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神様の罠 の商品レビュー

3.5

118件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    42

  3. 3つ

    50

  4. 2つ

    5

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2024/11/15

6人の有名ミステリー作家によるアンソロジー。 もともとアンソロジーや短編集があまり好きではないせいもあり、楽しめなかった。 一作ずつは面白いのに、残念。 ミステリーらしいどんでん返しがあり、どの作品も読み返さずにいられない衝動に駆られる。よく構成が練られている物ばかりで、さすがプ...

6人の有名ミステリー作家によるアンソロジー。 もともとアンソロジーや短編集があまり好きではないせいもあり、楽しめなかった。 一作ずつは面白いのに、残念。 ミステリーらしいどんでん返しがあり、どの作品も読み返さずにいられない衝動に駆られる。よく構成が練られている物ばかりで、さすがプロだと感動する。 それでも人物に共感して世界観に没入して読むのが好きな私には、この長さのストーリーは物足りないと感じてしまう。

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2024/10/02

6話短編集。有栖川さん『推理研VSパズル研』学生アリスシリーズの江神部長だったのでとても嬉しい。乾さんの作品は意表を突かれてとっても面白かった。一番好き。

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2024/08/31

裏表紙に書いてある通り、珠玉の6作だと思いました。 アンソロジーは初めて読みましたが、1冊で様々な話を読めて非常に楽しかったです。 どの話も面白かったんですが、特に有栖川有栖さん作の話と辻村深月さん作の話が印象に残りました。 有栖川有栖さん作の話は主人公たち推理研がパズル研の人...

裏表紙に書いてある通り、珠玉の6作だと思いました。 アンソロジーは初めて読みましたが、1冊で様々な話を読めて非常に楽しかったです。 どの話も面白かったんですが、特に有栖川有栖さん作の話と辻村深月さん作の話が印象に残りました。 有栖川有栖さん作の話は主人公たち推理研がパズル研の人たちから出題された論理パズルをお互いに知恵を出しながらパズルを解いていく、というものでした。 探偵役はずば抜けた推理力であっさりとパズルを解いてしまいます。 この探偵役の鮮やかな推理も痛快で面白いのですが、探偵役でないその他の推理研メンバーがお互いに知恵を出し合ってパズルを解こうとしている様子を見るのが非常に楽しかったです。 辻村深月さん作の話は、時代設定が2020年と比較的最近の話となっています。 大学入学と共に上京したごく普通の大学1年生の主人公が知らず知らずのうちに詐欺に加担させられ、当たり前だった日常から突如人生のどん底まで突き落とされるという話。 物語中盤から後半にかけて終始ハラハラしながら読んでいましたが、このスリルが溜まりませんでした。

Posted byブクログ

2024/08/20

6人の作家さんによる短編集。 特に乾くるみさんの作品が印象に残りました。オチがきれいで、ついすぐに2度目を読んでしまいました。考え抜かれた構成が魅力的な作家さんだと知ることができ、大収穫でした。 2020年頃の日本を舞台とした作品が多く、当時そうだったなと懐かしさを感じました。

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2024/08/01

久々にアンソロジーに手を出してみる。 出してはみたけど……。 (´・・`)ナンカピントコナイナー ・夫の余命 乾くるみ ★1   イニシエーションラブの著者らしいな~って感じ。 ・崖の下 米澤穂信 ★1   オチが予想できちゃったからな~。 ・投了図 芹沢央 ★2  ...

久々にアンソロジーに手を出してみる。 出してはみたけど……。 (´・・`)ナンカピントコナイナー ・夫の余命 乾くるみ ★1   イニシエーションラブの著者らしいな~って感じ。 ・崖の下 米澤穂信 ★1   オチが予想できちゃったからな~。 ・投了図 芹沢央 ★2   わからんでもなくもなくもないが、どうかな~。 ・孤独な容疑者 大山誠一郎 ★0   つまんな……いや、合わない。 ・推理研VSパズル研 有栖川有栖 ★0   ダラダラのうえに解答なし。イラつく。 ・2020年のロマンス詐欺 辻村深月 ★2   ロマンスと見せかけてロマンス。 六篇で合計★6だから平均すると★1だけど、おまけして★2にしとこうっと。甘いかな?

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2024/07/07

特に,芦沢央「投了図」,辻村深月「2020年のロマンス詐欺」が,この時期特有の不合理性の中での人の考え・行動が表現されていて,深く心に残った.一歩間違えば,こういうことが身近に起こったかもしれなかったというリアリティがあった.

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2024/07/03

ミステリーの神様たちの仕掛けた罠にまんまとハマって一瞬で読了。流石です。アンソロジーってあんまり読んだことなかったけれど、それぞれ作者の色がしっかりと出ていて、誰の作品を読んでいるのかタイトルページに戻らなくとも常にわかるのがたのしい。「夫の余命」乾くるみさんだし絶対にミスリード...

ミステリーの神様たちの仕掛けた罠にまんまとハマって一瞬で読了。流石です。アンソロジーってあんまり読んだことなかったけれど、それぞれ作者の色がしっかりと出ていて、誰の作品を読んでいるのかタイトルページに戻らなくとも常にわかるのがたのしい。「夫の余命」乾くるみさんだし絶対にミスリードに騙されないぞと思いながら読むも、引っかかっていた部分はあれどキーとなる文を読むまで罠に気付かず悔しいし、嬉しい。

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2024/06/18

久しぶりの読書、復帰戦の1冊に選びました。それぞれの作家さんの個性が出ていて、読むたびに「あぁ、この作家さんのこういうところが好きなんだよなぁ」という懐かしいようなプチ幸せに包まれました。有栖川有栖さんの小気味良さ、米澤穂信さんの小さな伏線が大好き。

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2024/06/12

はじめましての作家さんとおなじみの作家さんが半々のアンソロジーだった。 やっぱり乾くるみさん、すごい。 乾くるみだから絶対なんか仕掛けてきてるんだ、って分かっていてもまんまと騙され、2回読んだ。 最後の辻村深月さんも良かったな。善良な大学生が落ちぶれていく様がリアルだった。コロナ...

はじめましての作家さんとおなじみの作家さんが半々のアンソロジーだった。 やっぱり乾くるみさん、すごい。 乾くるみだから絶対なんか仕掛けてきてるんだ、って分かっていてもまんまと騙され、2回読んだ。 最後の辻村深月さんも良かったな。善良な大学生が落ちぶれていく様がリアルだった。コロナ禍では、というか今も、こういうことは起きていそう…

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2024/06/11

まさかの再読だった。ちゃんと各話タイトルも確認して借りるべきだった…けど着地点の解るミステリもなかなか

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