かがみの孤城(下) の商品レビュー

辻村深月(著者)

2024/01/16

さすが辻村深月!!さすが本屋大賞受賞作！
もちろん下巻も一気読み。上巻にちりばめられた伏線を見事に回収して、感動のラストまで怒涛のように読んだ。
最後はボロボロ大泣きしてしまった。
ほかのメンバーのその後も知りたいし、真田美織のその後がどうなったのかも知りたい気もする。

いつものことだけど、もう3回読み直してる。読むたびにあぁ、これはこーゆーことだったんだとまた楽しめる。伏線の散りばめられた多さと、その回収の見事さには毎回感嘆する！辻村深月、恐ろしい子(笑)

2024/01/09

読後のスッキリ爽やかな感じが最高。
みんな幸せになって欲しい…。
上巻までは長く感じたけど、下巻後半の怒涛の伏線回収にページが止まらなくなって一気に読んでしまった。

2024/01/09

少し終盤は予想してた展開だから展開の意外性はなかったのと、こころちゃんだけ理音に会えるのがご都合主義っぽく感じられてしまった。上巻の方が好きかもしれない。
でもマサムネが皆に頭を下げるシーンは良かった。

2024/01/08

上巻で少年少女の生きている時代が違うこと・喜多村先生の正体がアキであることにたまたま思い至ってしまったので、物語としてはあまり楽しめなかった。

2024/01/04

主人公・こころが気付いた仕掛けは察しが付いたけど、そこからエピローグまでの流れがとても面白かった！
個人的にこういうの大好きです。
鏡の中に入るという非現実な展開と、主人公たちの生々しくて苦しい境遇・葛藤のギャップ感もよかった。

2024/01/02

７人の中学生たちの成長をえがいたミステリーもの。とても上手に伏線がはられていて真相には意外性があったし、読後はとっても爽やかで万人受けする作品だと思った。学生さんに特に刺さるとおもうけど、大人が読んでも十分楽しめる。

特によかったのはラストの展開で、７人の中学生の関係性、孤城の主の正体、そして主人公に親身に寄り添ってくれていたあの人が実は…などなど、なんとなく結末は予想できていたけどそれでも感動した。面白かったです。

2024/01/01

最高すぎた。
これはいい。こんなにいい作品はないのかもしれない。と思えるくらいよかった。

辻村深月さんの伏線の回収の仕方が綺麗なのは実感していたけれど、それを遥かに凌駕する程の伏線回収。なにもかも、すべてを伏線として回収してくれて後半はずっと鳥肌だった。

たとえば 、夢を見る時がある。
転校生がやってくる。

2024/01/01

・物語として終わり方が綺麗
・数多くの伏線を散りばめて、しっかり最後に回収する、かつ必要に応じて説明も入れてくれるから読みやすく驚きが多かった
・加えて、ゲームのエンジニアの人が会話で途中に出てくるが、最後まで読んだ時、そういうことなのかと鳥肌がたった
・自分にとっての居場所は学校や家庭１つなんてことは絶対にない、目の前にいるその人を好きか嫌いか、そんな単純な考えでいいんじゃないかと思わされた
・実生という1人の少女が創り出した奇跡の物語

2023/12/29

ファンタジーの世界なので何でもありなのはそうなんだろうけど、人に対する想い、優しさって本当にいいですね。

2023/12/28

読みやすい文章でもしっかりと伏線の回収をしているので、面白かったです。
思春期特有の心理描写が細かく、また繊細に描かれています。
自分の学生時代は、家庭と学校が全ての世界だと思っていたし、集団との付き合い方で苦しんだこともあったと思い出して読んでいました。
自分の、子供にも読んでほしい一冊でした。