オクトーバー・リスト の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
メメントよりもしっかり、最後から最初に逆行する(順行が一度もない)ミステリー。これはすごい。最後から読むので途中まで話がわけがわからないが???になって読むのが大変なのと、読了後考えてみると(いやここまで大掛かりな仕掛け(巻き込み人数が多い)バレなかったらよほど警察がザルでは?とも思うのですが、いやでも初見のどんでん返しは気持ちよかったな〜。マクガフィンが定義通りのよい使われ方をしていたのもよい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最後の章から始まるミステリー。「この作者のことだから、たぶんどんでん返しはこんな感じなんだろうな」とおおよその推測はできる。 通常、あれ、この伏線はなんだったか? と小さいページ数に戻ることはよくある。この作品では何かの結果がでたときには「さあ、これは何が原因でこうなったんだ? これから伏線が出てくるはずだから見逃さないようにしなくちゃ」となる。とはいえ、伏線が登場したときに「あれ、この結果はどうなったのか」と小さいページ数に戻って見返すこともある。何しろ、いきなり結果だけ先に登場するのだから「誰だ、こいつは?」ということが多い。というか全部それ。 読み始めは辛い。何が何だかわからないからとにかく辛い。中盤を過ぎる頃にはだいたいの全体像が見えてくる、そこまで我慢。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「あなたの力が必要になる」 「もちろんよ」 「言っておくけど、エレナ、これは…極端なことよ」 「ねえ、わたし、なんでもするって言ったでしょ」 「わかった。あなたには車に轢かれてもらいたい」 「えっ?」 これは作中のなかでいちばん好きなやりとり。 そのあとの、 「なんでもって言ったのは、ほんとは徹夜してファイルを読むみたいなことなんだけど」のセリフもかわいらしくて素敵で使ってみたい。 誰かの力になりたくて名乗り出たあと無茶ぶりを要求されたら言おうと思う。 お気に入りのやりとりがひとつでも発見できると、 その話を読んでよかったなという気持ちがいっきに芽生えて安心する。 なにしろそういう発見を自分で拾っていかないと、この話は読むのがとてつもなく大変だったのだ。 この小説は最後のシーンから始まってページが進むごとに時系列をさかのぼっていく変わった方法で書かれていて、つまり最初のページがこの物語の最後のシーンになるというのだ。不安すぎる。 しかもそのシーンがまた中途半端というか、相棒元日スペシャルでいったら22時30分、クライマックス直前の長めのCMが入るあたりで終わっているのでもうテレビならクレームものだよ!と慌ててしまうほどである。 5章目まで読んで「これは私の脳で理解できるものなのか?」というまた別の不安に駆られだす。 「最後の章から逆に読んでいったら普通の話として読めるんだぞ」、という悪魔のささやきを何度も振り払いながら読んだ。 結果→原因の流れで読んでいることは分かっていても脳みそは勝手に原因→結果で理解しようとしてしまって、常に激流に逆らって歩いていく努力が必要だった。 それでもなお頑張っていると、脳が少しずつ登場人物を覚えていくからこれがまた不思議のなんのって、オリンピック開会式で適当に眺めていた国や選手たちが、閉会式となると「ああ、あの金メダルの子か」とか「やたらテンション高いコーチがいた国だな」とか分かっていく感覚に近い。 小さな伏線回収の繰り返しが気持ちいいので、その原料となるごく小さな違和感を忘れないためにも、いっきに読むのがおすすめだ。
Posted by
これはすごいなあ。 労力という面と、その労力の果てにこんな派手であまりにも分かりやすいどんでん返しをそれもこんな堂々と描く。 さすがだし、遡って行くのにめちゃくちゃサスペンス満載でドキドキの連続。 すごいわ、ディーヴァー。 2811冊 今年39冊目
Posted by
最終的にすごい小説だったなと圧倒されたけど、読み始めはしんどかった。 状況がよくわからないまま話が過去に遡っていき、頭を整理しながら読むのを、楽しいというよりめんどくさく思ってしまって、普通の時系列の方が自分には好み。 後半では一気に話の印象が変わってきて、予想もつかないどんでん...
