月下のサクラ の商品レビュー
シリーズ2作目。 黒瀬は、頼り甲斐がある上司だなあ。 泉の脅威的な記憶力を武器にこれからも頑張ってほしい!
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森口泉は努力の末刑事になり、情報解析・プロファイリングを担当する機動分析係に配属される。 警察署内で約1億円が盗まれる事件が発覚し、泉達は捜査を始める。 「サクラ」シリーズ2作目。 前作があることを知らずに読んだので、今度1作目も読んでみよう。続きそうだなと思っていたらシリーズ...
森口泉は努力の末刑事になり、情報解析・プロファイリングを担当する機動分析係に配属される。 警察署内で約1億円が盗まれる事件が発覚し、泉達は捜査を始める。 「サクラ」シリーズ2作目。 前作があることを知らずに読んだので、今度1作目も読んでみよう。続きそうだなと思っていたらシリーズものだったのか。 だれる事なく読めるけど柚木さんの作品にしてはライトというか、熱さがないというか。
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※このレビューにはネタバレを含みます
朽ちないサクラの続編。 主人公の森口泉が、前作の県警広報職員から警察官になり、 今作にて機動分析係にて動き始める。 捜査支援分析センターの機動分析係は、 事件現場で収集した情報を解析しプロファイリングをする。 泉は特別扱いのスぺカンと呼ばれ、係の中で微妙な立場だったが、 段々と力を発揮してメンバーとして受け入れられていく姿に引き込まれた。 ただ事件そのものと、犯人側の描写、そして相変わらずの公安は、今ひとつ楽しめなかった。 この機動分析係の活躍は、今後も描いて欲しいと思う。
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朽ちないサクラの続編。 試験を受け、防犯カメラなどを分析する科2入った泉。 しかし転勤の日に、警察署の金庫の中にあった現金が無くなるという事件が発生。 読み進むうちに、えっとなっていきました。救いは、泉の正義感かな?(泉はいつまでもその気持ちのままでいて欲しい)
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テンポよく話が進み、意表を突く展開。シリーズ2作目なので、さかのぼって読むつもり。主人公いずみのぶれない使命感と暗記力、捜査能力の成長もテーマのひとつ。
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泉の熱い太い信念に圧倒。 もう少し他の登場人物にもフォーカスした、捜査支援センターを舞台にした続編も読んでみたい。
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柚月さんの今回の主人公は女性刑事、森口 泉(34歳)。 県警内部で9,500万円ほどの現金盗難事件が起こります。 二重ロックの警察本部会計課の金庫から盗まれたのです。 警察の威信をかけ、事件解決にあらゆる手が尽くされます。 そんな中、容疑をかけられた者の突然の死が報じられ 事件...
柚月さんの今回の主人公は女性刑事、森口 泉(34歳)。 県警内部で9,500万円ほどの現金盗難事件が起こります。 二重ロックの警察本部会計課の金庫から盗まれたのです。 警察の威信をかけ、事件解決にあらゆる手が尽くされます。 そんな中、容疑をかけられた者の突然の死が報じられ 事件はますます混迷を深めます。 詐欺の受け子、裏で暗躍する中国人犯罪組織と 調べを進めるうちに思わぬ方向へと展開するのですが…。 今作品で、ストーリー展開以上にワクワクさせられたのは 森口泉の特殊な能力と まっすぐでぶれない姿勢でした。 2015年に出版された『朽ちないサクラ』では 泉は広報の事務職員だったということです。 前作で起こった事件に触発されて警察官になることを決意。 自分が生かせる場所を求めて、捜査支援分析センターに志願します。 防犯カメラ分析やNシステムを駆使した追跡などをする部署です。 不法外国人検挙に備えて中国語と韓国語を独学で学び パソコンのスキルをしっかり磨くことも怠りません。 筆記試験では合格したのですが、実地の追跡試験でうまくいかず 「追跡テスト、落第」と申し渡されてしまいます。 ところが、分析センター機動分析係長・黒瀬が泉の記憶力を買って採用。 (この黒瀬、『孤狼』シリーズのガミさんにちょっと似ている) 泉は一度目にしたものを忘れることがありません。 また、人並外れた集中力で一瞬の出来事を何倍ものスロー送りにして 細部を記憶に呼び起こすという特殊能力を持っています。 例えば、ある人物を追ってレストランの駐車場で張り込みをしていると ベージュの車が 駐車場の端に停車します。 泉はその車に見覚えがあり、集中して記憶をたどります。 Nシステムで見たことを思い出し、頭の中でナンバーを拡大。 同一の車であると断定したのです。 また、上司の黒瀬が秘密裏に捜査していた内容について 泉は県警本部長から問い質されます。 「黒瀬警部は独自調査をしていなかったか」 「知りません」 自分が従うべきは黒瀬だと、圧力に屈しない。 そして事件解決の終盤。 泉は自分の信念に基づいて大きな相手にひとりで対峙します。 命の危険を感じさせる切迫した場面にハラハラドキドキ。 泉さん、もう、カッコイイったら ない!
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泉さん、刑事になっていたのですね。 内に秘めたる熱いものを持っている方ですので、寧ろそのほうが良いのかも。 残りページ数を見て、ちゃんとオチまで描けるの?って思ったので、せめて泉の危機~エンディング部分はもう少しページを増やしてでも深く描いて欲しかったですね。 あと、警察内部のクサレの罪を白日にさらして断罪するところももう少し描いてスッキリさせて欲しかった。 ラストの詰め込み過ぎ感を感じました。 とはいえ、全体的にはとても楽しめた作品でした。
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前作の朽ちないサクラの続編。 警官になり機動分析係に転任した主人公森口泉が署内の会計課の金庫から現金が盗まれた事を発端に殺人や外国人が絡む詐欺事件、それをもみ消そうとする公安や黒幕など読者をヤキモキさせる場面が随所に描かれている。その中で特筆すべき事はハイテク機器の活躍である。...
前作の朽ちないサクラの続編。 警官になり機動分析係に転任した主人公森口泉が署内の会計課の金庫から現金が盗まれた事を発端に殺人や外国人が絡む詐欺事件、それをもみ消そうとする公安や黒幕など読者をヤキモキさせる場面が随所に描かれている。その中で特筆すべき事はハイテク機器の活躍である。防犯カメラは勿論、各所に配置されているNシステムなど、これらが無かったら事件の捜査や犯罪の抑制は全く出来ないであろう。が、しかし、プライバシーを覗かれているという一種の困惑は否めないが、安全、安心を得るには必要不可欠なものだと言える。
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元警察事務職員の警察官が活躍する作品。 警察事務職員だった時に警察官を志すきっかけとなった事件の背景には、ハムと言われる公安警察が絡んでいましたが、この作品でも、公安が絡んできていますねぇ。その上、組織の腐敗も疑われてしまいます。 主人公の森口ですが、こんな設定だっけ?優秀な...
元警察事務職員の警察官が活躍する作品。 警察事務職員だった時に警察官を志すきっかけとなった事件の背景には、ハムと言われる公安警察が絡んでいましたが、この作品でも、公安が絡んできていますねぇ。その上、組織の腐敗も疑われてしまいます。 主人公の森口ですが、こんな設定だっけ?優秀なのか、そうでないのかわかりませんが、捜査官に必要な頑固さは兼ね備えている様です。 次の作品があれば読んでみたいです。
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