認知症世界の歩き方 の商品レビュー
認知症だったうちのばあちゃんが生きていた世界を知ることできたなぁ。 原因があるのだから理解して対応しろと迫るのではなく、当事者の視点を知って対応を工夫できるように導いてくれるデザインも素晴らしい。 想像力を段違いにパワーアップさせてくれる本! #読了 #君羅文庫
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認知症についてもっとも分かりやすく書いてある本の一つかと思います 特に3章のアルキタイヒルズは、驚きというかそういうことかと。 多くの人によんでもらいたいですね
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本屋で見て、装丁に惹かれて手に取ってみたら、すごく読みやすそうだし気になる内容だし、これはぜひじっくり読みたい!と思って買った本。 そしてこれは、将来絶対に役立つ!と思います。家族にも是非読んで欲しい。子どもたちにも。 認知症について、患者本人の話をまとめながら、とてもわかりやす...
本屋で見て、装丁に惹かれて手に取ってみたら、すごく読みやすそうだし気になる内容だし、これはぜひじっくり読みたい!と思って買った本。 そしてこれは、将来絶対に役立つ!と思います。家族にも是非読んで欲しい。子どもたちにも。 認知症について、患者本人の話をまとめながら、とてもわかりやすく、見やすく書かれています。小難しいことはナシ。専門用語もナシ。 怪奇現象かと思うような、でも決して冗談ではなく間違いなく本人に起こってる困りごと。たくさん載せているので、何かしら自分に起こりうるのでは、と思います。そんなことが自分の身の回りの人、または自分に起こっても、受け入れられる準備のための本。わかってあげられなくて、突っぱねてしまわないように…大切な心の備えができるかな。 カバーイラスト、デザイン、挿絵も、本当に良かったです。是非たくさんの人に、手に取ってみて欲しい本でした。
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色んな書店で平積みでお勧めされていて、装丁もいいし、中身も分かりやすそうだし、ってことで気になったもの。年末のベスト企画でも取り上げられていたりで、いよいよ入手・読了。100人くらいの話を聞いてまとめたものってことで、数だけ見ると少なく感じるけど、実際問題、本書の対象たり得るのは...
色んな書店で平積みでお勧めされていて、装丁もいいし、中身も分かりやすそうだし、ってことで気になったもの。年末のベスト企画でも取り上げられていたりで、いよいよ入手・読了。100人くらいの話を聞いてまとめたものってことで、数だけ見ると少なく感じるけど、実際問題、本書の対象たり得るのは認知症の自覚がある人に限定される訳で、そうなると、グッとハードルは上がる。逆に言うと、認知症全体を俯瞰するには、ちょっとパワー不足なのかもしれないけど。とはいえ本書、何といってもイラストが絶妙だし、平易な言葉でまとめられていることもあり、”地球の歩き方”的ガイドの役割は十二分に果たしてくれる。一家に一冊、みたいな感じかも。
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※このレビューにはネタバレを含みます
[江戸川区図書館] 江戸川区に予約済み。 珍しく江戸川区で10冊70件と在庫が多く、次いで江東区で9冊144件、墨田区で2冊70件となっていたので江戸川区に。 ちょうど直前に「マンガでわかる! 認知症の人が見ている世界 (健康実用)」を読めていたのがよりよかった。そちらも良書で、見開きの右側に正常者(介助者)視点の事実、左側に認知症の当人の見ている事実、がマンガで描きだされていた。 紹介の視点、それらの症状に対する原因や対処法など、認知症者の状況を説明し、より良い理解をすすめようとする方向性は全く同じ。 ただ、前者の方がパターンが大別されているのと、各事例をコンパクトに見開きマンガで紹介した後にその状況に対するピンポイントの対処が書かれているので、それを読んだ後にこちらを読んだ方がより深い認識と共感を得られると思う。そういう意味では偶然とはいえ、ホントにタイミングが良かった。 こちらの方が具象化したイラストと大きな活字で読みやすくなってはいるものの、ケースが細分化され、イラストはあるもののマンガではないため、さほど興味がなかったり読み進めるのが困難な人もいるかもしれない。 ただ、こちらの方は前書と違って各当人の言葉(実際は聞き取りから書き起こしているのだろうが)で起きた出来事とその時の気持ちがつづられるだけでなく、当人たちの工夫や対処法、それによる特に心情の変化が書かれていることが魅力的だった。 パート2は読み流しかけたが、最後に筆者が代表を務める「issue++design」の紹介や、「認知症未来共創ハブ」などの紹介もあり、出来れば介助者などはもちろん、認知症になりかけた、なっている方々にも読んで共感、学びを得てほしい良書だと感じた。
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認知症のことを患者目線で知ることができる本。 認知症とは様々なことを忘れてしまう病気だと思っていたが、それは誤りであることが本書を読んでよくわかった。 名前の通り「認知」に関する機能が低下する症状であり、それに伴って起こる生活の障害が項目に分かれて説明されている。
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とても読みやすく、わかりやすい。 そして役立つ。 今や認知症と聞いても珍しいとは思わなくなってきた。 身近に感じると言ってもいい。 夫の母も私の父も亡くなっているが認知症を患っていた。 近くに住んでいなかったので苦労したとは言えないのだが、身近にいた母や弟夫婦は大変だったと思う...
