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国宝(上) 青春篇 朝日文庫
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国宝(上) 青春篇 朝日文庫

吉田修一(著者)

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国宝(上) 青春篇 朝日文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2021/09/07
JAN 9784022650085

国宝(上)

¥825

商品レビュー

4.4

549件のお客様レビュー

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2025/12/17

話題作で本屋に大量に積み上げられていたので読んでみた。喜久雄と俊介という2人の役者の成長物語です。独特な語り口が特徴で慣れるまで少し時間がかかるけどこの語り口こそが物語の雰囲気を仕立てていて魅力的です。詳しい感想は下巻に。

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2025/12/17

映画を観てから読みました 映画ではカットされていた部分がかなり多くあることに驚き それぞれの心情やことの経緯なども映画では分からなかった部分が補完されていく 喜久雄の継母は喜久雄を大阪へ厄介払いしたのかと思ったらまったくの逆だったり 俊介の母も、実の子よりも部屋子に目をかけ...

映画を観てから読みました 映画ではカットされていた部分がかなり多くあることに驚き それぞれの心情やことの経緯なども映画では分からなかった部分が補完されていく 喜久雄の継母は喜久雄を大阪へ厄介払いしたのかと思ったらまったくの逆だったり 俊介の母も、実の子よりも部屋子に目をかけた夫を憎しみながらも「役者の妻」としての矜持を見せたり 市駒や娘など、女性たちの姿が印象的

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2025/12/16

間違いなく今年1番の作品。 最初は文体になかなか馴染めなかったが、その文体こそが更に歌舞伎の世界にのめり込ませてくれる。 歌舞伎に全く触れたことがないのに、舞台の香りや空気感まで感じることができ、自分が観客であるような感覚になった。長崎の少年時代ですでに映画一本創れるような情報量...

間違いなく今年1番の作品。 最初は文体になかなか馴染めなかったが、その文体こそが更に歌舞伎の世界にのめり込ませてくれる。 歌舞伎に全く触れたことがないのに、舞台の香りや空気感まで感じることができ、自分が観客であるような感覚になった。長崎の少年時代ですでに映画一本創れるような情報量。見ればまだ厚さ1センチ分もなかった。各々の人物の過去や梨園の女たちの生き方と強さが細かく描かれていて、全ての登場人物に感情移入してしまう。 上下読み終えた後は放心状態…国宝になる程の人間の心の内は計り知れないなと。

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