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国宝(上) の商品レビュー

4.4

684件のお客様レビュー

  1. 5つ

    345

  2. 4つ

    230

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    2

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2026/04/11

素晴らしい。 映画では描かれなかった徳次との関係性がよく描かれ、血の繋がりのない環境に1人入った喜久雄の人間的な部分も感じられた。青春篇という表題の通り。 ですます調の小説はあまり好まないが、この本では客観的な語り口調から登場人物の心情や生き様を感じられたため、それはそれでよかっ...

素晴らしい。 映画では描かれなかった徳次との関係性がよく描かれ、血の繋がりのない環境に1人入った喜久雄の人間的な部分も感じられた。青春篇という表題の通り。 ですます調の小説はあまり好まないが、この本では客観的な語り口調から登場人物の心情や生き様を感じられたため、それはそれでよかった。

Posted byブクログ

2026/04/11

映画は未履修、前情報無しで読了。血みどろ描写が予想よりもあり、歌舞伎の煌びやかな描写との対比が人生ドラマの壮大さを引き立てさせていた。 地の文が落語のような滑らかな口調で語られ、ボリュームの割にとても読みやすかった。 若者二人の行く末が気になる

Posted byブクログ

2026/04/14

4月初め。 すっかり波に乗り遅れて悔しい思いをしていたのに。えっ。まだ上映してるって気がついて。映画!見に行ってきました。役者さん魂に引き込まれ。映像の迫力に見入って身体が硬直して、2回も見に行ってしまった。 ってな事で、本も手に入れました。 上巻のあらすじは映画とまぁまぁ同...

4月初め。 すっかり波に乗り遅れて悔しい思いをしていたのに。えっ。まだ上映してるって気がついて。映画!見に行ってきました。役者さん魂に引き込まれ。映像の迫力に見入って身体が硬直して、2回も見に行ってしまった。 ってな事で、本も手に入れました。 上巻のあらすじは映画とまぁまぁ同じ。読みやすくてすらすら読める。 喜久ちゃんもしゅんぼんも、人間がええひとやなーって思う。成功する人は、一つのことを成し遂げるひとは、同じ事を繰り返しできる。何年も何年も修行した先にその人の人生があるねんなー。 次は下をよむぞー

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2026/04/04

映画も観たい!と思ったときには、既に映画の上映期間が終わっていた…。年始からずっとちまちま読んで、やっと読了。でも読みにくいわけでも難しいわけでもなく、単に私自身の状態でなかなか読み進められなかっただけ。登場人物がどの人も魅力的で、歌舞伎を知りたいと思わせてくれる作品。とても良い...

映画も観たい!と思ったときには、既に映画の上映期間が終わっていた…。年始からずっとちまちま読んで、やっと読了。でも読みにくいわけでも難しいわけでもなく、単に私自身の状態でなかなか読み進められなかっただけ。登場人物がどの人も魅力的で、歌舞伎を知りたいと思わせてくれる作品。とても良い!!

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2026/04/02

映画が評判のようだったので、興味を惹かれて図書館で長い予約待ちをして、やっと読めました。 映画は見ていないし、内容を知らないまま読み始めたが、独特の語り口が面白く、読みやすかった。 下巻を読まないと、評価は難しいのかな。 上巻についてのブクログでの皆さんの評価もとても高いが‥。 ...

映画が評判のようだったので、興味を惹かれて図書館で長い予約待ちをして、やっと読めました。 映画は見ていないし、内容を知らないまま読み始めたが、独特の語り口が面白く、読みやすかった。 下巻を読まないと、評価は難しいのかな。 上巻についてのブクログでの皆さんの評価もとても高いが‥。 喜久雄は、ウジウジして、女たらしで、あまり魅力を感じない。 これが歌舞伎の世界なのか? もっと貪欲に芸の道に生きる話かと思っていたので残念でした。 しかし、下巻で喜久雄の成長に期待したい。

Posted byブクログ

2026/04/02

吉田修一『国宝 上 青春編』朝日文庫。 ブクログでも評判が良く、映画もヒットした話題の小説。たまたま古本屋の棚に上下巻が並んでいるのを発見し、貯まっていたポイントを使って購入した。 芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞のW受賞作。朝日新聞に連載されていたのは知っていたのだが...

