沈黙のパレード の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2024/05/07

この本の面白さは、物語に何回もどんでん返しがあるところだと思います。非常に複雑ではありますが、それら全てが解明される時にとても満足した感情になるでしょう。

パレード中に起きた殺人事件の容疑者たちが沈黙を貫く中で真相にたどれるかという内容でしたが、しっかりと楽しむことができました。

私自身はガリレオシリーズは献身した見たことがなかった(しかも映画)ため、今作が私自身初となる本でのガリレオシリーズでしたが、湯川先生の慧眼、また優しさなどを感じ取ることができました。同じシリーズ作として加賀恭一郎作品がありますが、湯川先生は大学の教授であり、そこで差別化がされているため、どちらも楽しめる物だと思います。これからはガリレオシリーズ制覇に向けてページを進めていきたいと思いました！

2024/04/30

テンポよく話が進むので読み応えがあって楽しかった。読み手の推測の一歩二歩先にいってくれる感じが心地よかった

2024/04/22

ガリレオシリーズでまだ読んでなかったので買った一冊。

先にテレビで放送してたのを見てしまった。

でも酒に酔ってて内容が曖昧
って事で小説読んでみた

結構結末が複雑だった

これで終わりかと思ってもまた結末がひっくり返る。

あぁ残念な結末だなと思ったらまた予想外な事
なんとなくいい結末でよかった

刑事対容疑者ってより刑事対町民って感じ
なんか刑事が悪者にみえる

沈黙
沢山ありました
まさに沈黙のパレードって感じた小説でした。

2024/04/21

身体が引き裂かれるような、遺族達の沈痛な決意に読みながら何度も涙が出た。
作中、私の大好きな『容疑者Xの献身』に言及したり、真相はまた一捻りあるのが良い。

2024/04/10

3.4くらいかな

完黙により起訴を２度も免れた蓮沼がとても嫌な存在、

湯川によって真実の真実が暴かれると、とてもやるせない真相だったなぁ

デビュー間もない大事な時に妊娠した沙織、そしてその恋人高垣に腹立ってしまうな、事の発端は妊娠やないかい。ふたりとも子供やな、周りのこと何も考えてない行動やなぁ

プロデュースの新倉やその妻留美のやるせなさに同情してしまう。

2024/04/08

　真相が分かったと思ったらまた更なる真相が、という構成で最後まで続きが気になる作品だった。町の住人たちが考えた渾身のトリックが見事だったし、それを湯川と草薙刑事、そして内海刑事が真相を導く過程もさすがだった。個人的には湯川が「容疑者xの献身」でのやるせない思いを二度と繰り返さないように行動しているのが印象的だった。それにしても、タイトルの「沈黙」がよりストーリーを意味深なものにしていると感じた。

2024/03/26

沈黙が本当は誰に対してのものなのか。

物語が完結したと思わされてからさらにひっくり返る。
沈黙のパレードはどこまで続くのか。

2024/03/18

最高だった
やっぱりガリレオシリーズは最高だ
どう殺したか、もそうだけどなぜ殺したかが面白い
透明な螺旋の文庫早く出版されないかな

2024/03/15

いやぁ、期待以上だった。
タイトルから察する通り黙秘権が鍵となる…と言うよりは黙秘権が若干憎らしくもなるのだが、それがまたこの作品を面白くしている。
そして湯川先生がますます人間味があって良い。
映画の再放送が楽しみ。
(自慢みたいだが佐織殺しの真相を大体予想出来たのは嬉しい)

2024/03/14

静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。逮捕されたのは、23年前の少女殺害事件で草薙が逮捕し、無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。町のパレード当日、その男が殺された。容疑者は女性を愛した普通の人々。彼らの“沈黙”に、天才物理学者・湯川が挑む!
ガリレオvs.善良な市民たち

“容疑者X”はひとりじゃない。