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リボルバー の商品レビュー

4

464件のお客様レビュー

  1. 5つ

    126

  2. 4つ

    197

  3. 3つ

    110

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2021/07/31

小さなオークション会社に持ち込まれたリボルバーは、本当にゴッホが自殺に使ったものなのか?推理を重ねるうちに、真実がひもとかれる。

Posted byブクログ

2021/07/31

面白かった〜!! ゴッホの事もゴーギャンの事もあまりよく知らず、なぜに「リボルバー」?と思ってたけど、なるほど〜!! そんなゴッホの死に深く関わるリボルバーの謎を追いかけるお話。 史実とフィクション織り交ぜてとあるけど、ほんとどこまでが史実か分からないくらいリアルな感じがした!...

面白かった〜!! ゴッホの事もゴーギャンの事もあまりよく知らず、なぜに「リボルバー」?と思ってたけど、なるほど〜!! そんなゴッホの死に深く関わるリボルバーの謎を追いかけるお話。 史実とフィクション織り交ぜてとあるけど、ほんとどこまでが史実か分からないくらいリアルな感じがした! マハさんのアート小説面白い〜 結局生きてる間に、その才能を評価される事のなかったゴッホ。 ゴッホの絵を検索しながら読んだけど、ほんと素敵で好きになりました♡ 生きる時代が少し違えば、こんな結末にはならなかったのかも、、 芸術って難しい、、

Posted byブクログ

2021/07/30

原田マハの「アートは友達」という考え方が存分に発揮されている本作。 このリボルバーの正体は何なのか、推理を巡らせる場面ではぐっと引き込まれた。 アートを愛し、敬意を払う人々の関わりが愛おしい作品。 これまでゴーギャン作品にはあまり関心を寄せてこなかったのだが、理解者に恵まれず複...

原田マハの「アートは友達」という考え方が存分に発揮されている本作。 このリボルバーの正体は何なのか、推理を巡らせる場面ではぐっと引き込まれた。 アートを愛し、敬意を払う人々の関わりが愛おしい作品。 これまでゴーギャン作品にはあまり関心を寄せてこなかったのだが、理解者に恵まれず複雑な思いを抱えて、それでも絵画に向き合っていったゴーギャンが気になる。 秋スタートのゴッホ展も楽しみだ。

Posted byブクログ

2021/07/28

カバーがゴッホ。それを外すと表紙がゴーギャン!!2つのひまわりが1つの本になっていて感動!物語を読んだ後に気が付いたのでグッときました。

Posted byブクログ

2021/07/28

「芸術×ミステリー」ほど面白いものはない。 ましてや史実がからんでいるとなったら尚更。 そのうえマハさんのテクニックで、どこまでが史実でどこからがフィクションなのかわからない。 ゴッホやゴーギャンの気持ちをどうしてこんなにもリアルっぽく描けるのだろう?おかげでのめりこんでしまう。...

「芸術×ミステリー」ほど面白いものはない。 ましてや史実がからんでいるとなったら尚更。 そのうえマハさんのテクニックで、どこまでが史実でどこからがフィクションなのかわからない。 ゴッホやゴーギャンの気持ちをどうしてこんなにもリアルっぽく描けるのだろう?おかげでのめりこんでしまう。 一気読みしたいけれど、一気読みが勿体ないと思える作品。 ゴッホやゴーギャンの絵を思い浮かべながらよむのが最高。作品がわからない方は美術本などを傍に読むのがおすすめ。 終わり方もすっきりしていてよかった。

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2021/07/28

ゴッホが自殺に使ったとされるリボルバーをめぐる物語。 ゴッホとゴーギャン。2人の人生が対照的に描かれているのが印象的だった。 弟とその妻の情熱に支えられたゴッホは、もしかしたら幸せだったのかもしれない…。希望的観測だけど、私もそうであってほしいと思った。 ミステリーとしてはな...

ゴッホが自殺に使ったとされるリボルバーをめぐる物語。 ゴッホとゴーギャン。2人の人生が対照的に描かれているのが印象的だった。 弟とその妻の情熱に支えられたゴッホは、もしかしたら幸せだったのかもしれない…。希望的観測だけど、私もそうであってほしいと思った。 ミステリーとしてはなんだか物足らないけど、 読後も偉大な画家達の人生について想像が止まらなくなる本だった。

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2021/07/27

「待っていられないんです。時代が彼に追いつくのを」 こんなストーリーがあるのか! ゴッホの人生を巡る話にワクワクして読み切った。 まだまだミステリー的要素いっぱいの視点があることに驚かされる。 ゴッホは自殺ではない、という衝撃。 その中には、本作品だけでなく科学的根拠における...