吉田修一『国宝 上 青春編』朝日文庫。 ブクログでも評判が良く、映画もヒットした話題の小説。たまたま古本屋の棚に上下巻が並んでいるのを発見し、貯まっていたポイントを使って購入した。 芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞のW受賞作。朝日新聞に連載されていたのは知っていたのだが、一度も読んだことは無かった。そもそも新聞の連載小説を真面目に読んでいる人はどれだけいるのだろうか。 物語はまるで映画のナレーションのような柔らかな語り口で進行する。そして、冒頭の侠客たちが見守る中、老舗料亭で開催された新年会の余興で立花喜久雄と早川徳次が舞う歌舞伎の描写には息を呑んだ。目の前にその光景が浮かんで来るような素晴らしい描写である。吉田修一はこれ程までの腕を持つ作家であったろうか。もうこの時点で完全に心を掴まれてしまった。 まるで人生の縮図を見るかの如き山あり谷ありの面白いストーリー。なるほど、多くの読者が魅了されるのも頷ける。 1964年元旦、長崎は老舗料亭『花丸』で立花組の新年会が開催される。その場には歌舞伎役者の二代目花井半次郎も居た。その中で、組長の立花権五郎の息子の喜久雄と部屋住みの徳次が歌舞伎の名場面を見事に演じ、居並ぶ侠客や歌舞伎役者の花井半次郎、料亭の女中や芸妓たちから喝采を浴びる。 歌舞伎を演じ終えた喜久雄と徳次が風呂に浸かっていると女中が悲鳴を上げ、飛び込んで来た。立花組の新年会の場に宮地組の組員たちが武器を携え、殴り込みをかけて来たのだ。武器を携えた宮地組の組員に対して、素手で防戦する立花組の組員たち。ついには組長の立花権五郎に宮地組の組員たちが襲い掛かるが、権五郎は襖を振り回し、対抗するが愛甲組の村井に裏切られ、拳銃で撃たれ、数日後に生命を落とす。 宮地組への復讐心に燃える徳次に対して、復讐など意に返さない素振りの喜久雄だったが、中学校の朝礼で宮地組長が講演を行うと聞き、密かにドスを持って登校する。宮地組長の講演が始まるやドスを手に登壇し、宮地組長に突進した喜久雄だったが、襲撃は失敗に終わる。 この事件で長崎から追い出された喜久雄は徳次と共に大阪の花井半次郎の元で世話になることに。喜久雄は半次郎の息子の俊介と共に厳しい歌舞伎の稽古に明け暮れ、徳次は手代の源さんの見習いとなる。 と、ここまではほんの出だしに過ぎず、この後の山あり谷ありの展開に一喜一憂、喜怒哀楽の感情の全てが大きく揺さぶられることになる。 本体価格800円(古本0円) ★★★★★

Posted byブクログ

2026/04/02

Audibleにて 映画未視聴。映画が大ヒットした理由が分かりました。めちゃくちゃおもしろい!続きが気になります。とくじがいい男すぎる。

Posted byブクログ

2026/04/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

己ひとつで成り上がれ。 任侠の家に生まれた喜久雄は、抗争で父を失い、縁のあった歌舞伎の大名跡のところで部屋子になる。そこには跡継ぎを約束されていた俊介がいた。競い合って仲良く成長していく2人だが、半二郎の降板に代役として喜久雄が指名されたことから、俊介が出奔し——。 持たざる者と奪われた者。語りが話に引き込む。映画は観ていないけど、映像として映えそうな作品ではある。帰ってきた俊介は、万菊が言ったように恨みを抱きながらそれでも舞台に立たざるを得ないのだろうか。喜久雄はどこまで自分を抑え込みながら爆発を待つのだろうか。最初の頃にあった、復讐をしないと言われながら、自分の中では機会をうかがっていた喜久雄を思う。いざ襲撃したものの失敗し、その結果まったく意図せざる方に道が開かれた喜久雄。下巻にもそのような道があるのではないか。

Posted byブクログ

2026/04/02

同じ映画を2回観に行くほど(人生で初めてです)、あまりにも面白かったので、原作の方は⋯?と気になりました。 結論としては、まだ上巻しか読んでいませんが、面白すぎて、映画を観た時のように興奮冷めやらず、です。 大筋では一緒の流れになっていくのでしょうが、小説では細かい設定や解説もあ...

同じ映画を2回観に行くほど(人生で初めてです)、あまりにも面白かったので、原作の方は⋯?と気になりました。 結論としては、まだ上巻しか読んでいませんが、面白すぎて、映画を観た時のように興奮冷めやらず、です。 大筋では一緒の流れになっていくのでしょうが、小説では細かい設定や解説もあり、一番の違いは、映画では長崎時代で出演が終わっていた徳次が、小説ではその後もずっと喜久雄の側にいた事でしょう。 確かに徳次が長崎の場面以降もこまめに出続けていたら、ただでさえ長めの上映時間が、とんでもない長さになっていたでしょうから、映画での取捨選択、何を際立たせるかという点で正しい選択だったのかも知れません。 映画より落ちぶれていく様子に胸が潰されそうな気持ちになりました。 世襲ではない者が後ろ盾を失うとこんなに転がり落ちてしまうものなのですね。 小説では、そんな喜久雄のそばで見守る徳次の存在の大きさを強く感じました。なぜ、あそこまで強く喜久雄のそばで寄り添え尽くせるのか。 喜久雄、チンピラ上がりと思っていたけれど、本当にいい男、に思えました。 歌舞伎の知識がなく、演目を見ても、演じるシーンを観ても、その場面にピンと来ないまま⋯のことがありましたが、そこのところも小説では解説があり、良かったです。 下巻が楽しみです。

Posted byブクログ

2026/03/30

(良)図書館に予約して約半年後にようやく回ってきました!グイグイと引き込まれて早いペースで読み終えました!映画はまだ見ていませんが、豪華俳優陣を思い浮かべて楽しみました!登場人物たちが魅力的で、これはぜひ映画も見たくなります。喜久雄、俊介、半二郎それぞれの立場や気持ちを考えるとす...

(良)図書館に予約して約半年後にようやく回ってきました!グイグイと引き込まれて早いペースで読み終えました!映画はまだ見ていませんが、豪華俳優陣を思い浮かべて楽しみました!登場人物たちが魅力的で、これはぜひ映画も見たくなります。喜久雄、俊介、半二郎それぞれの立場や気持ちを考えるとすごく嬉しいことも苦しく、複雑な感情を覚えました。下巻がまた楽しみです。

Posted byブクログ