宇宙人と出会う前に読む本 の商品レビュー
地球人が惑星際宇宙ステーションに初めて参加、宇宙人と交流するというストーリーの中で、最新の宇宙に関する知識を勉強することができる。 発想を宇宙人との交流に飛ばすことで我々が当たり前と思っていることが意外とそうでもないことに気づく。宇宙で自らの位置をどう説明するか。恒星の種類と太陽...
地球人が惑星際宇宙ステーションに初めて参加、宇宙人と交流するというストーリーの中で、最新の宇宙に関する知識を勉強することができる。 発想を宇宙人との交流に飛ばすことで我々が当たり前と思っていることが意外とそうでもないことに気づく。宇宙で自らの位置をどう説明するか。恒星の種類と太陽の色が緑であること。周期表は宇宙共通の教養であること。地球のように太陽が1つ、月が1つという惑星はむしろ珍しいこと。ダークエネルギーやダークマター、CMB。地球の生物で左右対称が多いのは逃避の原理。数という概念などなど。
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実に面白い。よく分からないし、ツッコミたくなる事は満載ではあるが、この発想が好き。ただ自分は宇宙人偏差値めちゃ低い…
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不思議な感覚を覚える本だった。 どこまでが現実でどこからがフィクションなのかわからなくなり、最後まで終わってしまった。教養が足りなかった。
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宇宙人と出会った時に自分や生まれ故郷である地球のことを どう説明するかという設定のもとに、地球、そして太陽系が たくさんある星の中のひとつにしか過ぎないということを 学んでいく本と言えよう。連星を回る惑星に生まれた文明に 唯一神が登場するかという疑問は秀逸。相対化の訓練でも ある...
宇宙人と出会った時に自分や生まれ故郷である地球のことを どう説明するかという設定のもとに、地球、そして太陽系が たくさんある星の中のひとつにしか過ぎないということを 学んでいく本と言えよう。連星を回る惑星に生まれた文明に 唯一神が登場するかという疑問は秀逸。相対化の訓練でも ある。
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最近見たテレビ番組で、指揮者の西本智美と佐治晴夫博士が音楽と物理学の関係を語り合ってました。1977年ボイジャー探査に搭載したゴールデンディスクに選ばれた音楽がバッハであることも触れられていて、宇宙と人間の不思議さに心が揺さぶられ、そんな感覚に目覚めた小学生の頃にタイムトリップし...
最近見たテレビ番組で、指揮者の西本智美と佐治晴夫博士が音楽と物理学の関係を語り合ってました。1977年ボイジャー探査に搭載したゴールデンディスクに選ばれた音楽がバッハであることも触れられていて、宇宙と人間の不思議さに心が揺さぶられ、そんな感覚に目覚めた小学生の頃にタイムトリップしました。1972年のパイオニア探査機に載せられた金属板のことも思い出しました。宇宙人に地球のことを理解してもらうのに、言葉じゃダメなんだ…数字や原子モデルじゃなくちゃ…と驚いたこととかです。たまたま手にした本書はそんな気持ちにピッタリハマるブルーバックスです。ボイジャーもパイオニアも出てきます。ちょっと早い夏休み読書って感じでした。宇宙人のことを知ることは、自分のことを知ること、自分のことを知ることは自分じゃない人に自分のことを説明出来ること。数学と物理学の本に見えますが、これは普遍的コミュニケーションの本でもあると思います。連星を太陽とする星の神様はどうなるんだろう?という問いかけ、奥深いです。といいつつ、宇宙偏差値、メチャ低かったです。本書では否定している「人間原理」にも誘惑されそうになる時あるし…でも、これからは少なくとも「人間原理」ではなく「宇宙人原理」と思うように出来るかも。
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NASAも研究を進めている今、宇宙の話をするのにこういった設定で進めていくのは面白いかも。 設定だけでいえばツッコミどころは多いのだが、内容はいたってまじめで、しかも難解。細かい話は素人には理解不能です。宇宙背景放射っていわれても・・・ 理解としては、ホントざっくりです。 ただ一...
