沈黙のパレード の商品レビュー
ガリレオシリーズ第9作。長編。 なぜ湯川が真相を知ったかが分からない。 面白いが消化不良のような感じ。
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2024年の1冊目。図書館で見つけて、何となく借りてみた。ガリレオシリーズについては、容疑者Xの献身や、真夏の方程式とか、有名どころを摘んで読んでる程度。 今回の真相も、そうきたか!という部分あり、最後までノンストップで読破。楽しめました。ただ、湯川教授が、だいぶ丸くなった印象...
2024年の1冊目。図書館で見つけて、何となく借りてみた。ガリレオシリーズについては、容疑者Xの献身や、真夏の方程式とか、有名どころを摘んで読んでる程度。 今回の真相も、そうきたか!という部分あり、最後までノンストップで読破。楽しめました。ただ、湯川教授が、だいぶ丸くなった印象。なんかもっと変人だった記憶があったのだが。 いろんな伏線もある気がして、シリーズ通して読みたくなった。
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東野圭吾作品の中での、個人的ベスト5に入る作品。出版されてまもない時期に読んで、「このエンタメが1700円くらいで買えるなんて、読書って本当に素晴らしい」と思った記憶あり。映画化もされていて、映画の方だとちょっと良さが半減していたものの、原作を読んだ時は、物語の重厚感と、構成の緻...
東野圭吾作品の中での、個人的ベスト5に入る作品。出版されてまもない時期に読んで、「このエンタメが1700円くらいで買えるなんて、読書って本当に素晴らしい」と思った記憶あり。映画化もされていて、映画の方だとちょっと良さが半減していたものの、原作を読んだ時は、物語の重厚感と、構成の緻密さと、結末の意外さに圧倒されました。
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これ、世に出して大丈夫? 模倣する犯人出てこない? 蓮沼の心理がやばい。 さおりはまだ死んでなかったのにとどめをさして、死体を遺棄 年金不正受給・・怖すぎる 黙秘権、証拠不十分にする手法とか本当に怖い 殺したのは自分だと思い込んでしまったが故に利用されてしまった留美、妻のために犯罪を犯してしまった直己。 23年前に殺された姪の為に。友のために。元カノの為に。それぞれが少しずつ犯罪に加担していた。湯川先生の推理が今回もキレキレ。
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東野圭吾作品は、やはり単なる殺人で終わらない。深いストーリー、それでいて無理のない設定がすーっと頭に入っていき、読んでいてとても面白かった。湯川と草薙の掛け合いも見事だと思う。個人的には湯川=福山雅治の配役も素晴らしいと思っていて、読みながら福山さんの姿が浮かんで楽しく読み終えた...
東野圭吾作品は、やはり単なる殺人で終わらない。深いストーリー、それでいて無理のない設定がすーっと頭に入っていき、読んでいてとても面白かった。湯川と草薙の掛け合いも見事だと思う。個人的には湯川=福山雅治の配役も素晴らしいと思っていて、読みながら福山さんの姿が浮かんで楽しく読み終えた。
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ラストスパートがすごい。ガリレオシリーズは容疑者Xと真夏の方程式に続き読んだのは三作目で、順番どおりでもなんでもない読み方をしているのですが、やっぱり1作1作がしっかりと面白い
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福山雅治のイメージがつきまとうので あんまり好きではないガリレオシリーズだけど (福山さんが嫌いなのではないけど、先入観になってしまうので) やっぱりさすが東野さんだなと思う。 湯川さんが切れ者すぎて、 草薙さんが無能に見えちゃうけど、 取り調べのシーンでは迫力があった。 ...
福山雅治のイメージがつきまとうので あんまり好きではないガリレオシリーズだけど (福山さんが嫌いなのではないけど、先入観になってしまうので) やっぱりさすが東野さんだなと思う。 湯川さんが切れ者すぎて、 草薙さんが無能に見えちゃうけど、 取り調べのシーンでは迫力があった。 年を取らないシリーズ物がある一方で、 こちらのシリーズはきちんと年を重ねていくのも 面白みの一つかと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
あなたならどうするだろうか。 事件は解決したように思えた。それぞれがやるせない思いを抱えつつも、それぞれにとって落とし所のある結末となっていた。 しかし、湯川や草薙は違和感に気づいてしまった。 草薙は、沈黙した。 湯川は、留美のもとを訪れ事件の真相を突き止めようとした。 私は、いいじゃないかと思った。 湯川が真実に忠実なのは分かるが、もうこれ以上かき乱す必要はないと。 これ以上、事件に巻き込まれた人々を、草薙を、いじめなくてもいいじゃないかと。 しかし、草薙は救われたのではないだろうか。 長年草薙を苦しめたこの事件に、もし、違和感を抱いたまま生きていくことになっていたら。草薙はこの先も、苦しみ続けたかもしれない。 全てを明らかにすることは、湯川の単なる自己満足ではなく、さまざまな人を思いやった末にたどり着いた結論だったのかもしれない。
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シリーズ9作目にして、ここまでの中でも最高の作品のひとつ。 普通の作家であれば、2/3くらいのところで結末を迎えるのだろうが、東野さんの場合はそこからの1/3がどんでん返し連発で、もはや驚愕! 経験を重ねてますます厚みを増す東野圭吾さん。 お勧めです。
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