檸檬先生 の商品レビュー
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檸檬先生読了 装丁が素敵で手にとり、帯に共感覚と書いてあり購入。 共感覚は前から気になるWord。 購入してイッキ読み。 檸檬先生は自分の生きた証、生きる印、自分らしさを教えて表現した。 ラストは切なくともあるし、しっかりと生ききったとも言える。 檸檬先生をしっている人がいることを忘れずに… 18歳でこの表現恐るべし! ぜひ〜
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共感覚って皆さん知っていますか? 恥ずかしながら私はこの本に出会うまで知らずに生きてきました。 音や数字、人などに色が見える、その色が混ざってその場にいられず逃げ出したくなる程気持ち悪くなる、計算もままならないなど共感覚の生きづらさが描かれていました。 小学校の同級生のいじめ、見...
共感覚って皆さん知っていますか? 恥ずかしながら私はこの本に出会うまで知らずに生きてきました。 音や数字、人などに色が見える、その色が混ざってその場にいられず逃げ出したくなる程気持ち悪くなる、計算もままならないなど共感覚の生きづらさが描かれていました。 小学校の同級生のいじめ、見て見ぬふりむしろ率先して見下す教師、貧困家庭、自分勝手で子供を見ていない親⋯ ちょっと前半読むのが辛くイライラモヤモヤ⋯ お願いだから誰かこの子を助けてあげて〜(泣)といったところに“檸檬先生”との出会い、この出会いが彼の人生を変えていきます。 でも知らない、理解できないことって怖いんですよね人間って。 まずは理解されなくても、知ってもらうことが大切だと感じました。 以前、ほんタメの企画で著者である珠川こおりさんとこちらの作品を知りました。 その時に話していたのですが、驚くことに彼女は実は今まであまり小説は読んだことがないこと、でも詩をたくさん読んでいたそうなんです。 本書を読んで、なるほど〜と思いました。 語彙の多さ、聞いたことのない言葉や表現、これを18歳で書いたなんて⋯ たくさんググりました笑 展開はプロローグでだいたい想像つきますが、分かっていても⋯ネタバレになるのでこれ以上は伏せます。 全体を通して、純文学っぽいかなと思います。 読み終わった後のほうが余韻が残って色々考えさせられるお話でした。
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『共感覚』音を聞くと色が見え、色を見ると音が聞こえるという現象。はじめて知る。 作者は18歳で執筆とのこと、驚いた。 そして、文章の瑞々しさと檸檬先生と少年の危うさが、とても面白かった。マイノリティ、学校で変な人であっても、人と関われば関わるほど、普通とか普通じゃないとか関係なく...
『共感覚』音を聞くと色が見え、色を見ると音が聞こえるという現象。はじめて知る。 作者は18歳で執筆とのこと、驚いた。 そして、文章の瑞々しさと檸檬先生と少年の危うさが、とても面白かった。マイノリティ、学校で変な人であっても、人と関われば関わるほど、普通とか普通じゃないとか関係なく過ごすことができる、というくだりは、とても共感した。若い人に読んでほしい。
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共感覚 なんか 子どもの頃 あったような… 思い出せないのだけど 色と味かな? 冒頭で話の終わりが見えてしまうから、どんなふうにつなげるのかと思いきや… 最後は、あれでは少年が一生苦しむ 私には「共感覚を持つすげー美人」なんてそれだけで 生きる芸術作品なのに 少年が急にクラスに...
共感覚 なんか 子どもの頃 あったような… 思い出せないのだけど 色と味かな? 冒頭で話の終わりが見えてしまうから、どんなふうにつなげるのかと思いきや… 最後は、あれでは少年が一生苦しむ 私には「共感覚を持つすげー美人」なんてそれだけで 生きる芸術作品なのに 少年が急にクラスに馴染めるようになったのも そんなもんかな?で なんとなくいろいろちぐはぐ 檸檬先生をどうしたかったのか?
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珠川こおりさんのデビュー作。この方18歳なのか、才能のある人もいるものだ。表現力というかあたり前だけど語彙豊富。読めない漢字が多かった。生きづらさを表現していたのが、突然生きやすくなってしまい、理由がよくわからなかった。とはいえ読み応えはあった。これから彼女の作品を楽しみにしたい...
珠川こおりさんのデビュー作。この方18歳なのか、才能のある人もいるものだ。表現力というかあたり前だけど語彙豊富。読めない漢字が多かった。生きづらさを表現していたのが、突然生きやすくなってしまい、理由がよくわからなかった。とはいえ読み応えはあった。これから彼女の作品を楽しみにしたい。
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在り来りな設定、在り来りな切り口。 独自性のかけらもない世間の一般論を、当世の共感を得るであろう形で書いただけの底の浅い作品だと感じた。読む価値なし。
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表現が爽やかで文字たちの透明感がすごかった。 個人的には後半、疾走感のある終わり方だなと感じた。 少し謎が残るもやっとした終わり方だと思ったがこれもまた檸檬先生のミステリアスさを際立たせる。 少年報われて欲しい。
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ラストシーンから始まるプロローグ。 その内容にただただ衝撃を受けた。 そしてそのラストシーンに向けて語られていく。 マイノリティに属する人間の生きづらさがひしひしと伝わってきた。 あまりにも切ない。
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自由に書いている、という意味ではとても意欲的で挑戦的な作品だと思った。現代長編小説大賞?的な賞の受賞作とのことだけど、そのへんの秀作よりもこういう感じの小説が好まれるのかもしれない。 とりあえず自分の評価としては☆2つで決して高くない。 まずシンプルに読みにくい。文体は純文学よ...
自由に書いている、という意味ではとても意欲的で挑戦的な作品だと思った。現代長編小説大賞?的な賞の受賞作とのことだけど、そのへんの秀作よりもこういう感じの小説が好まれるのかもしれない。 とりあえず自分の評価としては☆2つで決して高くない。 まずシンプルに読みにくい。文体は純文学よりで、長ったらしい修飾語がだらだらとついていて情景が頭に入ってこない。文字や数字が色にみえてしまう「共感覚」を持った主人公ということで、なんとなく作者さんがやりたいノリは理解しつつも、よく言えば文学的、悪く言えば長ったらしいポエムみたいで苦手だった。 あとストーリーも短絡的だと思った。 共感覚、LGBT、ネグレクト……ザ「わたしって生きづらいんですよ?」的な要素を並べられてげんなり。『推し燃ゆ』、『コンビニ人間』しかり、話題になる純文学ってこういう要素で逃げる作品が多いから個人的にはあまり好きじゃない。 とはいえ、純文学をどれだけ愛しているかで本作の評価はけっこう変わると思う。詩が好きな人なんかも楽しんで読めるかも。 が、自分にはあまり合わなかった。というわけで☆2つ。
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人とは違う共感覚を持ちその特異性故に虐められていた少年が、同じ悩みをもつ唯一の先生、檸檬先生に出会い、過ごす1年間の物語。 大人になれない先生と大人になっていく生徒の関係性は確かに、解説通り夏目漱石著の「こころ」を彷彿とさせる。 そういえば、どちらの先生も幽かに影を感じさせている描写があったりと思い出せば、共通項が幾つもあって面白い。それでいて結末に至るまでの道程が全く違うものになっているから尚更面白いところがある。 残念なことはひとつだけ、自分がこの本に出会うのに随分と時間がかかってしまったことだけだと思う。
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