すみれ荘ファミリア の商品レビュー

凪良ゆう(著者)

2022/03/10

家族じゃない人たちが、ひとつ屋根の下で家族のように暮らしている話が昔からほのぼのして好きなのだけど、ほのぼのする話では全然なかった。でも読後館は良くて、好きな話だった。
凪良ゆうさんの書く文章って、言葉選びがしっくりくるというか、共感できるところが多々ある。

2022/03/10

ものすごく共感しすぎてどうしようと思った。女性だけでなく、男性にも読んでほしい。そして、「こういう人もいるんだな」と思って、そういう人と出会った時は優しくしてあげてほしい。
え、何のこと？　読んで感じてみてください。ぜひ。

2022/03/09

親に対する期待値はどんどん上がっていく。子供は少なくなる。今風なのかなあ。温度の低い弟の描き方がよかった。

2022/02/27

凪良さん、好きな作家さんなんだけど、これはあいませんでした。共感する部分もあるし、人間は表と裏の顔があるし、真実は残酷で人を傷つけることもあるって分かってるんだけど、子供に対する大人たちの自分勝手なふるまいが酷くて、無理だった。

子供に犯罪行為を手伝わせて巻き添えにしようとした青子と、主人公の母親の最後の芥に対する仕打ちが、自分のなかでどうしても許せなかった。
本心はどうしようもないけど、行動にうつしたらダメでしょ。その行為を主人公がある程度許容しているのでモヤモヤが晴れません。
お話としてはそれなりに面白いのかもしれませんが、終始登場人物たちにイライラさせられっぱなしで、好きになれそうにない作品です。

2022/02/23

管理人さんがいい人すぎた。最後の表面張力では兄弟の存在だけが癒しだった。ストーリーは登場人物に沿って一つ一つ区切りがあって読みやすかったです。またそれぞれの主観で見え方も違ってて、読み始めたら止まりませんでした！凪良さんは2冊目なのですが、このままローラー作戦で楽しみます。

2022/02/23

初凪良ゆう作品。本屋大賞で名前は知っていたが、この本を読み終わって調べたらボーイズラブが得意な作家とか。言われてみると、この本も愛憎が交錯し、最後は離ればなれに育った兄と弟の深い愛情かも知れない。
内容はミステリー要素も多いに盛り込まれ、愛情の裏返しで何度も兄を殺してしまいそうになる女性や、結婚をしたい相手を独占しようと相手の関心先を次々放火するお爺さんなど、色々罪深い人が現れる。人の良い兄は全てを受け入れてしまうが、悲惨な環境で育った弟に救われる。
付録の短編も後日談のようで面白かった。

2022/02/12

正直、後日譚の『表面張力』が1番面白かった。

誰にも言えない秘密がこの本のテーマなのであろうが、なかなか私には主人公の気持ちに寄り添えなかった。子供がいないからだろうか。

2022/02/08

凪良ゆうは好きだったので読んだのだが、
もうひとつかな。
凪良ゆうを読んでいつも感じるのだが、静かな中の芯の強さのような、今回は少し上滑りのような。
幕切れもすっきりしなかったな。

2022/02/15

下宿ものといえば浮世離れしすぎの住人とサムい渾名がつきものな気がしてたけどこれはそんなことなく、いくら人は誰でも他人に見せない顔があるったってそこまではならんやろ級のヤバ人間がいっぱい出てきて面白かった。
ぐっとくる言葉もあるんだけど、個人的にみすずちゃんと隼人くんの言い合いが苦手。二人とも言い方きつくない？
後半に行くにつれ周りが下がるので、芥さんとアンディが輝いてくるぜ

2022/01/31

凪良ゆうらしい一冊
管理人と下宿人３人
新たな下宿人として弟？がやって来る…

下宿達、母親と恋人、登場人物全てが何かしら問題を抱えていて普通ではない。

普通って何？やはりこの作品も考えさせられてしまいました。

タイトルはホッコリ
登場人物は個性的かつ笑いあり
でも内容はシリアス&サスペンス
みたいな(*´-`)

凪良ゆうらしい一冊でした。

凪良先生頑張って次の作品出してください！
もう読んでない作品がなくなってきました…
ＢＬも待ってますよ〜\(//∇//)