旅する練習 の商品レビュー
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3.5 終わり方の衝撃が凄すぎる でも今までの違和感が形になった気がした ずっと叔父さんの思い出の記録だったのだと思うとかなしい。亜美の未来がみたかった 連絡がないままなのもとてもリアル
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中学入学を控えた姪、小説家の叔父、進路に悩む女子大生が徒歩でする旅の話。 自然の描写が美しく、淡々と進んで行く中で、特に姪の成長著しく彼女の将来を楽しみに思って読みました。 あまり起伏がない話だと思ってたのですが、一度読むと再読せずにはいられなくなります。
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年齢差のあるシスターフッド。 その2人と小説家のおじさん、計3人のロードムービー。 シスターフッドに恋愛を期待してはいけないんだなー。
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コチラはある日記に紹介されていたものです。 それを図書館で見つけ読んでみました。 コロナ禍の中、小説家の叔父と小学生の姪っ子が「リフティングの練習」をしながら旅をする物語。 姪っ子が親にも言えず叔父に頼み始まる旅、修学旅行で持ってきてしまった「本」を返すため鹿島へ。 木下貝層で出会った若い女性と、また再開する(55ページ)。その時に姪っ子の名前が亜美(アミ)ではなく自己紹介で「亜細亜の亜に―」と続き「美少女の美で、アビ」と言っていて驚いた。 それまでルビがなかったので、アミと読んでしまっていた。 それから若い女性はみどりさん、同じホテルに泊まるというので一緒に向かい旅のお供になり3人で旅を始めるも… 次のホテルでみどりさんは置き手紙をして居なくなる(111ページ)。 その事を知りアビちゃんは叔父と一緒に、みどりさんを探して再会(122ページ)。 また一緒に旅して、目的地の鹿島に着くとみどりさんはスタジアムへアビ達は修学旅行で泊まった合宿所へ。 最後に3人で「約束をする」でも、それは叶わない。 叔父との約束も叶わない。 そしてみどりさんどうなったのか分からない。 途中でなんとなく最後のドンデンがいしが来るのは分かっていたけと、思っていた終わり方ではなくて驚きました。 図書館だったので、泣かないようにと淡々と文字を追う形で読んでました。 感情移入してしまうと、絶対泣いてしまうと思ったからです。
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初 乗代雄介 作品 最初、なんだかな、想像できないなぁ、と読み進めた。自分に合っていなかったと。 最後は、哀しいなぁと。納得出来ないなぁ
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茨城県南在住なので、土地勘&見知った街並みもあり おじさんの博識ぶりがちょっとウザいけど、川沿いの道中キラキラとさわやかに読み進めていた。 なのに・・・ ラストがあまりにも納得いかない。
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乗代雄介さんにはまっています。「それは誠」を読んで、2作目に読んだのがこの作品でした。 少女とオッサンの歩き旅という設定がとてもいいし、二人と、途中に合流したもう一人の女性との「会話」がとてもいいのです。 ただ結末に、オチというか、ドンデン返しというか、作品の構成を一気に動...
乗代雄介さんにはまっています。「それは誠」を読んで、2作目に読んだのがこの作品でした。 少女とオッサンの歩き旅という設定がとてもいいし、二人と、途中に合流したもう一人の女性との「会話」がとてもいいのです。 ただ結末に、オチというか、ドンデン返しというか、作品の構成を一気に動かしたいのかなという書きかたに、ちょっと引っ掛かってしまうところがあって、それはそれでいいのですが、チョットあざといなとも感じながら、にもかかわらず、これはどうしてんねやろという興味も沸いてはまり続けています(笑)。 「ゴジラ老人シマクマ君の日々」というあほブログにもあれこれ書いています。読んでいただけると嬉しいです。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202402080000/
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彼らと共に練習の旅を敢行したかのような見事な読書体験。それ故に、旅を終えた亜美の混じり気の無い本心の言葉がめちゃくちゃ響くし、自分事のように嬉しくなってしまう。その反動でラストは心が掻きむしられる。この余韻は一生思い返すやつだし、定期的に読み返せたら。
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コロナ禍の春、学校が休みになったサッカー少女の姪と小説家の叔父は、歩いて鹿島アントラーズの本拠地・鹿島まで歩いて行くことに挑戦する。姪の亜美(あび)は、リフティングを、叔父は見た風景を文章に残す事を日々の目標にする。旅の途中で出会った女子大生のみどりさんも、同じ鹿島まで歩いて行く...
コロナ禍の春、学校が休みになったサッカー少女の姪と小説家の叔父は、歩いて鹿島アントラーズの本拠地・鹿島まで歩いて行くことに挑戦する。姪の亜美(あび)は、リフティングを、叔父は見た風景を文章に残す事を日々の目標にする。旅の途中で出会った女子大生のみどりさんも、同じ鹿島まで歩いて行くとわかり、3人は一緒に旅をすることになる…。 それぞれの自分探しの旅と言ってしまうと、ちょっと味気ないほど充実した3人の旅だったと思う。この旅の後、コロナは長引き、就職内定を辞退し自分の生き方を模索し始めたみどりさんは、どうなったのだろう。きっと、前に進んでいると思いたい。
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いつもの悪い癖で最後まで読み切る前に最終ページを開き結末を知ってしまった。あまりの結末に読むのを止めようかとも思ったが、これまた悪い癖で一般読者の感想・レビュー に惹かれて読み続けてしまった。 コロナによる死とそれ以外の死の意味(一般化された個別の死と一般化されない個別の死の差...
いつもの悪い癖で最後まで読み切る前に最終ページを開き結末を知ってしまった。あまりの結末に読むのを止めようかとも思ったが、これまた悪い癖で一般読者の感想・レビュー に惹かれて読み続けてしまった。 コロナによる死とそれ以外の死の意味(一般化された個別の死と一般化されない個別の死の差)を表現したかったのか?鎮魂の旅の記録。
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