ヨルガオ殺人事件(下) の商品レビュー

アンソニー・ホロヴィッツ(著者),山田蘭(訳者)

2022/04/24

上巻の終盤作中作「愚行の代償」より一気に下巻まで読めました。まさに 1粒で2度美味しくいただけました。手塚治虫TVアニメジャングル大帝の主人公名は米国版ではKimba なんですねえ初めて知りました。

2022/04/19

カササギより好きだったな。
作中の作品は犯人がすぐわかるのに、この作品自体の犯人は、なかなか予測がつけられなかったところも良き。

2022/04/16

何より登場人物の多さに苦労。ただでさえカタカナ名前は覚えにくい上、ミステリーの人々は人間関係が複雑、２作分の人数に悪戦苦闘。後半の作中作と現実の人に当て嵌めて行く時は？？？の嵐。またその上に名前の元ネタ作家まで出てきて、それ意味ないんじゃない！と半分諦めて読み進める。
話の煩雑さの割に、犯人はふーんという感じ。色々と話の中にはそれはどうかな？という部分も多分にはあったが、なんとか読み終えてホッとした。何故か。

2022/04/11

数々のミステリー関連ランキングでトップを走りつづけるアンソニー・ホロビッツ。

今作もこれでもかの満腹感がある。

一つのミステリー作品の中に別のミステリー作品を織り込み、しかも後者は一回読んだだけでも面白い上に、前者との関連でさらに深い謎を提示するという超絶技巧。

最近はサスペンス寄りの作品が多い中謎解きに振り切った本格推理物なので、お酒でも片手にじっくり楽しみたい一作。

2022/04/14

ゲイの世界がかなり主要なテーマになっていて想像力の限界を感じてしまった。また、謎の回収も強引な部分もあったと思うが、読書の時間は大変面白かった。
3度目の続編を期待したい。

2022/04/02

途中から小説を読まされたので少し混乱。複雑に絡み合った人間関係や嘘っぱちがたくさんあった。ちょっと読みづらいと感じた。

2022/03/27

2022/03/24 読了。

図書館から。

ほぉー…。
読み応えありました～。

作中作の出来もすごくない！？って吃驚です。

2022/03/17

おもしろい。アティカスピュントの作中作がすごい好み。古典ミステリー大好き。今作は謎解きが難しくてまったく予想できなかった。アンドレアスがかっこいい。

2022/02/28

なんだかんだ、いったんはずみがついたら止まらないのであった。

ホロヴィッツはもうひとつのシリーズの探偵（ホーソーンだっけ？）がめちゃめちゃ性格悪いので、こちらの作中作のピュントさん、久しぶりに読んだらすごく紳士でびっくりした（笑）こんなにいい人だっけ。

枠物語のほうも、怪しい人が何人も出てきて二転三転……あー、でもきっとまたすぐに忘れるんだ(^_^;;
まあいいか、おもしろかったから。

2022/02/27

作中作「愚行の代償」が、その部分を読み終えて、おもしろかった！と本を閉じ、違うまだ読み終わってないと開き直すぐらい面白かった。
更に、スーザンパートが丁寧に調査を進めていき、それが結び付いた瞬間の醍醐味よ。
私はぽんこつなので、スーザンと同じように辿っても、ちっとも閃かなかったのでなおさら。

一つの作品で2回満足感を味わえて大満足。