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ひと の商品レビュー

4.1

708件のお客様レビュー

  1. 5つ

    236

  2. 4つ

    294

  3. 3つ

    123

  4. 2つ

    19

  5. 1つ

    4

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2024/06/06

初、小野寺史宜。 なんの前情報もなく読み始めたので、叔父にたかられたりかっぱ橋で包丁を買ったりしたときは、もしや聖輔が犯罪者になってしまうのか?そういう話なのか?と心配してしまった。ミステリーの読みすぎ。 読者にもこの小説の中にも、聖輔ファンは多いだろうな。 ここで書いてる人も多...

初、小野寺史宜。 なんの前情報もなく読み始めたので、叔父にたかられたりかっぱ橋で包丁を買ったりしたときは、もしや聖輔が犯罪者になってしまうのか?そういう話なのか?と心配してしまった。ミステリーの読みすぎ。 読者にもこの小説の中にも、聖輔ファンは多いだろうな。 ここで書いてる人も多いけど、登場人物みんないい人なのは、聖輔がいい人だからです。 安心して読める、心が浄化されるような物語。 お父さんお母さん、安心してくださいねと手を合わせたい。

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2024/06/01

#ひと #小野寺史宜 18/4/11出版 https://amzn.to/3VpJyfA ●なぜ気になったか 2019年本屋大賞2位なので読むことは決めている1冊。本作前に読了済みの数冊は、すべて面白くはあるが状況説明やストーリー進展が冗長過ぎと感じた。本作も同じことを感じるの...

#ひと #小野寺史宜 18/4/11出版 https://amzn.to/3VpJyfA ●なぜ気になったか 2019年本屋大賞2位なので読むことは決めている1冊。本作前に読了済みの数冊は、すべて面白くはあるが状況説明やストーリー進展が冗長過ぎと感じた。本作も同じことを感じるのだろうか ●読了感想 今まで読んだ作品の中では一番だが、淡々とした状況説明やさほど盛り上がりのない展開が長く続くのは一緒で、この点が相性よくないところ。緩急やもう少しスピーディーな展開があれば好きな感じなのだが #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き

Posted byブクログ

2024/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

みなさん書いてるように、とても優しく、心温まる小説。何があっても前向きに生きようという気持ちにさせてくれる。ただ、総菜屋のひとたちが揃いも揃ってみんな温かくて良い人、彼女候補になる女の子も現れ、調理師になるという立派な目標もすぐに決まる…という、ちょっとうまくいきすぎでは?という部分も。基本、性善説に基づいたストーリー展開。普段から、重いイヤミスばかり読んでるからか、物足りなさを感じてしまった。

Posted byブクログ

2024/05/28

20歳にして天涯孤独の人生を歩むことになった主人公。両親の死を受け止める猶予もなく、ひとりで明日を生きることと向き合わなければならない。 読了後、ほっこり温かい気持ちになる。そして、揚げたての熱々コロッケが食べたくなる。

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2024/05/26

初小野寺。とても優しい気持ちになる作品。出てくる食べ物たちが美味しそうなこと。コロッケ、鱈のムニエル、親子丼・・。聖輔のまわりはホント良い人ばかりだ。何故なら彼自身がイイ奴だからだ(笑) 各章を見て、最後はやはりな、という展開でした(*´꒳`*) この作品との出会いに感謝を。星三...

初小野寺。とても優しい気持ちになる作品。出てくる食べ物たちが美味しそうなこと。コロッケ、鱈のムニエル、親子丼・・。聖輔のまわりはホント良い人ばかりだ。何故なら彼自身がイイ奴だからだ(笑) 各章を見て、最後はやはりな、という展開でした(*´꒳`*) この作品との出会いに感謝を。星三つ半。

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2024/05/26

2019年本屋大賞2位、という帯に惹かれた。 鳥取から東京に出てきた大学生。急に親を失い孤独になったが、商店街で出会ったコロッケをきっかけに人との縁を紡いでいく物語。 生きるというのは、人と人とが交差していくことなのかなと感じた。親も親戚もいない孤独な身の上でも、社会のなかで...

