みかんとひよどり の商品レビュー
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ジビエ料理のシェフと猟師が主人公ということで、とにかく美味しいものがいっぱい! 軽やかな会話の中で、生食の危険や害獣の問題やジビエの処理施設の事などもキッチリ書いているのがいい。 ただの美味しい小説かと思いきや怒涛のサスペンス展開で、二度美味しい。
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ジビエ料理の話。 私自身はジビエにはあまり興味はなく、何の考えもないが、せっかくの命を無駄にしない、美味しく有り難く頂くという考え方には素直に頷ける。 猟師とシェフの間に友情が芽生えていく辺りの流れも良かった。
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近藤さんの作品、やっぱり引き込まれますね。主人公の料理愛が伝わってくる。犬愛も。料理への愛も才能もある主人公が、オーナーや大高さんと触れ合って、シェフとして成長していくのがいいですね。 ミステリーは香り付け程度ですが、それで十分。
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読みごたえのある作品。ベースには重たいテーマを置いているのに、物語に引き込まれて、スルッと読み進められる。それにしても、近藤氏の作品は、本当にいつも人物が魅力的。まるで映画でも見てきたような感じで、心が高揚します。潮田と大高の続編が読みたい!
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シェフと猟師が出会って、お互いに成長していく。自信のなかったシェフがいろんなことに挑戦したり、人と関わりたくない面倒なことはしたくない猟師が人と関わっていったり。猟をどのように捉えるかで、戦いも起こること。いろんな考えがあるのはわかるけど、過激なのは怖いな、、、と思った。あとがきが坂木司さんで、私も同じ意見でこの本は出会い編だと信じてる。続編も読みたいし期待してます!
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新刊だ~と手に取りました。 なんというのか、狩猟と言うと色々と思想が入っちゃうのかなぁ、という感想。害獣として駆除されて廃棄されるぐらいだったら食べた方が良いじゃないの、と個人的には思いますが、流通で出回っているジビエがあっても、別に無理に食べなくてもいいよな、と思ったりするし。...
新刊だ~と手に取りました。 なんというのか、狩猟と言うと色々と思想が入っちゃうのかなぁ、という感想。害獣として駆除されて廃棄されるぐらいだったら食べた方が良いじゃないの、と個人的には思いますが、流通で出回っているジビエがあっても、別に無理に食べなくてもいいよな、と思ったりするし。調理法を知らないってこともありますけどね。 まぁ害獣だの益鳥だの、ヒトの都合で良いとか悪いとか、駆除対象になったり保護されたりするんだから動物も溜まったものではないでしょうけれどもねぇ。 子供の頃は大きな森の小さな家を読んで、豚の解体とか面白そうで美味しそうだな~と思ったり、タイトルは忘れましたが戦争孤児がかすみ網で野鳥を捕まえて食べる話なんかを読んで美味しそうだなと思っていたので、動物をとる、そしてその命をいただくというのは素直にそうだよな、と思うのですが、ただ、食べきれない量の命を奪う行為は疑問に思います。でも、駆除するとその代金がもらえるなら生活のために狩をする人も居るのだろうし。難しいなぁ。 まぁ美味しく頂けるのが一番だろうな、と思いました。それにしても贅沢な時代だなぁと思います。罰が当たらないよう、食べ物となった命を大事にしないとイカンよなぁなんて思いました。 ピリカが可愛かったです。表紙はヒヨドリではなさそう?とか思いました。オーナーがカッコいいなぁ。信念がある人、今どきあまり居ないなぁなんて思いながら読み終えました。
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第一章 夏の猪 第二章 ヤマシギのロースト 第三章 若猪のタルト 第四章 小鴨のソテー サルミソース 第五章 フロマージュ・ド・テット 第六章 猪のパテ 第七章 ぼたん鍋 第八章 雪男 第九章 鹿レバーの赤ワイン醤油漬け 第十章 熊鍋 ...
第一章 夏の猪 第二章 ヤマシギのロースト 第三章 若猪のタルト 第四章 小鴨のソテー サルミソース 第五章 フロマージュ・ド・テット 第六章 猪のパテ 第七章 ぼたん鍋 第八章 雪男 第九章 鹿レバーの赤ワイン醤油漬け 第十章 熊鍋 第十一章 ヒヨドリのロースト みかんのソース ジビエ料理、野生の肉を食べた事は多分ない。鹿と鳩、猪は食べたかな。野生かどうか記憶にないので違うと思う。 害獣駆除のために殺して食べるための処理をする。人の勝手な都合だと思う。自分なりに落としどころを捉えてその仕事をしてくれる猟師さんにごめんなさいと言いたい。 シェフの料理は食べたい気持ちがいっぱいになった。 謎解きも面白く、色々満載で満腹。
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ジビエ大好きな私にはとっても飯テロ小説でした。(鴨も鹿も好き♪) 雇われたオーナのシェフ亮二は売り上げの店の売り上げが上がらないことに焦っていた。そんな時に出会った漁師大高。 彼にご馳走された若猪のうまさに、定期的に仕入れたいと願う亮二なのですが……。 ジビエは好き嫌いもありますし、野生の動物を食べるということで反感を持つ人が多いのも事実。 そんな中でだんだんと亮二と大高の距離が近づいていくのがいいなぁと思いながら読んでました。 合鴨のねぎまが食べたいと切に願ってしまいました。おいしいんだよね( *´艸`)
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ミステリではあるけれど、コテコテどろどろな描き方ではない軽く読み進められるお話だった。 しかしながら、内容はなかなかに骨太であったし、テーマもズッシリとしている。ペットを飼っているので尚更かんがえさせられた。何事も極端過ぎないような心持ちでいたいものだ。 蛇足だが、坂木司さんの解...
ミステリではあるけれど、コテコテどろどろな描き方ではない軽く読み進められるお話だった。 しかしながら、内容はなかなかに骨太であったし、テーマもズッシリとしている。ペットを飼っているので尚更かんがえさせられた。何事も極端過ぎないような心持ちでいたいものだ。 蛇足だが、坂木司さんの解説が個人的には嬉しい。
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