月下のサクラ の商品レビュー

柚月裕子(著者)

2024/10/27

シリーズ2作目であることを知らずに読んだけど、
主人公の森口泉が記憶力と行動力に引き込まれて、あっという間に読み終えた。

シリーズ1作目の「朽ちないサクラ」に描かれていると思われる、警察広報職員を辞めて刑事になった理由、過去の事件が気になる。

シリーズ順に読んだらもっと面白かったのかも。

2024/10/15

杉咲花主演で映画化された「朽ちないサクラ」の主人公が、刑事になって活躍する続編。続編と云っても特に直接的な関係はなしなので、独立して読める。話は柚月さんの話なので、しっかりしてるが、1作目よりもさらにハード。殺されなくて良かったよ、泉さん。さらに続編が読みたいな、このチーム

2024/09/22

「朽ちないサクラ」の続編。けれど、登場人物は主人公森口泉以外、新しい面々。
広報広聴課の事務職だった森口泉が、県警採用試験に合格し、刑事になる。機動分析係に配属されるところから始まる。
一癖も二癖もある、係のメンバーたち。
森口泉が「朽ちないサクラ」ではまったく描かれていなかった、「優れた記憶力」を持つ人物になっている！！！
これはもはや別人では？！鍛えて習得するレベルを超えている。
他にも都合のいい展開があったりするが、読みやすくはあった。
にしても、保科さんを殺したのは、本当にサクラ？？国家権力を守るためなら人を殺してもいいってこと？どうやって殺した？まず、そんな夜中に家に人を招き入れる？殺されるとは考えなかった？
いろいろなモヤモヤが残されたまま…。
外事第二課の関わりも、え？まさか？となっている主人公たちと同じ気持ちになれず…。なんでそんなに驚くのかまで理解できなかった。同じような驚きが持てていたら、よかったなー。

2024/09/10

無事に刑事となった森口泉は、機動分析係を志望し追跡テストにて落第の烙印を押される。
しかし、結果は合格。

配属早々に警察署内で金庫から現金が紛失する事件が勃発。
犯人は内部の人間なのか？外部の人間なのか？
個性豊かな同僚と共に事件を調べていくうちに、新たな事実に気づき...

「朽ちないサクラ」に続く第2段！
森口泉の第二章！

2024/09/07

「朽ちないサクラ」から主人公の泉は成長してたくましくなった。
今回も職場のメンバーとの関係性もよく描かれていて良かった。
刑事警察が表ならば、公安警察は裏だ。世の中は、陽と陰でできている。太陽と月、どちらがかけても成り立たない。
今回のタイトルのサクラの意味かな。
これからの泉の活躍が楽しみ

2024/09/01

黒瀬さん、カッコいい〜！
でも、それだけでいいのかと思う自分もいる。

どんな捜査技術を持っていても、勘が良くても、信念がないやつは優れた捜査員にはなれない。己が信じるものを貫く強さが事件を解決する。

ただ、本部長もその信念を持っていたはず…。

2024/08/16

前作「朽ちないサクラ」の続編。主人公森口泉は、前作では警察広報の立場で警察組織の闇に触れ、そこに自分なりに抗う事を目指して捜査の現場に立つべく試験を受ける決意をして終わり、本作ではなんとか合格する所から始まる。
当然読者はこの経緯から、警察の組織的巨悪に苦悶し抗おうとする泉の姿を期待する流れだと思うのだが、本作では何故かいきなり新人の立場で単身犯行グループに拉致され命の危険にさらされる展開に。
それに加え、採用試験は不合格だったのに黒瀬が引っ張ったのは何故か？など、ちょっと不消化な感じが残ったけど、シリーズの今後に期待したい。

2024/08/09

機動分析班に配属された泉は、警察内で発生した現金強盗捜査に乗り出す。

現金強盗捜査はやがて県警を巻き込んだ大きな事件に発展する。

柚木裕子にしてはドロドロさがなく、結構あっさりした作品だった。

2024/07/16

森口泉第二弾。
これって、サクラ・シリーズになるのかな。
捜査支援分析センター(SSBC)は興味深い。

2024/07/15

え？
前作ポンコツちゃんやったのに、
今回サヴァン症候群の記憶版みたいなキャラ変してて、もはや別人。
内容はいいんですが、前作の続き設定にしたのは腑に落ちんぶぁい。

あと、、、

おい
サクラ

おまえ人殺しすぎ。。