最終的にすごい小説だったなと圧倒されたけど、読み始めはしんどかった。 状況がよくわからないまま話が過去に遡っていき、頭を整理しながら読むのを、楽しいというよりめんどくさく思ってしまって、普通の時系列の方が自分には好み。 後半では一気に話の印象が変わってきて、予想もつかないどんでん返しと見事な伏線全回収。 巻末に「あとがき」ならぬ、「まえがき」があり、目次が登場するのもおもしろい。 オチは新鮮でこんなのもありだと思うけど、好みの問題で気分は良くなかった^^; 圧倒的な構成力のエンターテイメント作品。
Posted by
(⌐■-■)アタマの上に?を出しながら読み進めるのがイマイチ。読後に読み返して楽しむモノじゃろうけんど、その気が起きない。 ⊂|⊃ [ಠ_ಠ]おまいがノータリンだからだろ
Posted by
とてつもない「どんでん返し」だと思う 絶対面白くないと思ったんです 時間を遡っていくサスペンスだって言うんだもの まぁ、実験的な内容なんだろうなって思うじゃない 「完成度はイマイチだけど、こういのも書き切ることで経験値が積み重なりディーヴァーの他の作品に生かされるわけだよね」...
とてつもない「どんでん返し」だと思う 絶対面白くないと思ったんです 時間を遡っていくサスペンスだって言うんだもの まぁ、実験的な内容なんだろうなって思うじゃない 「完成度はイマイチだけど、こういのも書き切ることで経験値が積み重なりディーヴァーの他の作品に生かされるわけだよね」なんて偉そうなレビューを書いてる自分を想像しながら読んでたんですよ実際 読んでみたらすげー面白かったー さすがっす 絶対面白くねーって思いながら(ディーヴァーコンブのために)読み始めたけど、すげー面白かった これ以上の「どんでん返し」ありますか?ってね でまぁね、実はわいくらいのミステリー巧者になるとね正直結末は見えてたのよ 時系列を遡って最後(物語としては最初)に読者をびっくりさせるにはこのオチしかないやろうなーって んでそれはまぁほぼ読み通りだったのよ まぁ、せやろなーって でもねディーヴァー好きなら分かってもらえると思うんだけど、その時点でまだがっつりページが残ってるのよね いやまだ終わらないんかい!っていうね わいの読みなんかあっさりと超えてくるさらなる「どんでん返し」がちゃんと用意されてました さすが魔術師ディーヴァー!
Posted by
久しぶりに痛快なミステリを読んだ。 「著者による写真を添えた逆向きに語られる長編小説」と最初に書かれているとおり、時系列の最後の場面からスタートする。 短い章で続き、それはどうしてそうなった?をたどっていくようで、自然と引き込まれてしまう。 最後の2章ーつまり、時系列でいうと事の...
久しぶりに痛快なミステリを読んだ。 「著者による写真を添えた逆向きに語られる長編小説」と最初に書かれているとおり、時系列の最後の場面からスタートする。 短い章で続き、それはどうしてそうなった?をたどっていくようで、自然と引き込まれてしまう。 最後の2章ーつまり、時系列でいうと事の発端ーですべてが明らかになる。 そして、もちろん、また最初に戻って読み直してしまう。 カバーの砂時計が象徴的だし、各章のはじめの著者による写真も意味深。 思わぬところでこの本が話題に上り、それだけインパクトのある作品なのだと知った。
Posted by
さすが、ジェフリー・ディーヴァー。 読み終わったあと、バック トゥー ザ フューチャー方式でおさらい。楽しかったわ!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 本書は最終章で始まる。(中略)真相が明かされるのはラスト2章!前人未踏の超絶技巧サスペンス。 なるほど、真相がこうならばこれは最終章から始めないといかんよね。第2章で「ああ、ガブリエルの正体ってこういう……」と納得しつつ第1章を読むと「ああ、あのシーンは全部仕組まれたことだったのか……」と納得。解説で阿津川辰海氏が言っていたように徐々にズームアウトしていき、物語全体が見えるようになっていく手法がすごかった。 イメージとしては『カメラを止めるな!』が近いかな、違うかも……。一気読み必須のサスペンス。
Posted by
