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ひと の商品レビュー

4.1

740件のお客様レビュー

  1. 5つ

    248

  2. 4つ

    307

  3. 3つ

    128

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    4

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2024/08/16

とても良い世界観。 主人公の人柄がよく表現され、こんな人が私の近くにいたらとても素敵な人だと思えた。

Posted byブクログ

2024/08/12

すごいタイトルだな…と読み始めたけど、主人公が魅力的かつ、シンプルで嫌味のない語り口がリズムよく読めてあっという間でした。 ひと、の悪い面含めた色々な感情の側面、色々な環境の状況、色々な立場…とにかく“ひと”がみっひり描写されていて、自分みたいな名もない庶民もどこかに描かれたん...

すごいタイトルだな…と読み始めたけど、主人公が魅力的かつ、シンプルで嫌味のない語り口がリズムよく読めてあっという間でした。 ひと、の悪い面含めた色々な感情の側面、色々な環境の状況、色々な立場…とにかく“ひと”がみっひり描写されていて、自分みたいな名もない庶民もどこかに描かれたんじゃないか?と錯覚してしまいました。読むと心が落ち着き、揚げたてのコロッケを食べたくなります。

Posted byブクログ

2024/08/11

穏やかで心が清らかな主人公の語り口調が、じわじわ胸に染みわたる。不幸な出来事や嫌な人との関わりもあるが、周りの優しさに支えられながら成長し、より芯の強さが増していく過程に、嬉しさと感動を覚えた。

Posted byブクログ

2024/08/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

1人の少年の日常を描いた小説。 お父さんを事故で亡くし、その後母も突然死。 大学生の主人公は1人になってしまう。 自分がその歳だったらこの主人公のように生きれるだろうか。 この主人公は悲観になる事なく、将来どうするのかを自分で考え、常に先のことも見据えて行動をして行く。 そこでたくさんの人との良い出会いも悪い出会いもあるけど挫けず、前向きに生きてゆく主人公に勇気づけられた。 特に何か事件などは起こるわけでもないが、読み進めれば進めるほど今後の主人公はどうなっていくのか、思わず応援したくなるほっこりした小説。 まちも読んで見たくなり早速購入♪

Posted byブクログ

2024/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひとつの文が短くつぶやくような文章 こういうのもいい 最初からとんでもなく大きな不幸 おだやかに幸せになってほしいと願いながら でも最後に突然死んだりするんじゃないかとジリジリ読み進めた どんな結末になるのか 親戚のおじさん 高瀬涼 もう来るな来るな  金をせびられてどんどん要求されて殺してしまった、、、という展開じゃなくて良かった  聖輔のまじめさ丁寧さが人の優しさ 良い運命を引き寄せてる ベースも続けてほしい いい終わり方だと思う  すごくいい作品に出会えた 小野寺先生他の作品も読んでみたい 食べ物を残さないのはわかるがラーメンのスープも全部飲み干すのか 「ねぇ、わたしちょっと歩きスマホするから、周りの迷惑にならないよう誘導して」

Posted byブクログ

2024/08/03

ひととの関わりがいかに人生に彩りを与えているか、実はほとんどのひとは愛に溢れていて、味方になってくれる その味方を頼る力も必要と気づいた

Posted byブクログ

2024/08/01

手触りがさらっとしてて、読みやすい。割と好き 最後も急に終わったけど、いい感じ。 ストレートな感じ (上から目線なの許して)

Posted byブクログ

2024/07/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

雑誌におすすめの本で紹介されていたので気になり手に取った本。 主人公、聖輔21歳。 両親の死別や大学退学、やめた楽器のベース、惣菜屋との出会い、見つけた目標、地元の友人との再会。 どこにでもありそうな、実際こういう人いるだろうなと読み進めていたらあっという間だった。 最後の一文でこんな感じで終わるんだと、後にも続きそうな、後は読み手の想像にお任せ、的な終わり方で全て持っていかれた感じだった。

Posted byブクログ

2024/07/30

人と人との繋がりを意識させられる話だった。 絶望の中でも日常は過ぎていき、ひとに助けられひとを助け前を向いて進んでいく。 読了後、暖かな気持ちになった。

Posted byブクログ

2024/07/28

じーんときた。 父が死んで、母が死んで、これ以上つらいことはない、もう一生泣くことは無いと思っていたのに、あっけなく泣いた。 のところがグッときた。 つらいことを経験したけどこれから泣くことがないわけない。むしろ、したからこそ、抱えるものを抱えて生きている。 主人公がなぜこんな...

じーんときた。 父が死んで、母が死んで、これ以上つらいことはない、もう一生泣くことは無いと思っていたのに、あっけなく泣いた。 のところがグッときた。 つらいことを経験したけどこれから泣くことがないわけない。むしろ、したからこそ、抱えるものを抱えて生きている。 主人公がなぜこんなにも謙虚で、まっすぐで素直なのだろうでも強くて。 自分もこんな風に、、はなれないが、改めて生きようと思った

Posted byブクログ