情報を正しく選択するための 認知バイアス事典 の商品レビュー
今までいろんなビジネス書や心理学本などで見聞きした認知バイアスについて、定番を集めて解説している。 例が多いため各項目について理解しやすいが、妙に読みにくいのはなぜだろう。 どれもどこかで見聞きしたことのあるもので、自然と「あ~、そうだよね、知ってる」となってしまう。 が、誰...
今までいろんなビジネス書や心理学本などで見聞きした認知バイアスについて、定番を集めて解説している。 例が多いため各項目について理解しやすいが、妙に読みにくいのはなぜだろう。 どれもどこかで見聞きしたことのあるもので、自然と「あ~、そうだよね、知ってる」となってしまう。 が、誰もが認知バイアスからは逃れられないということを常に念頭に置いてこれらの罠を反芻したい。 無意識に、知らず知らずのうちに選択しているチョイスが多くの場合に自分の純粋な希望や意図の通りに選ばれていないということにその場で気付けるように、定期的に読みなおすようにする。
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確証バイアス 心理的リアクタンス 現状維持バイアス ステレオタイプ バーナム効果→占い ハロー効果 希望的観測 単純接触効果 選択的注意・カクテルパーティ効果 デジャビュ サブリミナル効果 吊り橋効果 認知的不協和 チェリー・ピッキング 二部法の誤謬「ごびゅう」
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館の新着コーナーで手に取った。 いわゆる「思い込み」というのは人間の性でもある。本著はバイアスを「論理学」「認知科学」「社会心理学」の3分野から解説している。 日常の「あるある」が学術的にコンパクトにまとめられていて頭の整理に使える一冊だ。
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初心者向けの読みやすい本だと思った。 1つのバイアスに対して、見開き2ページで紹介してくれている。 具体例や絵が多く、2色ずりで見やすい。 ただ、生存者バイアスや正常性バイアスが載ってなかったのが残念…
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第94回アワヒニビブリオバトル「全国大会予選会&通常会」第1ゲーム(第8回ビブリオバトル全国大会inいこま予選会)で紹介された本です。ハイブリッド開催。 2022.12 .30
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#読了 結局人間臭さを決めてるのは何かしらバイアスから生まれる先入観だと思うので、だからこそ人間行動学や心理学、哲学などに繋がって来るとは思う。 ただ、自分や周りのバイアスが何処に掛かっててどういう作用してるかを知る事は十分有意義であり、凄く体系的に纏められてると思った。
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認知バイアスについて体系的に纏まっていた。1項目につき、4ページなのも読みやすい。自分の中の無自覚のバイアスの名前を知ることで意識できる。
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・あくまで自分の感覚だが、前半はよく知られた、メディアでもとりあげられるバイアスが並んでおり、後半の方が新しい学びがあった。前半だけ見て「これくらいなら全部知ってる」とおもわず、後ろも見てほしい。 また、単独では知っているバイアスも、他の現象との関係が整理できたり、事典的な楽しさ...
・あくまで自分の感覚だが、前半はよく知られた、メディアでもとりあげられるバイアスが並んでおり、後半の方が新しい学びがあった。前半だけ見て「これくらいなら全部知ってる」とおもわず、後ろも見てほしい。 また、単独では知っているバイアスも、他の現象との関係が整理できたり、事典的な楽しさはあった。 ・ミュラーリヤー錯視、脳がなぜその錯視を備えているか 初めて理解した。人によって、どれくらい長さが違って見えるかも異なるのだろうか?発見された経緯が気になる ・自分はポスティングチラシが苦手で、郵便受けから回収するたび、うんざりしたり、いらいらしてしまう。そして、心の狭い自分が情けなくなる。今後は、単純接触はそもそも負の感情があると逆効果を発揮してしまうからね…これは自然な感情…と自分をゆるすことにする ・現代は、情報の真偽がほんとうに見分けづらい。もっともらしい嘘もあれば、事実らしいが信じたくない情報だってある。 かといって、すべてを疑って検証する暇もない。致命傷だけは避けられるように、心の片隅に、これらの知識を置いておきたい。
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特段新しい発見があったわけではなかったけど、再確認にはなった。 自分が気をつけるだけじゃなくて、他の人がこういうバイアスを持ってることを考慮できたらより良いな。
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一度思い込むとその考えに固執してしまうことが多く、果たしてフラットな認知の上でものを考えられているのか? 自分の中にも様々なバイアスが存在するのでは? と思ったので読んでみました。様々な認知バイアスについての用語とその意味、事例がわかりやすくまとめられている。一読で用語まで覚える...
一度思い込むとその考えに固執してしまうことが多く、果たしてフラットな認知の上でものを考えられているのか? 自分の中にも様々なバイアスが存在するのでは? と思ったので読んでみました。様々な認知バイアスについての用語とその意味、事例がわかりやすくまとめられている。一読で用語まで覚えることは難しいが「人はこういった状況でバイアスに陥りやすい」というのをなんとなく覚えておくだけでも違いそう。最後の項目でもまとめられているように、この本で得た知識を自分の認知にどう活かして思考をコントロールすることが重要。非常に難しそうですが、意識していこうと思います。
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