認知症世界の歩き方 の商品レビュー
祖母が認知症だったのと、周りにお年寄りが多いので認知症の世界を知りたいと思い、読む。 でも読んでみると、私も認知機能に問題あるのかな?というくらい、私の日常の悩みに近いものが多かった…。 人は誰しも認知機能の衰えに向かっていくものとは思うので、周りの人への配慮の方法を学べるのは...
祖母が認知症だったのと、周りにお年寄りが多いので認知症の世界を知りたいと思い、読む。 でも読んでみると、私も認知機能に問題あるのかな?というくらい、私の日常の悩みに近いものが多かった…。 人は誰しも認知機能の衰えに向かっていくものとは思うので、周りの人への配慮の方法を学べるのはもちろん、「明日は我が身」でどんな症状が出てくるのか知ることができてよかった。
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周りの人が認知症かなと思ったらすぐ読むべき本。いろんな症例が例題含めて説明されています。気づきを与えてくれます。認知症だと早く分かったほうが関係者全員が幸せになれます。
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認知症を患った人たちの世界を、旅行になぞらえて探っていく…という内容でした。ざっくりとした感想ですが…(^^; 認知症の脳の中で起きている現象を、このように目で見て分かりやすく解説してくれると、周りの人にとって援助の助けになることでしょう。 アルツハイマー型認知...
認知症を患った人たちの世界を、旅行になぞらえて探っていく…という内容でした。ざっくりとした感想ですが…(^^; 認知症の脳の中で起きている現象を、このように目で見て分かりやすく解説してくれると、周りの人にとって援助の助けになることでしょう。 アルツハイマー型認知症を患い、発症後10年で他界した母。まだ、発症間もない頃、まだらぼけの時にこの本を読んでいたなら…。たぶん、もっとやさしくできただろうに。知らないより知っておいた方が、のちのち役立つ。 『老い』は誰にでも発生する事象。避けられない。病気や災害なども、そう。 だから、人は読書をするのだろう。困難に立ち向かう力を蓄えるために。たぶん。(シリアスに語ってしまいました…、レビューって難しいですね)m(。-ω-。)m
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当事者が感じている世界を旅に例えてわかりやすく説明。 ワインを飲み過ぎた時の私、大いに思い当たる現象がズラリ。なるほど、シラフでこの現象になるのが認知症というやつか。酒飲みは誰もが擬似的に認知症世界を体験しているはずだ。 認知症の症状を理解できるうえ対処法も掲載されていて心強い一...
当事者が感じている世界を旅に例えてわかりやすく説明。 ワインを飲み過ぎた時の私、大いに思い当たる現象がズラリ。なるほど、シラフでこの現象になるのが認知症というやつか。酒飲みは誰もが擬似的に認知症世界を体験しているはずだ。 認知症の症状を理解できるうえ対処法も掲載されていて心強い一冊。デザインもいい。
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理解しずらい「認知症の方が実際に見ている世界」が旅行記の形式でよく分かります。 ・乗るとだんだん記憶をなくす「ミステリーバス」 ・だれもがタイムスリップしてしまう住宅街「アルキタイヒルズ」 ・イケメンも美女も、見た目が関係ない社会「顔無し族の村」 ・熱湯、ヌルッ、冷水、ビリリ。入...
理解しずらい「認知症の方が実際に見ている世界」が旅行記の形式でよく分かります。 ・乗るとだんだん記憶をなくす「ミステリーバス」 ・だれもがタイムスリップしてしまう住宅街「アルキタイヒルズ」 ・イケメンも美女も、見た目が関係ない社会「顔無し族の村」 ・熱湯、ヌルッ、冷水、ビリリ。入浴するたび変わるお湯「七変化温泉」 ・時計の針が一定のリズムでは刻まれない「トキシラズ宮殿」 ・一本道なのになかなか出口にたどり着かない「服ノ袖トンネル」 ・ヒソヒソ話が全部聞こえて疲れてしまう「カクテルバーDANBO」 これほど認知症について詳しく、分かりやすく書かれた本はないでしょう。
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ぼんやりとわかっていたつもりだった認知の障害について、さまざまな事例が本人の困り感とともに類型として示されていて、面白かったし勉強になった。親が認知症になりそうな感じがするから、これで耐性ができた気がする。
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認知症の初期症状に、自分で困惑し始めた義母(79)に 「大丈夫だよ心配することないよ」と気休めにもならない言葉を かけていたけど、これからは認知症の世界を一緒に探検するつもりで 彼女の感じる世界を聞いてみようと思う。 そのうえで生活に支障が出てきたところを、本書に記されている工夫...
認知症の初期症状に、自分で困惑し始めた義母(79)に 「大丈夫だよ心配することないよ」と気休めにもならない言葉を かけていたけど、これからは認知症の世界を一緒に探検するつもりで 彼女の感じる世界を聞いてみようと思う。 そのうえで生活に支障が出てきたところを、本書に記されている工夫で 改善できてらと思う。
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元同僚の親戚の方のエピソードが掲載されており、お借りして読了。認知症の方から話を直接聞く機会ってあまりないよなあ、立場に立って考えたくてもなかなか難しいな〜〜が少しだけ解決できた。
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①ビジネス書グランプリ2022で総合4位(リベラルアーツ部門1位)という評価があったこと②父の認知症が始まったこと から購入して、読書。 医療、介護系のことを知ろうと思った時に難しいと感じることが多いけど、この本はイラストや『顔無し族の村』『ミステリーバス』などのネーミングにより...
①ビジネス書グランプリ2022で総合4位(リベラルアーツ部門1位)という評価があったこと②父の認知症が始まったこと から購入して、読書。 医療、介護系のことを知ろうと思った時に難しいと感じることが多いけど、この本はイラストや『顔無し族の村』『ミステリーバス』などのネーミングにより、すごく読みやすい。分厚い本だけど、さらさらと読めた。 認知症と診断されている人だけでなく、自分にも程度こそ違うが似たようなことがあったり、特別支援を受ける子どもや大人のことにもつながっている。多くの人の理解につながった。社会が認知症の人だけでなく、いろいろな人に優しくなっていってほしい。
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認知症について、当事者の感覚がイメージしやすいように書かれている。認知症の当事者となることに恐怖感を持つ人ほど読むと安心するのではないだろうか。どうかな。 「それ…の症状は自分にもありますね…」という項目がちょくちょくあり、脳の状態としての地続き感があるように思える。 先に樋口直...
認知症について、当事者の感覚がイメージしやすいように書かれている。認知症の当事者となることに恐怖感を持つ人ほど読むと安心するのではないだろうか。どうかな。 「それ…の症状は自分にもありますね…」という項目がちょくちょくあり、脳の状態としての地続き感があるように思える。 先に樋口直美氏の著作を読んでいたので、「おっこれは樋口氏の事例だな」という部分がいくつか見つかった。親しみや敬意を持てる人が認知症を公言して工夫しながら生活されているのも、「これから認知症になるかもしれない人」として何となく希望が持てる感じがする。
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