兇人邸の殺人 の商品レビュー

今村昌弘(著者)

2024/11/02

間取りが複雑すぎて話が進む度に見取り図を見にいってなんとか位置関係だけは食らいついた。

前作よりも前々作の屍人荘に雰囲気が似てる
。ミステリーと言うよりはサスペンスホラー
このシリーズはこっちの方が好きだけど、終わり方が唐突すぎて若干モヤモヤする。

クローズドサークル・安楽椅子探偵・シザーマン
設定が盛り沢山で人によっては要素を絞れよと思うかもしれない。

☆3.7

2024/10/26

事件に関わるまでの導入部分に疑問はあるし、周りくどい感じはあったが、面白く読めたとは思う。
ただ、ケイの思いが救われない、いや、救われたのかもしれないが、もっとどうにか、ならなかったのかと切ない気持ちが強かった。
最後に何かしらの救いが欲しいと期待してしまった。

2024/09/08

剣崎比留子シリーズ３作目、というのが正しいのでしょうか。
ついに葉村君が本格的に剣崎比留子のワトソンになってしまい、明智さん推しとしては寂しくもありますが、次が明智さんの作品と知りモチベーション上げつつ読みました。
とても悲しい終わりでやるせない気持ちです。
残酷で醜くい人間
不器用で素直じゃない上手く生きられない人間
そんな人間たちの悲しい物語だったように感じます。
そして、剣崎比留子にも大切なお話だったと思います。これからの葉村君との関係にも進展がありそうでワクワクです。
そんなときに明智さんメインの話が次に来るとか！！そんなの感情がおかしくなりそうです！！

2024/09/05

SF要素が混ざっている推理もの。比留子さんのキャラクターが好き。巨人と生き残りが報われなさすぎて悲しい

2024/08/29

シリーズ３作目。安定の面白さ！

館の見取り図が全然覚えられなくて、文章読みながら見取り図見返しながら読み進めてたから時間がかかった。

２人の関係がどう変化していくのかが楽しみ。次作の予約もしてるけど…いつ順番がまわってくるかな…

2024/08/26

すごく面白かった！！
たまに葉村君にイラッとしたりはしたけど（ーー；）

チョット怖くて、凄く切なかったけど・・
このシリーズの中では１番好き(^_^*)

2024/08/09

前作とは打って変わって怖かったー。
前回は「呪い」的な物がテーマだったけど今回は「巨人の殺人鬼」。
毛色違いすぎ

ただ、1作目に近い感じがあって自分としてはこっち路線の方が好き。
舞台は今回もクローズドサークル。
厳密に言うと脱出しようとすればいつでも出来るけど、それをやると一般の犠牲者が多く出てしまう。
ゆえの精神的クローズドサークル。

進むうちに色々な真実が明らかになるんだけど、犯人気付けたなー！！
登場人物一覧で気付けたわこれ。
注意不足でした。

最期は切ない話と殺される自分を利用した脱出トリックでテンション爆上がり。
最期の一文は「？？？」ってなったのが惜しかった。

一作目読んだの随分前だからあなたの事は覚えてませんでしたｗ
もうちょっと盛り上がる最期だったら良かったのになぁとは思いつつ、4作目に期待です。

2024/08/08

今回はヒルコさんが別館に閉じ込められたことで登場は少し少なかったけど、遠隔での推理はすごかった、けどヒルコさんは私がすごいんじゃなくてたくさんの情報の中から重要な情報をピックアップして伝えてくれる君の方がすごいっていうことばにハッとした。たしかに。
異様に強くなった化け物との戦い、ただの化け物かと思ってたけど家族を守っているつもりの化け物だったなんて少し悲しかった

2024/08/08

シリーズ三作目。
二作目のサスペンス風でありながら、一作目のパニック風でもある。

その名の通り、兇人邸での殺人事件であるが、そこに本作ならではのSF要素が絡む。
クローズド感が強いスリリングな展開はさながら、ゲームのような印象も感じられた。
かつ、小気味よい章構成で読み進めやすかった。

解決はするが思いっきり次に続くので、四作目も楽しみに待ちたい。

2024/08/07

シリーズ3作目。過去2作品を読んでから期間が空いてしまっていたが、パニックホラー的なハラハラドキドキもミステリー的な面白さも前作のほうがあったような…？館の構造が難しく、見取り図があってもなかなか理解するのに時間がかかってしまった。