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かがみの孤城(上) の商品レビュー

4.2

496件のお客様レビュー

  1. 5つ

    201

  2. 4つ

    195

  3. 3つ

    70

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2024/09/22

子供とどう接するか考える機会を得た。 子供は大人が思っている以上に賢くよく考えており、天使にも悪魔にもなんにでもなり得ると思った。。大人が子供の本当の気持ちを理解するのはとても難しいことかも知れない。表現するのが下手だったり、言語化能力が低かったり、気遣ったり。 親として子供にし...

子供とどう接するか考える機会を得た。 子供は大人が思っている以上に賢くよく考えており、天使にも悪魔にもなんにでもなり得ると思った。。大人が子供の本当の気持ちを理解するのはとても難しいことかも知れない。表現するのが下手だったり、言語化能力が低かったり、気遣ったり。 親として子供にしてあげられるのは「本当の気持ちを曝け出せる人」を一人でも多く出会える環境を作ってあげる事なのかも知れない。 と上巻を読んで思った。下巻に期待。 〜下巻を読んでからの追記〜 辻村深月さんは、複雑な設定を綺麗に繋ぐ事に特徴のある著者だと認識しています。上巻で出てくる情報全てに無駄がなかったです。出てきた情報に「なんで」「物語にこう繋げるのかな」など推測しながら読んでいても期待を超えてくると思います。

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2024/09/11

上巻は下巻に比べて進展が少なく、物語の世界観や各登場人物の情報など基礎的な部分を読み進めながら理解していくかんじだった。下巻からの展開が凄まじかった。

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2024/09/06

それぞれが他人には言えない事情や感情を抱えながら、ある瞬間にそれを吐露し、感情を共有する。一つの言葉や行動の裏側にある葛藤や勇気。不登校は逃げていると勘違いされることもあるけれど、みんな内面で戦っているんだと分かった。

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2024/08/30

積読本だったものをやっと読み始めた。文字が大きくてフォントが丸い。 辻村深月さんらしい、丁寧な思春期の少女の心理描写に引き込まれる。 自分が小学生だったころの学校の雰囲気を思い出し、リアルに想像できた。あっと言う間に上巻を読み終わった。 読みやすいし、面白いが、ストーリー展開にも...

積読本だったものをやっと読み始めた。文字が大きくてフォントが丸い。 辻村深月さんらしい、丁寧な思春期の少女の心理描写に引き込まれる。 自分が小学生だったころの学校の雰囲気を思い出し、リアルに想像できた。あっと言う間に上巻を読み終わった。 読みやすいし、面白いが、ストーリー展開にもう少し刺激が欲しいかな。 これだけのヒット作なんだから、このまま進むわけじゃないだろうけど、下巻でどう展開するのかが楽しみ。

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2024/08/30

中学生の子供達の繊細な心の動きや表情、言葉、すべての描写がとてもリアルで、素晴らしく感動しました。  心の中で抱いている感情を悟られないように強がった口調で話したり、これ以上他人に踏み込まれたくないというバリアを口数の少なさで表現したり。 思春期の少年少女達の揺れ動く気持ちにそ...

中学生の子供達の繊細な心の動きや表情、言葉、すべての描写がとてもリアルで、素晴らしく感動しました。  心の中で抱いている感情を悟られないように強がった口調で話したり、これ以上他人に踏み込まれたくないというバリアを口数の少なさで表現したり。 思春期の少年少女達の揺れ動く気持ちにそっと寄り添いながら描かれていて、没入しました。

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2024/08/27

めちゃくちゃ面白い。 評判がよいのは知っていたが、内容は知らなかったから、こんな話だったのかと。 中学で不登校になってしまった主人公こころが鏡の中の孤城で、同じ境遇のメンバーと出会い、絆を深めていくストーリーなんだが、作中にでててくる、こころの不登校の原因になった事件が怖すぎる...