とても読みやすく、わかりやすい。 そして役立つ。 今や認知症と聞いても珍しいとは思わなくなってきた。 身近に感じると言ってもいい。 夫の母も私の父も亡くなっているが認知症を患っていた。 近くに住んでいなかったので苦労したとは言えないのだが、身近にいた母や弟夫婦は大変だったと思う。 たまに帰省するときに、忘れられていってるな…と感じることはあった。 この本は、認知症の頭の中を詳しく地図であらわして説明しているので、なるほど…と納得できる部分もありよく理解できた。 認知症とともに生きるため必要な知恵・心がまえ・ツール・情報もあって便利だ。 「できる」「できない」を知る、伝えることによって本人も周りも少し楽に生活できる。 自分自身がいつ認知症になるかわからない。 周りに迷惑はかけられないが、それすらわからなくなる…ということを防ぐためにも日頃から頭を使う、生きがいを見つける、やってみたいことを増やす、挑戦するということを心がけようと思った。 まぁ無理はしない程度に… 最後の生活シーン別困りごと索引もとても役立つ。
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認知症の読者と認知症に関心のある読者のどちらにも愛が溢れた一冊でした。 「五感に優しい生活空間を作る」「意味をすぐに理解できる目印づくり」認知症の祖母に出来ることはまだまだありそうだと力が出ました!
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映画「ファーザー」を見て 認知症世界の残酷さを知り 本書を手に取ったがとてもわかりやすくて やさしいる内容だった。 困りごとの根本とその構造ごとに整理されているし、絵もわかりやすい。フォントも読みやすい。 まったく医療介護知識のない私でも 何に困っているのかが見えてきて そうい...
映画「ファーザー」を見て 認知症世界の残酷さを知り 本書を手に取ったがとてもわかりやすくて やさしいる内容だった。 困りごとの根本とその構造ごとに整理されているし、絵もわかりやすい。フォントも読みやすい。 まったく医療介護知識のない私でも 何に困っているのかが見えてきて そういう方々にやさしくなれるような本だった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
認知症の親は、どのような世界に今いるのだろうと思い読んでみました。 字が大きくイラストも多めですが、『(認知症)世界の歩き方』という設定よりも、個別に書かれた行動の意味や生活シーン別の困りごと索引が役に立ったと個人的には思います。 軽度の認知症と長らく付き合っている人の言葉が主なので、この本では物足りない人も多いと思いますが、初心者にはいいと思います。 つまり、「なんでそんなことするの!」と思うような行動にも意味があることを、わかりやすく書いてあるので。 そういう意味で、私の勉強不足で母を十分理解できなかったと反省しています。 写真で見える顔と実際の人の顔が上手く結びつかない。 二次元の情報と三次元の情報を一致させることが難しいらしいです。 だから母は長男を見た時にすぐわかったのに、写真を渡したら「この人誰?」って言ったのか…。 認知症が進んだのかと思ってしまった。 ”会話中、関係ない話に飛んでしまう。自分の中では関係あると思って話すのだが、周りの人からは「話しの流れがわからない」と言われる。” これ、しょっちゅう父に言ってしまう。 答えやすいようにYESかNOで答えられるように質問しても「実は…」と関係ない話になってしまうので。 これは、完了済みのものと現在進行中のものが区別つかなくなるからだそうです。 とりあえずしばらく話を聞いてから、改めて質問するようにしているけれど、最初は何か誤魔化してるのかと疑ってしまった。 現在の親の症状だけではなく、将来の自分のためにももっと認知症を理解しなくちゃ。
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