情報を正しく選択するための 認知バイアス事典 の商品レビュー
今まで自分が知らず知らずのうちに囚われていた認知バイアスに気づかせてくれた。 ミスを咎められたり、自分に都合の悪い部分を取り上げられたりすると、認めたくないという反発心が働く。 (「お前だって」と相手の過去を無理矢理でっち上げ、論点をずらしつり、極端に解釈して決めつけや被害妄想が...
今まで自分が知らず知らずのうちに囚われていた認知バイアスに気づかせてくれた。 ミスを咎められたり、自分に都合の悪い部分を取り上げられたりすると、認めたくないという反発心が働く。 (「お前だって」と相手の過去を無理矢理でっち上げ、論点をずらしつり、極端に解釈して決めつけや被害妄想が独走する。) それでは本質から大きく脱線した状態が続き、ただのお互いのプライドの押し付け合いになってしまう。 今自分たちはなにについて議論しているのか、主題を見落とさないことが重要。 認知バイアスの存在を知っておくのは、冷静で俯瞰的な視点を取り戻す近道になる。
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人間は自分では客観視していると思っていても、どうしても主観でしか物事を判断することができていないということがよくわかった。
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以前読んだバイアスについての本よりも、読みやすいと思った。それは、図やイラストで視覚的アプローチがあったこと、重要箇所にはラインが引いてあったこと、文字の大きさが小さすぎず大きすぎず。 バイアスを知りたい、という人におすすめです。
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認知バイアスって たくさん種類あるんだなぁ!と知れた反面 具体的な対策やトレーニングは あまり載ってないので あくまで「知るため」の本だと思いました。
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【評価】 内容 :★★★☆☆ 読みやすさ:★★★☆☆ 難易度 :★★☆☆☆ ボリューム:★★★☆☆ 【所感】 認知バイアスについて『論理学』『認知科学』『社会心理学』の3つの観点で各20項目の計60項目の概要をまとめた一冊。 もともと行動経済学と組織論から認知バイアスに...
【評価】 内容 :★★★☆☆ 読みやすさ:★★★☆☆ 難易度 :★★☆☆☆ ボリューム:★★★☆☆ 【所感】 認知バイアスについて『論理学』『認知科学』『社会心理学』の3つの観点で各20項目の計60項目の概要をまとめた一冊。 もともと行動経済学と組織論から認知バイアスに興味を持って読んだのだが、期待していた内容は第3部の『認知科学』アプローチに偏っていた。 『論理学』『認知科学』アプローチについては「それって認知バイアスの括りなの?」と疑問に感じる項目が多々あったが知識としては面白いものがあったのでまぁ良しとする。(本書を読んで「認知バイアスとは?」の迷宮に迷い込んでしまった笑) 60項目目の説明でそのまま終わる構成になっているが、個人的には最後に全体を通してのまとめが欲しかったところ。この3つの学門カットで認知バイアスを取り上げた意義とそこから導かれる示唆や可能性など。 複数学問の視点から一つのテーマを学べるのでそこそこ面白く読めた。
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私の知らないことがたくさん書いてあったので、理解しながら読み進めるのが大変で読み終えるのに時間がかかった。多くのことを学ばせてもらった。考え方の視野が広がったと思う。
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とても面白かった。というのも、聞いたことある現象から、これって、こんな名前だったんだ!ということから様々であった。 自身で、人間とはこういう傾向があるよねと思ったことに対しても、深く解説されていて、腑に落ちたという感覚。人間にはこういう性質があるって知るだけで、知らない人に比べる...
とても面白かった。というのも、聞いたことある現象から、これって、こんな名前だったんだ!ということから様々であった。 自身で、人間とはこういう傾向があるよねと思ったことに対しても、深く解説されていて、腑に落ちたという感覚。人間にはこういう性質があるって知るだけで、知らない人に比べると大幅にリテラシーは上がりそう。何度も読み返して本の内容を全て詰め込みたいと思ったくらい。
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おもしろかった ふだん自分でもかかってしまうバイアスについて、なぜそのような考え方をしてしまうのかメタ認知がよりできるようになれたと思う
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認知バイアスという言葉を初めて知りました。先入観に囚われず正しく客観的に判断できる自分でありたいです。
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適応障害になり、関連する本を読んでいるときに、バイアスや思い込みで思考が偏っているという言葉を聞きバイアスがどういった意味なのか具体的に気になり読みました。 様々なバイアスが紹介されるが、自分は認知的不協和がとても興味深かった。認知的不協和とは自分の本音と実際の行動が矛盾している...
適応障害になり、関連する本を読んでいるときに、バイアスや思い込みで思考が偏っているという言葉を聞きバイアスがどういった意味なのか具体的に気になり読みました。 様々なバイアスが紹介されるが、自分は認知的不協和がとても興味深かった。認知的不協和とは自分の本音と実際の行動が矛盾している状態のこと。例えばブラック企業で働いている職員は辞めるという判断ができない。これは辛い状況で働き続ける自分に「やりがいがある」などの理由づけをして本来の辛い現状から目を背けている可能性があるからだ。 確かに辛いことがあると自分の成長のためと思い我慢しすぎる自分はいる。それで心身的に体調を崩すのは元も子もない。これからは嫌だと思ったことは嫌だといい日記や愚痴を言いたいなと思った。
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