今夜、すベてのバーで 新装版 の商品レビュー
どうしようもないアル中がたくさん出てくる話。楽しげに書かれてるけど、実際お酒を飲んで喧嘩したり暴力を振るったり体を壊して入院したりするような人が周りにいたら悲しいかもな。 影響を受けやすいので、お酒飲むのちょっとだけ怖くなった。(ピンク色の内蔵でありたい!)近くの大切な酒呑みの人...
どうしようもないアル中がたくさん出てくる話。楽しげに書かれてるけど、実際お酒を飲んで喧嘩したり暴力を振るったり体を壊して入院したりするような人が周りにいたら悲しいかもな。 影響を受けやすいので、お酒飲むのちょっとだけ怖くなった。(ピンク色の内蔵でありたい!)近くの大切な酒呑みの人間たちがちょっと心配になった。 遠い未来の幸せか、現在の手に届く範囲の幸せか。しっかり見極めて、今だけで良いとかそんなこと言わないでほしい。とか言いながら、お酒呑むの楽しいもんね! どうか世の中のアル中が周りの人間に恵まれ、過酷な状況下から抜け出せますように。 "「教養」とは学歴のことではなく、「1人で時間をつぶせる技術」のことでもある。" この一節が好きで、早速街に出て8時間ほど時間をつぶしたくらいには心に残ってる。
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序盤から病院内での描写や人物像の描き方が面白く、引き込まれた。 酒やアル中についての書籍の内容が書かれた部分も多く、正直ピンと来ない部分もあったが、主人公やその周りにいる人物が面白い。特に医師の赤河が魅力的で、こんな医師に出会いたいと感じた。 中島らもの生涯とかなりリンクするもの...
序盤から病院内での描写や人物像の描き方が面白く、引き込まれた。 酒やアル中についての書籍の内容が書かれた部分も多く、正直ピンと来ない部分もあったが、主人公やその周りにいる人物が面白い。特に医師の赤河が魅力的で、こんな医師に出会いたいと感じた。 中島らもの生涯とかなりリンクするものを感じた。
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お酒に依存し、お酒におぼれてしまった人たちのお話。 アルコールをあまり飲まない自分では、こういった人たちの気持ちなどは知れなかったので、 この本のおかけでいろいろと知れたので、貴重な読書体験だった。 アルコール依存症は身体も壊れるけど、家庭や人間関係も壊してしまう。 自分もいつか...
お酒に依存し、お酒におぼれてしまった人たちのお話。 アルコールをあまり飲まない自分では、こういった人たちの気持ちなどは知れなかったので、 この本のおかけでいろいろと知れたので、貴重な読書体験だった。 アルコール依存症は身体も壊れるけど、家庭や人間関係も壊してしまう。 自分もいつか現実から逃げたくなった時に、お酒におぼれないように気を付けないといけないと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
穏やかな文章を書く人です。 依存症の人は帰る場所がないと治らないと聞きますが、まさにこう言う事なんでしょう。 アルコールによるドーパミン的快楽よりも人との繋がりによる安心、オキシトシン的な安心が代替になる事で、依存症を克服できると。 にしても、ダメオヤジが若いあ女の子に帰りを待たれたら、頑張っちゃうよね。なんかズルいなぁ。
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お酒は飲むけど、依存とはどんな感じなのか知りたくて読んでみた。下の文がとてつもなく刺さった。 子供なんてのは、人生で1番つまらないことをさせられている。面白いのは大人になったからだ。本当に怒るのも、ほんとに笑うのも、大人にしかできないことだ。なぜなら、大人にならないと、ものごと...
お酒は飲むけど、依存とはどんな感じなのか知りたくて読んでみた。下の文がとてつもなく刺さった。 子供なんてのは、人生で1番つまらないことをさせられている。面白いのは大人になったからだ。本当に怒るのも、ほんとに笑うのも、大人にしかできないことだ。なぜなら、大人にならないと、ものごとは見えないからだ。、
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天下の大酒豪、中島らもさまの作品である。帯には「すべての酒飲みに捧ぐ」「どうしても酒を飲まずにはいられない人生について」などとあり、不穏なことこの上ない。そしてアルコール依存症だけにアルコールと薬物についての考察は一読に価値あり。 解説の町田康さんは、「人はなぜ破滅を恐れながら...
