かがみの孤城(上) の商品レビュー
上巻読了。 正直、中学生の話のせいなのか特に何も感じず、ただ物語を進めるって感じで読んでいた。 そして最後の数ページを読んで、いよいよもって「きたー!」ってなった。 ってなわけで下巻が楽しみ。
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これは読者全員思ったと思うけどまず言えるのは真田美織が胸糞悪すぎです。前半は読んでてイライラする場面が多かった。
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児童書ちっくだなと思いながらもスルスル読んでしまった。 学校一緒なのかー、それは気付かなかった。 でも年代ちがうよねこれ。下巻早々で判明しそうだからそこから楽しみ
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学校に行けなくなる理由はいじめだけではなく、子供それぞれにある。そのことを考えさせてくれた一冊であった。 私立に通わせられる財力があれば多少は学校を選択することもできるが(リオンのように)基本的には家から近い学校に行くことになる。家庭環境、その子の特性、誰一人として同じ子供はいる...
学校に行けなくなる理由はいじめだけではなく、子供それぞれにある。そのことを考えさせてくれた一冊であった。 私立に通わせられる財力があれば多少は学校を選択することもできるが(リオンのように)基本的には家から近い学校に行くことになる。家庭環境、その子の特性、誰一人として同じ子供はいるはずもないのに、同調させるような教育システムに疑問を感じた。 リオンが公立の中学校へ行きたい理由と、喜多島先生が何者なのか非常に気になる。 下巻を早く読みたいと思わせてくれる結末であった。
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伏線回収だらけ…長いけど後半は止まらず読み続けた。 いじめられ学校に行けなくなった中一五月のこころ。「心の教室」すら行けず母は目に見えてがっかりしている。ある日部屋の鏡が光り、孤城へ連れて来られる。自分含め同じ境遇の子が計七人いて、赤ずきんちゃんと呼ばれる。オオカミさまが説明するには三月までに孤城の中の鍵と願いの部屋を探せれば一つだけ願いを叶えることが出来る。二学期に、同じ中学出身だと分かった。またオオカミさまから、願いを叶えればここにいた記憶は消えてしまうと告げられる。マサムネは転校を次年度に遅らせる為学校に行くから三学期の初日にみんなも学校に来てほしいと言う。全員行ったけど会えず。パラレルワールド説をマサムネは唱える。最終日前々日アキがルールを破り17時を過ぎても城にいた為、他に城にいた五人も含め狼に食べられる。こころだけが助かり、城に潜入する。この話の大元は赤ずきんちゃんではなく、「七匹の羊」だったと分かり、それぞれのメンバー(羊)の食べられた場所でバツを見つけそこでメンバーの壮絶で学校に行けなくなった過去を知る。そこにいた喜多嶋先生の様子から、パラレルワールドでは無く時間がずれていたのだとこころはわかる。鍵と願いの部屋は七匹の羊で助かった末っ子のいた時計の中にあり、それでこころはアキを助けてと願い、叶う。 全員七年おきの時代から連れて来られていた。 オオカミさまは、リオンの死んだ姉だった。彼女はお話を作るのが得意で、ドールハウスが好きだった。そのドールハウスと同じようにガスや水道は無くても電気だけは使えたことやオオカミさまの服装などからリオンは気付く。十四年空いた間はオオカミさまの死んだ年で、命日は城の閉まる三月三十一日だった。リオンは、記憶を残して、とお願いし、善処するとオオカミさまは答える。 アキが大人になって喜多嶋先生となり心の教室のケースワーカーとしてこころたちを救う。 こころと同じ年から来たリオンは、「よお」とこころに声をかける。
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辻村さんの小説に触れたくて文庫の帯に惹かれて読み始めたが、登場人物が中学生の物語を読み続ける意味があるのだろうか?っと思い続けたのも束の間、あっという間に上巻読了。
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ボリュームが多いので読む前は少し不安だったものの、中盤以降読む手が止まらなくなりました。鏡のこっち側と向こう側を行き来する主人公と仲間たちの戸惑いやがんばり全てから目が離せませんでした。下巻も楽しみです。
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子供の時に確かに感じていたことが書かれていてとても共感できるところが沢山あった。行動ひとつひとつで相手にどう思われているか心配になる所は特に今でも多々感じるところはある こころが人の目を気にしたり周りの空気に合わせて自分の主張が出来ない、そういうところを直したいということが鮮明に...
子供の時に確かに感じていたことが書かれていてとても共感できるところが沢山あった。行動ひとつひとつで相手にどう思われているか心配になる所は特に今でも多々感じるところはある こころが人の目を気にしたり周りの空気に合わせて自分の主張が出来ない、そういうところを直したいということが鮮明に書かれていて、自分にも言えることで直さなくてはいけないということが分からされた。
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自分が子どもの頃に抱いていた感情を思い出しました。学校に泣きながら行って、泣きながら帰ってきたことも。。自然と、出てくる子どもたちを応援する気持ちになりました。 あっという間に読んでしまった!下巻を読むのが今から楽しみです。
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今読んでこんなに心鷲掴みにされるなら、中学生の時の私だったらどうなっていただろうと思いました。中学生の時の私が主人公に重なるので、あっという間に読み切ってしまいました。出会えて良かった作品。
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