知症に限らず、多様性や包摂がキーワードの今、すべての方々に必要な視点だと思います。 それこそ「ユニバーサル・アクセス」に配慮してか、非常に平易でユニークなイラスト中心の流れですが、見方によってはホントにさまざまな視野世界へ飛ばしてくれる1冊です。 ( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor.jp/bookbar )
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認知症は高齢者がなるもの、と頑なに思っていたけど、身に当てはまるものが多くあった。高齢者というくくりではなく、脳の機能障害と言えば年齢問わず当てはまるものかもしれない。健常者が作っている生活環境だから、そうではないひとから見たら使いにくいのも当然のことと見る視点を変えてみようと思...
認知症は高齢者がなるもの、と頑なに思っていたけど、身に当てはまるものが多くあった。高齢者というくくりではなく、脳の機能障害と言えば年齢問わず当てはまるものかもしれない。健常者が作っている生活環境だから、そうではないひとから見たら使いにくいのも当然のことと見る視点を変えてみようと思う。
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NHKでこの本に基づいた番組が時々放送されている。 認知症の世界を、旅人がめぐっていくというストーリー仕立てになっているものだ。 いい番組だと思ったので、まとめて内容を知りたいと思い、本のほうも読んでみることにした。 「認知症の課題解決はデザイナーの仕事」、認知症の人たちが暮ら...
NHKでこの本に基づいた番組が時々放送されている。 認知症の世界を、旅人がめぐっていくというストーリー仕立てになっているものだ。 いい番組だと思ったので、まとめて内容を知りたいと思い、本のほうも読んでみることにした。 「認知症の課題解決はデザイナーの仕事」、認知症の人たちが暮らしやすいよう、生活をデザインするといいのだ、という考え方に、共感する。 それから、認知症への理解も深まった。 認知症というと、徘徊とか、家族の顔がわからなくなる、といったイメージがある。 ところが、認知症の現れ方は人それぞれだし、同じ「徘徊」という現象でも、その人ごとになぜそうなってしまうのかの原因は異なる。 しかし、その原因にアプローチする工夫によって、当事者も周囲の人も、暮らしやすくなる。 もちろん、そううまくいく場合ばかりではないのだろうけれど。 体が思った通りに動かせなくなるという症状も、運動器官の問題ではなく、認知症からくるということを初めて知った。 それから、認知症の諸症状も、考えてみれば、普通の人が体験することではないか、と思う。 私たちだって、寝ぼけているとき見当識を失うこともある。 疲れているとき、人の話が聞き取りにくかったり、同じ行を何度も読んでしまうこともある。 発達障害のように、スペクトラム状のものじゃないか、という気がしてくる。 そう考えれば、認知症の人が暮らしやすい社会は、きっとそうでない人にも暮らしやすいのではないか、と思えてくる。
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読みやすくスッと頭に入る。認知症に対し間違った認識を持っていたことに反省。認知症に優しい世界はみんなに優しい世界だと思う。その人を見て、できるように、生活を工夫する、というところに、認知症になったら何もかもできないようになるんではないんだ、工夫したらできるんだということに希望が持...
読みやすくスッと頭に入る。認知症に対し間違った認識を持っていたことに反省。認知症に優しい世界はみんなに優しい世界だと思う。その人を見て、できるように、生活を工夫する、というところに、認知症になったら何もかもできないようになるんではないんだ、工夫したらできるんだということに希望が持てた。
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認知症になった場合、当事者がどのような感覚、感情を抱いているのかを伝えてくれている本。身近な人が認知症になった時に、役にたつ一冊。認知症とはどういう症状があり、当事者がどのように感じているのかを理解できれば、接し方かも変わる。また、いずれは自分も当事者になる可能性があるものなので...
認知症になった場合、当事者がどのような感覚、感情を抱いているのかを伝えてくれている本。身近な人が認知症になった時に、役にたつ一冊。認知症とはどういう症状があり、当事者がどのように感じているのかを理解できれば、接し方かも変わる。また、いずれは自分も当事者になる可能性があるものなので、自分自身に気づきを与えてくれる。手元に置いておきたい一冊。
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