商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2021/05/26 |
| JAN | 9784065228296 |
- 書籍
- 書籍
檸檬先生
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
檸檬先生
¥1,485
在庫あり
商品レビュー
3.4
75件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
鮮烈な赤色で始まる冒頭に心奪われ読み始める。 音楽室で少年が出会う檸檬色の少女 檸檬先生。 音と色の共感覚を持った二人。 イレギュラーが二人を近づける。 先生との交流の中で、 普通の家庭、友人関係を手にした少年と、 普通から取り残された檸檬先生。 かつて少年が普通の存在になることを望んだはずも、 いざ自分の元を離れていく感覚があると、 少年の唯一になれなかったという嫉妬が湧いた。 ラストシーン、先生の一人称は「私」から「おれ」へ。抱えたイレギュラーが一つ多かった先生。全てを晒し、透明だった自分へ赤を塗りつける。誰かの唯一になりたかった。先生の自殺は、不器用でイレギュラーな、少年への愛の告白だったように思う。
Posted by 
『共感覚』音を聞くと色が見え、色を見ると音が聞こえるという現象。はじめて知る。 作者は18歳で執筆とのこと、驚いた。 そして、文章の瑞々しさと檸檬先生と少年の危うさが、とても面白かった。マイノリティ、学校で変な人であっても、人と関われば関わるほど、普通とか普通じゃないとか関係なく...
『共感覚』音を聞くと色が見え、色を見ると音が聞こえるという現象。はじめて知る。 作者は18歳で執筆とのこと、驚いた。 そして、文章の瑞々しさと檸檬先生と少年の危うさが、とても面白かった。マイノリティ、学校で変な人であっても、人と関われば関わるほど、普通とか普通じゃないとか関係なく過ごすことができる、というくだりは、とても共感した。若い人に読んでほしい。
Posted by 
共感覚 なんか 子どもの頃 あったような… 思い出せないのだけど 色と味かな? 冒頭で話の終わりが見えてしまうから、どんなふうにつなげるのかと思いきや… 最後は、あれでは少年が一生苦しむ 私には「共感覚を持つすげー美人」なんてそれだけで 生きる芸術作品なのに 少年が急にクラスに...
共感覚 なんか 子どもの頃 あったような… 思い出せないのだけど 色と味かな? 冒頭で話の終わりが見えてしまうから、どんなふうにつなげるのかと思いきや… 最後は、あれでは少年が一生苦しむ 私には「共感覚を持つすげー美人」なんてそれだけで 生きる芸術作品なのに 少年が急にクラスに馴染めるようになったのも そんなもんかな?で なんとなくいろいろちぐはぐ 檸檬先生をどうしたかったのか?
Posted by 