「待っていられないんです。時代が彼に追いつくのを」 こんなストーリーがあるのか! ゴッホの人生を巡る話にワクワクして読み切った。 まだまだミステリー的要素いっぱいの視点があることに驚かされる。 ゴッホは自殺ではない、という衝撃。 その中には、本作品だけでなく科学的根拠における他殺説があることを、読後に知った。まだまだ深堀が出来そうなのがスゴイ。 史実と事実は違う、のではないか。 頭から信じ切っている個々の評伝があるからこそ、ドキドキしながら小説として読めるのがいい。 原田マハさん好きとして、これぞ小説、と改めて感じてページを最後まで一気にめくりました。 楽しかった。

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2021/07/26

いや〜、面白かった!後半、一気読みですね。さすが、原田マハ。 「この作品は史実に基づくフィクションです」と最後にありますが、迫真の演出で、何処からどこまでが史実で、どこからフィクションなのかわからないくらいの出来です。相当、文献も読みこなしているようですが、ここから構想するとは...

いや〜、面白かった!後半、一気読みですね。さすが、原田マハ。 「この作品は史実に基づくフィクションです」と最後にありますが、迫真の演出で、何処からどこまでが史実で、どこからフィクションなのかわからないくらいの出来です。相当、文献も読みこなしているようですが、ここから構想するとは驚きです。 今年読んだなかでは一番面白かったです。

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2021/07/25

ゴッホはなぜ自殺したのか、本当に自殺だったのか… ゴッホを撃ち抜いたのは誰か… この先、解き明かされることのない課題。 そんなテーマをコンセプトにして、史実とフィクションを調合したストーリー。 オークション会社に勤める高遠冴を主人公にして、この謎を紐解いていく。 ゴッホ・ゴーギャ...

ゴッホはなぜ自殺したのか、本当に自殺だったのか… ゴッホを撃ち抜いたのは誰か… この先、解き明かされることのない課題。 そんなテーマをコンセプトにして、史実とフィクションを調合したストーリー。 オークション会社に勤める高遠冴を主人公にして、この謎を紐解いていく。 ゴッホ・ゴーギャンの研究者である冴にとっては、論文の研究材料以上に興味の方が優るのではないか。 ゴッホとゴーギャンの関係、それは親友か、それとも嫉妬・ライバルか!? 今では2人はとても高く評価される画家だが、ストーリー上では、たくさんの葛藤を抱えながら今を生きているひとりの人間として描き出され、すぐ目の前でもがき苦しむ一個人のように親しみを感じる。 「解き明かされることのない課題」を解明して欲しいと持ちかける人物サラ。書名にもある「リボルバー」を所持していた。このリボルバーが本当にゴッホを撃ち抜いたものなのか!? 本を読み進めていくうちに、次々と疑問が立ち上る。 ゴッホファンの誰もが抱く「死の真相」について、問題解決形式で進んでいくアートミステリー! 何度も積読意欲を掻き立てられるものではなく、1度じっくりと読んで納得し、心の中でさらに真相を妄想したくなる作品だった

Posted byブクログ

2021/07/25

ゴッホとゴーギャンの研究者、冴の視点で物語が進んでいく。 冴と同じ気持ち、同じ視点を共有できる。 ゴッホ最後の地は作中で幾度と登場するが、土地の描写、教会、麦畑、田舎の風景が浮かび上がり、麦と風の匂いが香り立つようで私自身も共に旅をした気分になれた。 ゴッホとゴーギャンについて...

ゴッホとゴーギャンの研究者、冴の視点で物語が進んでいく。 冴と同じ気持ち、同じ視点を共有できる。 ゴッホ最後の地は作中で幾度と登場するが、土地の描写、教会、麦畑、田舎の風景が浮かび上がり、麦と風の匂いが香り立つようで私自身も共に旅をした気分になれた。 ゴッホとゴーギャンについて、百パーセント史実では無いにしろ、彼らの生活や内情を覗き見た様な気持ちになった。 原田さんの文を読むと、どの作品も美術愛に溢れていて、作中で描かれた作家や作品についてもっと知りたいと思わせてくれる。 これをきっかけに私もゴッホとゴーギャンの作品を更に楽しみたいなと思った。 その作品が作られた背景を知る事がより作品を楽しむ秘訣だなと改めて感じた。

Posted byブクログ