2019年本屋大賞2位、という帯に惹かれた。 鳥取から東京に出てきた大学生。急に親を失い孤独になったが、商店街で出会ったコロッケをきっかけに人との縁を紡いでいく物語。 生きるというのは、人と人とが交差していくことなのかなと感じた。親も親戚もいない孤独な身の上でも、社会のなかで生きていく限り人との関わりは避けては通れない。時に嫌だと感じる人もいれば、その出会いに救われる時もある。人は社会的な動物なのだな、ということをじんわり温かに感じられる一冊でした。

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2024/05/25

作品の順番としては、まち→ひと→いえ、なのかな。 先に「まち」を読んで、それからこの本を読んだ。 今回は、砂町銀座商店街が舞台。 聖輔の最後の決め台詞、これが良かった! それを青葉に伝えようと思うまでの心理が、最後にかけ足で語られる。 たぶん、青葉の元カレ、高瀬涼くん。彼との...

作品の順番としては、まち→ひと→いえ、なのかな。 先に「まち」を読んで、それからこの本を読んだ。 今回は、砂町銀座商店街が舞台。 聖輔の最後の決め台詞、これが良かった! それを青葉に伝えようと思うまでの心理が、最後にかけ足で語られる。 たぶん、青葉の元カレ、高瀬涼くん。彼との対面が気持ちを固めさせたのかなぁ。 うまく行ってほしい2人だなぁと思った。 そしておかず田野倉も、長く続いてほしい。

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2024/05/23

初読の著者。 最初は短い文章と句読点の多さに??という印象でしたが、読み進めるうちになれました。寧ろこの小説及び主人公の素朴かつ優しい雰囲気にマッチしてるかも。テンポの良さもでるので、サクッと読めた。 ストーリーはどん底かつ1人ぼっちになった主人公が題名どおり「人」との繋がり...

初読の著者。 最初は短い文章と句読点の多さに??という印象でしたが、読み進めるうちになれました。寧ろこの小説及び主人公の素朴かつ優しい雰囲気にマッチしてるかも。テンポの良さもでるので、サクッと読めた。 ストーリーはどん底かつ1人ぼっちになった主人公が題名どおり「人」との繋がりを通して前を向く話。大それた起承転結はないけど、ホッコリできる。重い読書の合間におすすめ。 文体含め特徴的なので他の著書も今後読んでみたいです。

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2024/05/23

読んでる間、とてもゆったりと時間が流れた気がした。でも本一冊(一年)はすぐに過ぎた。 リアルな日常のようだった。 にしても、あまりにもコロッケが食べたすぎるな?

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2024/05/19

人との関わりがじんわりと心が温かくなる作品。とても良かった。 両親を立て続けに亡くした大学生・聖輔が、退学や惣菜屋でのアルバイトを経て、自分の人生と向き合って自分らしく進み出す話。 側から見ると不幸と思われる状況に陥っても、淡々と毎日を積み重ね、実直に生きていく姿に心が打たれ...

人との関わりがじんわりと心が温かくなる作品。とても良かった。 両親を立て続けに亡くした大学生・聖輔が、退学や惣菜屋でのアルバイトを経て、自分の人生と向き合って自分らしく進み出す話。 側から見ると不幸と思われる状況に陥っても、淡々と毎日を積み重ね、実直に生きていく姿に心が打たれた。『ひと』との繋がり、人情や思いやりの大切さを再認識。どうしても譲れないものを見つけたラストにグッと来た。そして聖輔の一言がカッコよくて痺れた。 図書館で借りて読んだけど、大学生の息子にも読んで欲しくて即購入。手元に置いておきたくなる素敵な一冊です。

Posted byブクログ