月下のサクラ の商品レビュー

柚月裕子(著者)

2022/06/28

警察の機動分析操作センター？で働くために頑張って、かなりの記憶力を武器に働けることになった泉という女性警察官の話
警察内でお金の盗難が起こり、それからいろんな事件を解決するのかと思っていたら、そこからどんどん話が大きくなりそこがメインの話でした
難しい警察の組織のこととか多くて理解しきれたかは分からないけど、無事解決までできてて良かった。
こら、朽ちないサクラの続編なのかな？それも読まないと泉の過去がほわっとしてる

2022/06/18

聞きなれない……機動分析……
事件現場で収集した情報を解析・プロファイリングをし、解決へ導く……。
ある事件を切欠に警察官になることを決め、ひたすらひたすら勉強を続け、念願の警察官に……。
自分の能力を最大限に発揮し、事件を解決に導く……。

警察内の金庫から約一億円が盗まれていることが発覚
犯行は内部の者である線が濃厚、やがて殺人事件へと発展してしまう……。
複雑に絡む闇、影に潜む人物は誰なのか……。

2022/06/03

なりたい職業を得るために
努力もし、信念も持つことが
組織の中でいかに難しいかを感じる。

大団円でない結果に甘くない現実を見せ
それでもまたやろうという気概に未来を見た。

2022/05/02

読書備忘録652号。
★★★☆。
引っ越しタイミングのBOOK-OFF購入本。最後。
GWで神戸に戻っているタイミングで、本が切れた。笑
あと1週間。BOOK-OFFに走るしかないか・・・。

この作品もあまり深く考えずに購入しましたが、どうやら前作「朽ちないサクラ」があった。笑
主人公森口泉は一緒だけど活躍する組織が全く異なるので、朽ちない・・・を読んでなくても大丈夫でしょう。所々に前作のエピソードが出てくるし、サクラ=公安、ということで、このシリーズは公安がらみということは分かりました。

主人公森口泉。前作の絡みからでしょうか、米崎県警広報公聴課の事務職から、刑事へ。さらに、捜査支援分析センター機動分析係への転属を希望し、実地試験を受ける、というプロローグ。
そこで、ポカをやらかし一度は不合格となったが、機動分析係係長の黒瀬に拾われて晴れて配属となる。

配属早々起きた警察内での盗難事件。警察の金庫から1億円近い現金が盗まれた。
捜査の結果、犯行当時依願退職した会計課長保科の名前が浮かび上がる。介護が必要な母を施設に入れる為にまとまった現金が必要だったのか？
保科を行確するメンバー。そして、保科が謎の死を遂げる・・・。自殺か他殺か？
そこに公安の影がちらつく。

事件とは関係ないと思われる詐欺事件の受け子のリストを調べる黒瀬。突然、黒瀬がいわれのない理由で謹慎処分を食らい捜査から外される。
黒瀬はなぜ詐欺事件を調べていたのか？
公安は何を調査しているのか？
黒瀬不在の状況で路頭に迷うメンバーたち・・・。
そして、想像を超えて米澤県警を揺るがす内部犯罪の全貌が明らかになっていくっ！

と書くと重厚な警察小説或いはクライムノベル、という感じですが、正直言って、青春警察ラノベという感じでした。笑

次作も出るでしょうから、泉ちゃんの鍛えて鍛えて修得した映像記憶能力の活躍も読んでみたい気持ちもあるし、親友が殺された前作にも興味がある。

港区、品川区図書館の予約本生活が軌道に乗り、それでも手元に本が無い時のリストに載せておきましょう！

2022/04/29

前作はたぶん読んでない。今後も続くとすると公安絡みになっていくのか。話が大きくなってしまったが、金庫の大金の管理が杜撰な件のほうが庶民としては気になる。

2022/04/17

先の展開が全く読めず、黒瀬と泉のやりとりもとても面白かったので、柚月さんの流れるような文章も手伝って、一気読みでした！

2022/04/09

図書館で借りた本。

念願の軌道分析係へ配属された泉は、配属先の同僚たちと馴染めないでいた。そんな時に本部の金庫からお金が盗まれる事件が発生した。
事件を追っているうちにさらに大きな事件ヘとつながって行く。

2022/04/03

設定が県警で発生した事件で、立ち向かう主人公に魅力はあっても、深遠な背景やテーマは見えず、エンタメ小説だと感じてしまう。悪い意味ではなく、サラッと読めるエンタメ小説として面白い。タイトルの意味は何だろう？

2022/03/19

「朽ちないサクラ」の続編。警察の事務職として警察署で働いていたが、友人が事件に巻き込まれ、死んでしまったことから、警察官になることを決意、普通より遅れて警察官になった主人公・泉。前作があまりにも面白く、その続編、警察官になった主人公がどんな活躍をするのか期待を持って読み始めた。序章が面白い。さすがだと読み進めたがどちらかというと普通の警察小説になってしまった感がある。

2022/03/08

警察ものだけど面白い。どんどん読める。
切れ者だけど責任感の強い上司とスカペンの部下、でも記憶力抜群で、正しい事は貫き通す。
そして、国の警察や公安の問題を描いていく。
とても女性作家とは思えない。