ひと の商品レビュー
優しくて心温まる小説だった。派手なストーリーは無く、日常的なストーリーの中での話でとても現実的だった。ほとんどの登場人物が良い人で良かった。孤独であることから成長できること、ひととの繋がりの大切さを感じた。
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最後の評論のところでこのお話は孤独の具現化した話って書いてあって妙に納得した 人生いつ何があるか分からないこそ自分の周りの人を大切にしたいなと思えた。 心が温かくなった
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誰も気にしないだろうと無意識にしている行動は、自分の印象を残している。 「別に大したことじゃないけど。例えば、校舎の廊下とか階段とかですれ違うとき、いつもそれとなく壁のほうに寄ってくれたな、とか。でもそういうのって人の印象として残る。」 欠点は長所になる。 「聖輔の先輩ですよ。ダメな先輩です。聖輔が この店にいるから、俺は手を抜けるんですよ。聖輔がいるから、おれが楽できるんですよ。楽をしたいんですよ、おれは。楽をするためなら、このぐらいのことはしますよ」
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結構前ですが、本屋で文庫を手に取りました。すらすら読めた記憶があります。心温まる、がんばろうと思える。コロッケ食べたくなる。
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初、小野寺史宜。 なんの前情報もなく読み始めたので、叔父にたかられたりかっぱ橋で包丁を買ったりしたときは、もしや聖輔が犯罪者になってしまうのか?そういう話なのか?と心配してしまった。ミステリーの読みすぎ。 読者にもこの小説の中にも、聖輔ファンは多いだろうな。 ここで書いてる人も多...
初、小野寺史宜。 なんの前情報もなく読み始めたので、叔父にたかられたりかっぱ橋で包丁を買ったりしたときは、もしや聖輔が犯罪者になってしまうのか?そういう話なのか?と心配してしまった。ミステリーの読みすぎ。 読者にもこの小説の中にも、聖輔ファンは多いだろうな。 ここで書いてる人も多いけど、登場人物みんないい人なのは、聖輔がいい人だからです。 安心して読める、心が浄化されるような物語。 お父さんお母さん、安心してくださいねと手を合わせたい。
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#ひと #小野寺史宜 18/4/11出版 https://amzn.to/3VpJyfA ●なぜ気になったか 2019年本屋大賞2位なので読むことは決めている1冊。本作前に読了済みの数冊は、すべて面白くはあるが状況説明やストーリー進展が冗長過ぎと感じた。本作も同じことを感じるの...
#ひと #小野寺史宜 18/4/11出版 https://amzn.to/3VpJyfA ●なぜ気になったか 2019年本屋大賞2位なので読むことは決めている1冊。本作前に読了済みの数冊は、すべて面白くはあるが状況説明やストーリー進展が冗長過ぎと感じた。本作も同じことを感じるのだろうか ●読了感想 今まで読んだ作品の中では一番だが、淡々とした状況説明やさほど盛り上がりのない展開が長く続くのは一緒で、この点が相性よくないところ。緩急やもう少しスピーディーな展開があれば好きな感じなのだが #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き
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みなさん書いてるように、とても優しく、心温まる小説。何があっても前向きに生きようという気持ちにさせてくれる。ただ、総菜屋のひとたちが揃いも揃ってみんな温かくて良い人、彼女候補になる女の子も現れ、調理師になるという立派な目標もすぐに決まる…という、ちょっとうまくいきすぎでは?という部分も。基本、性善説に基づいたストーリー展開。普段から、重いイヤミスばかり読んでるからか、物足りなさを感じてしまった。
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20歳にして天涯孤独の人生を歩むことになった主人公。両親の死を受け止める猶予もなく、ひとりで明日を生きることと向き合わなければならない。 読了後、ほっこり温かい気持ちになる。そして、揚げたての熱々コロッケが食べたくなる。
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初小野寺。とても優しい気持ちになる作品。出てくる食べ物たちが美味しそうなこと。コロッケ、鱈のムニエル、親子丼・・。聖輔のまわりはホント良い人ばかりだ。何故なら彼自身がイイ奴だからだ(笑) 各章を見て、最後はやはりな、という展開でした(*´꒳`*) この作品との出会いに感謝を。星三...
初小野寺。とても優しい気持ちになる作品。出てくる食べ物たちが美味しそうなこと。コロッケ、鱈のムニエル、親子丼・・。聖輔のまわりはホント良い人ばかりだ。何故なら彼自身がイイ奴だからだ(笑) 各章を見て、最後はやはりな、という展開でした(*´꒳`*) この作品との出会いに感謝を。星三つ半。
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2019年本屋大賞2位、という帯に惹かれた。 鳥取から東京に出てきた大学生。急に親を失い孤独になったが、商店街で出会ったコロッケをきっかけに人との縁を紡いでいく物語。 生きるというのは、人と人とが交差していくことなのかなと感じた。親も親戚もいない孤独な身の上でも、社会のなかで...
2019年本屋大賞2位、という帯に惹かれた。 鳥取から東京に出てきた大学生。急に親を失い孤独になったが、商店街で出会ったコロッケをきっかけに人との縁を紡いでいく物語。 生きるというのは、人と人とが交差していくことなのかなと感じた。親も親戚もいない孤独な身の上でも、社会のなかで生きていく限り人との関わりは避けては通れない。時に嫌だと感じる人もいれば、その出会いに救われる時もある。人は社会的な動物なのだな、ということをじんわり温かに感じられる一冊でした。
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