かがみの孤城(下) の商品レビュー

辻村深月(著者)

2024/02/12

下巻の半分より後半くらいから面白くなり先が知りたくて読むのを止められなくなりました。涙も止まらなくなりました。7人の城での毎日が終わって現実に戻ってからのそれぞれの人生の方もまた気になる。続編出して欲しい。

2024/02/10

最高の本でした。
本読んでこんなに泣けたのは久しぶり。
読み進めていくと薄々そうなんじゃない？って気づく時もあったけど、それよりもっともっと深く優しさと愛情が感じられた。。
スバルとマサムネのラストも泣けた。
本当に最高の1冊でした。映画も観よう！！

2024/02/10

わー、そういう、そういうことだったの！(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
リオンのお姉ちゃんだったのかぁ！オオカミ様！うう、泣ける…。(ノ_＜)＜サイコーだよ

2024/02/09

心理職関連の仲間たちからよくおすすめされていたがやっと読み終えた。
東畑先生の「居るのは辛いよ」と同時並行で読み進めたため、人間にとっての「居場所」と「ケア」の必要性を痛感する良い機会となった。
親は子を心配しているが、競争社会に生きているために、「完全な肯定」をすることが難しく、案外とそのような役割は心理士などに託されるべきなのかと感じた。

2024/02/04

下巻の半分以降は怒涛の展開で一気読みしてしまった。いろいろな伏線が回収されていって気持ちよかった。オチは予想通りと思いつつもそこから更に裏切られてよかった！

金曜ロードショーの映画を観るのが楽しみ！

2024/02/03

　西洋童話と日本社会と、馴染み深いようで縁が薄いようで。その違和感に注意を削がれて、物語が示す救いの道に、親身に共感を感じられませんでした。勿論、無理のない筋書きと物語のつながりは秀逸です。

2024/02/03

星3.5
進むにつれて面白くなってきた。
カセットテープとか、ポケベルとか、サラッと読み過ごして？とは思ったけど、そういうことなんだと納得。よく練られたストーリー、多感な時期の子供の心理描写が息苦しくもよく伝わってきて考えさせられる部分もあり、さすが辻村さんだと思った。

2024/02/01

辻村はこういうの得意だな〜！と思う作品。似たようなものだと、「冷たい校舎の時は止まる」が挙げられる。
ゆっくり読む予定が、勢いで読み切った。

2024/01/31

上巻も面白過ぎて、早くも下巻に突入。
なんとほぼ1日で読み切ってしまった。
うん、シンプルに良すぎた。
上巻でもでしたが、現実世界で居場所を失った7人の中学生がお互い支え合っていて、ジーンと場面が沢山ありました。
感動必須な作品ですが、驚きもしっかりありました。
パラレルワールドではなく、7年ずつ生まれた年が違うというのがわかった時、お城はリオンのお姉ちゃんが作り上げた世界だと発覚した時等、ミステリー要素もてんこ盛りで、読んでいてワクワクもしました。
ラストの、スクールの先生になったアキと、こころが時代を超えて対面するシーンは、うまく言語化できませんが心にグッときました。
今年始まったばかりですが、早くも今年のベスト5は確実と言えます。

2024/01/29

オオカミさまがリオンの姉だった事に驚いた。リオンを思い、自分が死んだらの事を考え神様に頼んでリオンの願いを叶えてもらうという姉の願いを叶える為の城だったのだと思うと自分も病気で苦しかっただろうに切なくて泣けた。死んでしまったら何もしてあげれないもんね。でも願いで叶えてあげる事ができてリオンが前に進めるようになってよかった。
喜多嶋先生がアキだった事にも驚いた。風貌や性格が一致しなかったから。辛い経験を乗り越えて優しい大人の喜多嶋先生に成長したんだなと思った。
面白かった。