みかんとひよどり の商品レビュー

近藤史恵(著者)

2022/01/22

いろんな二項対立があっておもしろかった
選択肢、動物を殺すこと、自然破壊、都会と田舎、便利と不便、、、
そこをこえる世界でいきるオーナー

2022/01/16

命をいただくことについて、考え方は人それぞれあると思いますが、、
奪われた命は決して無駄にせず、大事に、美味しくいただきたいと強く感じました。

また、近藤さんの作品らしく、シェフが作る料理が本当に美味しそうに書かれています(^^)

2022/01/13

ジビエって何だっけ？
って最初にググった方、同志です。
【ジビエ＝畜産じゃなく野生の獣の食肉を指す】だそうです。また一つ賢くなってしまった。沖縄では食べられるとこないよね？？本州ではオーソドックスなの？？

閑話休題。

本作は、【今まで手がけできたフレンチレストランを尽く閉店させてしまった雇われシェフ青年】が、【ぶっきらぼうだけどワンコ好き♡世捨て人な雰囲気出してるけど実はツンデレ猟師】と出会い、ジビエの魅力に取りつかれていく物語です。

２人の交流もいいんですが、何より主人公が繰り出す料理が、まァ美味しそう。全然どんな味か想像できないのに、やたらと食欲をそそります。

後半の事件要素は、ちょっと後味悪かったな〜。

2022/01/12

お肉は美味しそうで良いです。ヒヨドリを食べたことがないので想像しづらいけど。ジビエと有害駆除は別で論じてほしかった。利活用なんて行政の詭弁に過ぎず、自然の恵みを感謝して食べる、ってだけで良いじゃないかと思ってます。あと、レストランで休日とはいえペットがウロつくのは嫌だなぁ。

2021/12/16

シェフとハンターの接点がありそうで方向は違う、そんな感じのいい感じのふたり。
いのちを頂くことも、美味しいことも大事。

2021/11/21

毎日の食事で数えきれないくらいの命をいただいていることを改めて感謝したくなりました。
ジビエ料理は以前見たドラマなどでも扱われていて、とても気になるテーマだったので、とても興味深かったです。

料理人がここまで命について考えていることを思うと、日々たくさんの命をいただいていることに感謝して、これからも美味しいものを食べていきたいです。

2021/10/23

猟のため山に入り遭難した潮田は、罠猟に来ていた猟師の大高に助けられる。
フレンチレストラン「レストラン・マレー」のシェフとして働く潮田だが、
いままでに三軒のレストランを潰した。
大高と出会ったことで少しずつ変わり始める。
増えた鹿の駆除のため罠を仕掛け持ち帰り解体する。
それを良く思わない人たちとの関わりも興味深く描かれている。
P69〈そこで生きていた命を、ひと皿の料理にするのだ〉。
潮田の手によりジビエ料理として調理される。
重くなりがちなテーマも、2匹の猟犬が柔らかくしてくれたかな？
おもしろかった。

2021/10/19

ピストロ・パ・マル シリーズも好きだが、こちらもシリーズ化して欲しい！シェフの亮、狩人の大高はじめ、それぞれの人間性や関係性がとても良い。

いのちをいただくということ…食べ物をもっと大切にしようと思ったし、ちゃんと料理しようと反省した。
世の中が便利になればなるほど工程が複雑化され原点が見えないものだけれど、そんな日常に日々感謝できる心を持ちたい。

2021/09/11

ジビエ料理は、地元でもよく取り上げられている。食と命。狩猟をテーマに世界がひろがった。まさか事件に話が展開するとは思っていなかった。個人的には、ジビエは胃腸が弱いので、あまり好んで食べないけれど、奥深いと思った。

2021/09/07

料理に関する小説にはまったので読んでみた。
はまった理由としては、単純に美味しそうな描写好きなのと、料理メインの小説はストーリー的にジェットコースターのような展開がなく、人間の邪な部分も少ないので読んでいてほっこりするからだと思う。ただこの小説については後者の部分であまり好きになれない、というか読了感があまり良くない。
ジビエについて色々な考えが知れるのは良かった。