NASAも研究を進めている今、宇宙の話をするのにこういった設定で進めていくのは面白いかも。 設定だけでいえばツッコミどころは多いのだが、内容はいたってまじめで、しかも難解。細かい話は素人には理解不能です。宇宙背景放射っていわれても・・・ 理解としては、ホントざっくりです。 ただ一つ言えるのは、小説「三体」を読む前にこの本を読んでおいたら、もっと面白かったかもということです。
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本書は一般市民代表として、あなた(読者)がほかの宇宙人と交流するという設定で、「宇宙」で通用する常識を学んでいきます。地球の価値観にとらわれず、宇宙における常識を培う目的で章が進みます。例えば「どこから来ましたか?」と問われたとき、「地球から。」と答えるのではなく、宇宙で必要な教...
本書は一般市民代表として、あなた(読者)がほかの宇宙人と交流するという設定で、「宇宙」で通用する常識を学んでいきます。地球の価値観にとらわれず、宇宙における常識を培う目的で章が進みます。例えば「どこから来ましたか?」と問われたとき、「地球から。」と答えるのではなく、宇宙で必要な教養からどう答えるのがよいのか、学んでいきましょう!
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設定が面白い!そもそも地球以外の視点で宇宙を考えたことがなかったので、カレンダーの話とかがとても面白くて(理解できたかはともかく)、どんどん読み進めることができました。
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最初の3章までめちゃくちゃ面白い いままでにない観点・世界の見方をすることができる ビックバン以降の宇宙の成立ちは勉強になったが、なぜビックバンが起きたかについては触れられてない ◎1章〜あなたはどこから来たのですか? ◎2章〜あなたは何でできてますか? ・原子には大きくな...
最初の3章までめちゃくちゃ面白い いままでにない観点・世界の見方をすることができる ビックバン以降の宇宙の成立ちは勉強になったが、なぜビックバンが起きたかについては触れられてない ◎1章〜あなたはどこから来たのですか? ◎2章〜あなたは何でできてますか? ・原子には大きくなりたい性質がある ・全ての元素は宇宙で生成されそれらが集まったり組み合わせを変えることで見た目は全く異なるものが形成される ・ビックバン→元素合成 ・原子の18の周期表は宇宙共通の教養、周期表は宇宙のロゼッタストーン(数字や文字に置き換えしてコミュニケーションがとれる?)周期表の縦のラインは科学的性質が同じで置き換えが可能 ※ケイ素は炭素に置き換えられるなど →彼(宇宙人)は私(人間)が炭素系なのか?ケイ素系なのかを知りたかった ◎3章〜あなたたちの太陽はいくつですか? ・全ての恒星の少なくとも半分以上は二個以上の星の組み合わせ。つまり太陽みたいなのが2個 ・衛星の数が1つなのも特殊 恒星:自ら光を発している星 惑星:恒星の周りをまわっている星 衛星:惑星の周りをまわっている星 ・太陽が2つ、月が2つあったら日食なんて珍しくない。日食で騒ぐのは地球だけ
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書店の店頭でピックアップされていたものをタイトルだけで読んでみた。 リアル『銀河ヒッチハイク・ガイド』か、宇宙人類学?的でちょっと怪しげな、(笑)または(失笑)なものを期待していたのですが、中身はまともな天文学、物理学、数学の、切り口を変えただけの本ですね。講談社のブルーバックス...
書店の店頭でピックアップされていたものをタイトルだけで読んでみた。 リアル『銀河ヒッチハイク・ガイド』か、宇宙人類学?的でちょっと怪しげな、(笑)または(失笑)なものを期待していたのですが、中身はまともな天文学、物理学、数学の、切り口を変えただけの本ですね。講談社のブルーバックスなら、そんなうさん臭い内容になるわけがないのだが。 私はSF好きで天文学も好きなので、それなりの知識はあったため、半分ぐらいは既知の内容で、残り半分は理解可能な初耳の話がほんの少しと、あとは私の理解を超えた違う次元の、ちんぷんかんぷんなものでした。
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