めちゃくちゃ面白い。 評判がよいのは知っていたが、内容は知らなかったから、こんな話だったのかと。 中学で不登校になってしまった主人公こころが鏡の中の孤城で、同じ境遇のメンバーと出会い、絆を深めていくストーリーなんだが、作中にでててくる、こころの不登校の原因になった事件が怖すぎる。 想像しただけで、ゾッとする状況。 そして、その事件の首謀者となった真田という少女。クラスの中心的な存在で、周りを巻き込みこころを悪者にしたてあげていく。 「真田さんがかわいそうー」 「あいつは卑怯者だよー」ってな感じで、 正義を振り翳す集団。本当に恐ろしい。 昔、学校であった隣のクラスのイジメ問題もクラスの委員長みたいなやつが首謀者だったなぁ。 学級会で、彼の人が嫌いな人?って先生の問いに、 堂々と手をあげたとか。嫌いな事を嫌いと言って何が悪いと言いたいのだと思うが、それなら、関わらなければ良い話。職場でも、嫌いな奴に限って寄っては絡んでくるからなぁ。 人間関係は難しい、、、 下巻が楽しみすぎる。

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2024/08/15

(下巻含めて) 久しぶりに読んだファンタジー。各々の事情で学校に行けない7人の中学生が、異世界の城に集い紆余曲折の中で、人間の心を知り、きっと助け合えるということを知っていく。各所に伏線が張り巡らされ、それらが終盤に向かってどんどん回収され、驚くべき新事実が明らかになっていく、ミ...

(下巻含めて) 久しぶりに読んだファンタジー。各々の事情で学校に行けない7人の中学生が、異世界の城に集い紆余曲折の中で、人間の心を知り、きっと助け合えるということを知っていく。各所に伏線が張り巡らされ、それらが終盤に向かってどんどん回収され、驚くべき新事実が明らかになっていく、ミステリ的面白さも具えている。全てが完結し、皆が夫々の現実に帰る時、記憶の残らないことがどれだけ物語の美しさを増長させているか。文章も読みやすく、誰にでもお勧めできる作品。

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2024/08/10

2017年第11回啓文堂大賞文芸書大賞 2017年第1回ブランチbook大賞 2017年ダヴィンチ「BOOKOFTHEYEAR2017」     小説部門第1位 2017年埼玉の高校図書館司書が選んだ本第1位 2017年熊本県学校図書館大賞 大賞 2018年第11回神奈川県学校図...

2017年第11回啓文堂大賞文芸書大賞 2017年第1回ブランチbook大賞 2017年ダヴィンチ「BOOKOFTHEYEAR2017」     小説部門第1位 2017年埼玉の高校図書館司書が選んだ本第1位 2017年熊本県学校図書館大賞 大賞 2018年第11回神奈川県学校図書館員大賞 大賞 2018年第15回本屋大賞 2018?第6回ブグログ大賞小説部門 大賞 2021年ダヴィンチ「BOOKOFTHEYEAR2021」     文庫部門第1位 ブグログの作品紹介に8冠とあり、土瓶さんのレビューに9冠とあって、文学賞ってそんなにあるのかって 思わず検索してしまいました これだけ評価され尽くされている本を読むのは ちょっと怖さもある 面白さがわからないと、恥ずかしいのではとかね 孤城ー孤立無縁の城ー このタイトルが、さすが辻村さんと思っていたら 担当編集者の良い仕事だったらしい 中学1年生の女子が、同級生のいじめをきっかけとして不登校となる この各小学校から集まる中学校での生活の始まり 探り合い 選択肢として出てくるフリースクール、保健室登校 担任との噛み合わない会話 5月のある日部屋の鏡の中に引き込まれる そこには孤城が建ち 自分と同じような問題を抱えた中学生たちが集められていた さてと、下巻へ

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2024/08/06

小5の長女に「面白いから読んでみて」と勧められて読んだ。子どもがいると、ちょくちょく涙腺が刺激されるなぁ…

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2024/08/04

小5の子供が不登校で、本人が「気持ちがよくわかると」言っていたのを聞いて、まず映画を見て小説を読みました。 不登校の本人の気持ち、SFっぽい構成でとても共感しつつ、楽しく読めました。

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