ひと の商品レビュー
なんか素敵だったー 母も父も若くして亡くして、辛く大変だけど、 周りの人に恵まれながら成長していく感じがなんかよかった。
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よかったよかった。こんな話が読みたかった。 話全体で人の名前や土地を大事にするところ、主人公のあの性格がよかった。実際世の中にこんな人いるのか?っていうぐらい嫌な人間も出てくるが、その分優しい人間の温かさがより一層沁みた。終わり方も好き。続き?の『まち』も読もう。楽しみ。
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淡々とした語り方で進んでいくのがリアル感がある。主人公の境遇は悲惨すぎるが、暗すぎず、明るすぎず、読んでいて心地よい。 ラストの一ページ、清々しく素晴らしかった
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どんなかたちで締め括るのか最後までまったくわからなかった。多くの登場人物の未来を想像して、ドキドキしながら読み終えた。 「ひと」というタイトルの中に多くの意味が含まれており、今の自分はどうなのかと考えさせられる1冊だった。 あとコロッケが無性に食べたくなった!!
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無性にコロッケが食べたくなった。 辛い時、苦しい時、人との繋がりを断ちたくなるけど、こうやって関わることで無理矢理にでも前を向いていくのかもなと。 生きるって大変。 でも1人じゃないって思えるのって大事。
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突然、人生が変わることがある。父親と母親を相次いで失い、大学生にして身寄りのなくなった主人公。大学を辞め、立ち寄った惣菜屋さんで働くことになる。 お金がない生活だけど、その誠実さから、周りにはたくさんの人が集まる。そして皆、頼っていいと言ってくれる。人生で1番大切なもの。それが「ひと」だと伝えてくれる。どんなにお金がなくたって、周りの人に支えられて、人生を楽しくすることができる。 生きる上で大切にすべきことを、教えられた気がします。
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おもしろい!続きがよみたい!って心をつかまれてしまいました。人生を変える悲しい出来事がありながらも、悲観的な不幸の物語ではなく、でも悲しみに襲われた主人公は、けっしでドライではなく、がんばってって応援したくなります。まわりを囲む人たちも個性にあふれ、ありがたい人、迷惑な人、嫌な人...
おもしろい!続きがよみたい!って心をつかまれてしまいました。人生を変える悲しい出来事がありながらも、悲観的な不幸の物語ではなく、でも悲しみに襲われた主人公は、けっしでドライではなく、がんばってって応援したくなります。まわりを囲む人たちも個性にあふれ、ありがたい人、迷惑な人、嫌な人、でもこういう人っているよなあって人ばかりで、小説の中の空気の匂いまで感じられるようでした。前を向く若者の気持ちがさわやかな作品でした。
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「全て失うこと」と「一から積み上げること」、数年で両方を経験できることなんかなかなかないと思った。 主人公の冷静沈着さは、ある意味人間離れしてる。 でもそこまで追い詰められた状況に追いやられたら、案外自分もそうなってしまうのかとも思った。 また、人生誰しも人の影響を大きくうけなが...
「全て失うこと」と「一から積み上げること」、数年で両方を経験できることなんかなかなかないと思った。 主人公の冷静沈着さは、ある意味人間離れしてる。 でもそこまで追い詰められた状況に追いやられたら、案外自分もそうなってしまうのかとも思った。 また、人生誰しも人の影響を大きくうけながら、少しずつ成長していくんだと実感できた。
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図書館本 ずっと静かに読み進める。 聖輔が大学を中退することになる。 砂町銀座商店街 惣菜屋田野倉で働く。 コロッケ食べたくなるな、揚げたての。 職場の人たちだったり、高校や大学の同級生たち、その親とか、いろんな人たちと係わりながら、 聖輔は少しずつ歩んでいく。 ギリの生活。 正しく嬉しくお金を使って日々を過ごす。多分、お金の価値以上の何かに対して。 その様子が、読んでいて、誇らしく頼もしくあるのだ。 何もかも諦めなくてもいいんじゃない? と、青葉ちゃん。 そうだそうだと頷きながら、私は聖輔をぎゅうと抱きしめたくなる。
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本屋さんで目に留まって手に取って、迷って結局辞めて、、を3回くらい繰り返したこの作品。やっと読めた 物語に出てくる縁という、人との些細な繋がりがあったかくてあったかくてホカホカした。それでいて惣菜屋の看板メニューがコロッケっていうのもまたいい。 青葉の元カレみたいな人はわたしもす...
本屋さんで目に留まって手に取って、迷って結局辞めて、、を3回くらい繰り返したこの作品。やっと読めた 物語に出てくる縁という、人との些細な繋がりがあったかくてあったかくてホカホカした。それでいて惣菜屋の看板メニューがコロッケっていうのもまたいい。 青葉の元カレみたいな人はわたしもすごく苦手なタイプなので、最後すっきりした。勇気を与えてくれる本
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