月下のサクラ の商品レビュー

柚月裕子(著者)

2024/04/16

朽ちないサクラの続編
ショボイ事件からの前作とは全然繋がってないと思いきや、事件が連鎖していく。
ショボイ事件からのヤリすぎな事件へ続いていく。
黒瀬警部は大上警部と少し被るんかな。（大上ファンより）
あとはサクラ（公安の符牒）を題にしているわりには公安が出てこない（出てくるけど）

2024/04/06

警察内部で起きた窃盗事件

警察内の会計課金庫からお金が盗まれた

警察内での不祥事でマスコミや世間は大騒ぎ

そこには大きな黒幕と警察関係者が繋がって隠されていた

面白く飽きずに読める警察ミステリーだった

2024/03/12

　最高のスピード感！

成長した泉、しかしまっすぐにつき進む
黒瀬の仕事に対する姿勢がカッコイイ
部下は黒瀬を慕う

　後味スッキリ～

　続編あるかな

2024/03/10

朽ちないサクラでは、警察の広報職員
だったが友人の理不尽な死を無駄に
しない為に警察官として新たな悪を
信念を持って裁くと言う主人公の泉は
正義を体現する象徴的な存在だ。
捜査支援分析センターに異動した泉は
警察内部の窃盗事件を追って
新たな思いで事件を捜査するが
また警察上層部や公安の闇が泉の前に
立ちはだかる。
事件は解決したが、真実の正義はまた
果たされず月夜のサクラはまだ闇の中
で咲き誇っている。

2024/02/27

主人公の森口泉は警察の事務職から試験を受け刑事になる。
そして憧れの機動分析係になり…
最初はできる男性ばかりのチームから歓迎されてはいなかったが、信念を貫く泉の姿勢から、だんだん信頼を得てついには黒瀬係長から大役を担う…
そんなストーリー。
署内の金庫から一億円が盗まれ内部犯行を疑われ捜査が始まる。犯人は人望のある県警本部長。しかも中国マフィアと組んでいた。
いくらフィクションと言っても、あまりに突飛すぎて途中からは冷め気味で読んだ。
けれどさすがは柚月裕子、上手いのでページをめくる手が止まらない。
もう少しだけ現実感のあるストーリーだと入り込めたかな…

2023/12/25

前作に続き、なかなか面白かったです。泉の転身先も納得でした。ただ、磯川に全く触れていないのが寂しかったです。彼は一体どうなった⁇これからも正義とは何かを、泉は追い求めていくのでしょうね。

2023/11/08

「サクラ」第2弾。泉は「機動分析センター」へ異動。異動したその日に警察会計課から一億にも及ぶ現金が盗まれた。警察内部の不祥事が、殺人事件、外事二課の公安事件へと発展していく。相変わらずの警察の隠ぺい工作と、公安の「国のため」という大義名分での非道な行為。そこまでするか？という気もするけれど面白く楽しく読んだ。新しく泉の仲間になったセンターの面々も魅力的だし、第３弾も出るといいな。

2023/08/12

朽ちないサクラの続編。前作で親友を亡くした主人公の泉の意志の強さには好感が持てる。新しく配属されたチームの連携も良く、キャラが立っていて魅力的。
警察内部で保管しているお金が盗まれ、犯人が警察内部にいる可能性が高いため極秘で調査を進めるが、見えない力が働き捜査は難航。前作同様、公安が絡んでおり、泉の公安への不信感がさらに強まる。
まだ続編が出そうな雰囲気。

2023/08/07

前作で広報課事務員だった泉ちゃんが刑事になって戻ってきた！事件がどう展開するか終盤になるにつれハラハラする。泉ちゃんの真っ直ぐな人柄が良い。そしてセンターの皆が良い人でずっとこのメンバーで頑張ってほしい。余談やけどマヌルネコ可愛い。

2023/06/23

事件現場で収集した情報を解析・プロファイリングをし、解決へと導く機動分析係。
森口泉は機動分析係を志望していたものの、実技試験に失敗。しかし、係長・黒瀬の強い推薦により、無事配属されることになった。鍛えて取得した優れた記憶力を買われたものだったが、特別扱い「スペカン」だとメンバーからは揶揄されてしまう。
自分の能力を最大限に発揮し、事件を解決に導く――。
泉は早速当て逃げ事件の捜査を始める。そんな折、会計課の金庫から約一億円が盗まれていることが発覚した。メンバー総出で捜査を開始するが、犯行は内部の者である線が濃厚で、やがて殺人事件へと発展してしまう……。

記憶力を鍛えて仕事に生かす。鍛えられるもんなのか？と感心と同時に、自分にない能力に魅力を感じて一気読み・・・
しかし、最後の危ない交渉に若い捜査員一人で行かせるのはどうかと・・間一髪ってよりかなりボコボコ・・・