天下の大酒豪、中島らもさまの作品である。帯には「すべての酒飲みに捧ぐ」「どうしても酒を飲まずにはいられない人生について」などとあり、不穏なことこの上ない。そしてアルコール依存症だけにアルコールと薬物についての考察は一読に価値あり。 解説の町田康さんは、「人はなぜ破滅を恐れながら破滅を目指すのか」という問いに対しての問答が書いてあると解説している。 これは体験記なのだろうか?小島さんなる小説家が主人公なのだが、まずγGTP1300、結膜真っ黄っき〜の、皮膚に黄疸まで出てて、入院を言い渡されると、入院までの1-2時間で向かいの酒屋でワンカップ酒2つを平らげる。入院患者あるあるなのだが、常人の発想ではない。 尿量計測を言われて、コーラみたいな色で少ししか出ないからと水道水を混ぜる。きゃあああ〜と絶叫してしまう。保険医療で入院はドブにお金を捨ててるようなもんだ。そもそも10年間毎日ウィスキー1本飲んでるんだもん!自殺じゃないとするとなんなのか。 薬など効かないから、安静、睡眠、高タンパク食をしっかりと言われてるのに、固形物は受け付けないと食べない。入院日の夜に振戦が始まる。が、幻覚は見ないで済んだらしい。あれは相当ツライときく。 8日目になってフケが出てきた。タンパク質がようやく細胞の新生に回り始めたらしい。風呂に久々に入る。 だいぶ身体が楽になってきて、病院内を徘徊していると霊安室があったので入ってみたら、同室のアルコール依存症患者が死体清拭用のアルコールを飲んでいた。勧められたが断る。しかしこの後、何かしているとあそこにアルコールがあると頭に浮かぶようになってしまった。 肝生検、しばらくお腹が痛くてしかも体力が低下する。結果的に重度の脂肪肝でまだ肝硬変ではないとわかる。体力がついてきたので、小一時間くらい散歩するようになったら、今度はお腹が空いて眠れなくなった。我慢できずに蕎麦屋に入ってビールを飲んでしまう。飲んだらあっという間、次は日本酒。気がついたら蕎麦もほとんど食べずにバーに来ていた。 病院に帰ると…
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「人は酒のみにて生きるにあらず」なんて言葉は本作の中で出てきやしないが、感想を一言で伝えるならばこれだ。 人がこの世に生を受けてから死に至るまで、皆漏れなく何かに依存して生きてる。 本作の主人公の小島容(いたる)はたまたまその依存先が酒に、酒のみに偏っていただけだ。 私自身、...
「人は酒のみにて生きるにあらず」なんて言葉は本作の中で出てきやしないが、感想を一言で伝えるならばこれだ。 人がこの世に生を受けてから死に至るまで、皆漏れなく何かに依存して生きてる。 本作の主人公の小島容(いたる)はたまたまその依存先が酒に、酒のみに偏っていただけだ。 私自身、比較的依存先をたくさん作れるタイプで高みの見物をしながら本作を読み進めつつ、依存先のバランスなんぞ意図も容易く崩壊する危険性が常にあるということを気付かされた。
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全ての酒飲みに捧ぐアル中物語。 二日酔いになって二度と酒なんて飲まないと これから何回誓うのか…日々のストレスを忘れ浴びるように酒を飲んだ翌日は決まって酒鬱になる。 人としての脆さ、依存心が面白く書かれてて夢中になって読んじゃった! 何事もほどほどに…乾杯。
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アルコール依存の克明な記録。 ここまで細かく書くのか、と正直少しうんざりした。 それでも読み進めたのは、単なる闘病記では終わらないものがあったから。 病院でお世話になった先生、出会った個性豊かな入院患者たちとの交流の様子は、流石、らも氏のユーモアで生き生きと描かれている。 作中...
アルコール依存の克明な記録。 ここまで細かく書くのか、と正直少しうんざりした。 それでも読み進めたのは、単なる闘病記では終わらないものがあったから。 病院でお世話になった先生、出会った個性豊かな入院患者たちとの交流の様子は、流石、らも氏のユーモアで生き生きと描かれている。 作中で語られる『シェーン』 ひとりで去って行くヒーローを「カッコいい」と言い切りながら、同時に「ずるい」とも言う。 去る者は物語を終わらせられる。でも残る側は、生き続けなければならない。その視点に、らも氏の死生観を感じた。 中に出てくる「階段から落ちる」「頭を打つ」という何気ない言葉。作品だけを読んでいれば気にも留めなかったかもしれない。でも、らも氏の最期を知っているから、それは不吉に響いた。ただの読後のざわめきなのだが。 ずるさも弱さも抱えたまま、書かれた小説。 読み終えて、やはり晴れやかにはならない。 「すべての酒飲みにささげるアル中小説」 心して読んでほしい。
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帯に「すべての酒飲みに送る」的なこと書かれてて、ほとんど飲めない私が読んでいいのか?と思いながら読みました。中島らもさんの文章は雑というか直接的な感じがしますが、だからこそ伝わる思いがあって独特だと思います。アルコールの勉強になりました。「面白いのは大人になってからだ」と文中で言...
帯に「すべての酒飲みに送る」的なこと書かれてて、ほとんど飲めない私が読んでいいのか?と思いながら読みました。中島らもさんの文章は雑というか直接的な感じがしますが、だからこそ伝わる思いがあって独特だと思います。アルコールの勉強になりました。「面白いのは大人になってからだ」と文中で言ってのける中島らもさんは魅力的な大人でした。
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