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オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る の商品レビュー

4.1

211件のお客様レビュー

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2022/04/12

Audibleで読了。コロナ対策やオンライン学習などの政策や、そもそもの台湾人の気質とも絡め、デジタルやAIが社会にどう関わっているか、今後どうあるべきか語っている。台湾のマスクマップを有志で作り上げた話とか、世界中の言語(日本語は著作権が消滅したソースが無い為含まれていない)に...

Audibleで読了。コロナ対策やオンライン学習などの政策や、そもそもの台湾人の気質とも絡め、デジタルやAIが社会にどう関わっているか、今後どうあるべきか語っている。台湾のマスクマップを有志で作り上げた話とか、世界中の言語(日本語は著作権が消滅したソースが無い為含まれていない)に訳せるオープンソースの辞書システムとか、台湾では道路が荒れていたらすぐに皆が行政へ要望を出す風土があるとか。誰一人取り残さない(デジタル化によって、高齢者等リテラシーのない人が置き去りにされてしまう社会ではあってはならない)、若者と高齢者の良い関係性の築き方(相手の立場は分からないものだから、広く皆で一緒に議論することで皆の納得する政策・やり方が生まれる)など、悲観的な世の中で、肩の力を抜いて前向きな気持ちになれる一冊。女性ナレーターの声の影響かもしれないが。 8歳でプログラミングを初めて中学校を中退し、世界中のプロフェッショナルと仕事をしながら33歳で現役引退、その後も政治やビジネスの最先端で社会と関わるという壮絶な著者の人生は到底真似する(あるいは子供に真似させる)ことは想像もつかないが、考え方には共感する部分が多くある。やりたいことや解決したいこと、一生携わりたいことがないままに大学へ進学する必要はなく、社会に出て働いてから(やりたいことが見つかってから)大学に入るのも良いと述べており、そうではなかった自分が情けなくもなる。なんとなく興味のあった理系の仕事には携われているから運命ではあるものの。そういえば高卒で働いて3年たって大学に入った旧友がいたなぁ…。

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2022/04/02

シンプルな考え方。日本もこうなったら良いと思った。規模が大きくなってもできるのか。5000人というのは、どのようにでてきた数字なのか。 デジタルネイティヴの息子のしていることがどういうことなのかがわかった。

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2022/03/26

読んでみたかったオードリー・タンさんの本。 考え方はシンプルなのに、それが物事を大きく動かしているのが本当にすごい。

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2022/03/25

台湾のデジタル大臣で有名な著者の本を拝読。 どのような考え方でデジタル大臣になったのか。またトランスジェンダーとしての考え方が参考になった。

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2022/03/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・感想 オードリータンさんの過去から今までの経験をもとに、 デジタル社会、AI活用に向けてどう取り組む、考えるかをまとめた書籍。 初心者向けで専門用語も少なく、出てきても後述で解説があるのでとても解りやすかった。 ・Todo ・大事なのは他人の話を聞く。  違う視座から物事を考えること。 ・相手の個人的な経験や背景から述べられたことを通じて世界はこのような視点でも解釈出来ると理解すること 誰も置き去りにしないインクルージョン(デジタルにうとい人も簡単に使える仕組み)を考える AIはあくまで精神的な自転車 ・ネットを通じて常に学び続ける。 デジタル社会に大事なことは3つ ①自発性 自ら世界を理解し、問題は何か、何ができるかを考えること ②相互理解 他人とシェアすることを厭わず、同時にシェアされたものに耳を傾けること ③ゴンハオ みんなが受け入れる価値観をかんがえて共同で作業すること

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2022/03/09

天才プログラマーではなく、たまたまプログラミングもする天才だった。更に、とても純粋でとても明るい展望を持っている。憧れるにすら余りあるすごい人。

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2022/03/05

音声で読了。 どちらかと言うとデジタル化やAIに明るくない人向けにその有用性を説明するようなスタンスの本です。 オードリー・タンさんについてあまり存じ上げていなかったのですが、わかりやすい例えなども豊富でわかりやすく説明されています。 複雑な物事をシステム化して捉え、噛み砕いて...

音声で読了。 どちらかと言うとデジタル化やAIに明るくない人向けにその有用性を説明するようなスタンスの本です。 オードリー・タンさんについてあまり存じ上げていなかったのですが、わかりやすい例えなども豊富でわかりやすく説明されています。 複雑な物事をシステム化して捉え、噛み砕いて説明する能力に長けている方なんだろうなぁと思いました。

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2022/03/01

台湾のデジタル担当している政治家の方の本です。 あまり政治に興味がなかったのですが、コロナ対策の仕方など日本と比較しながら読んでいけるのでおもしろかったです。 以前より政治に関心がもてるようになりました。 マスクの配布について公平に、効率よく行うために台湾ではどうしたかなど書か...

台湾のデジタル担当している政治家の方の本です。 あまり政治に興味がなかったのですが、コロナ対策の仕方など日本と比較しながら読んでいけるのでおもしろかったです。 以前より政治に関心がもてるようになりました。 マスクの配布について公平に、効率よく行うために台湾ではどうしたかなど書かれていましたが、日本と比べてかなりスピーディーな対応をされていたようです。 効率よくというのはさすがデジタルに強い方だなと思いますが、デジタルに弱い高齢者などへの公平性についてもしっかりと考えられていたのがよかったです。 「軽度認知症の方でも生活できる社会」のような一文があったと思いますが、デジタル化によって取り残される人を出さない、逆に支援の届かないような人をデジタル技術によって掬い取っていくような考えはとても共感できました。 この他 ・ピンクのマスクをいじられた子供がいたことで起きた、ピンクマスク運動。 ・問題を小さなステップに分けて考えるなどのプログラミング思考。 ・オードリーさん自身のトランスジェンダーとしてのお話。 ・子供の教育について。興味関心を大切にして、学びを励ます。 などなど、興味深いエピソードがいくつかありました。 プログラミング思考や子育てについての考え方は参考にさせていただこうと思います。

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2022/02/23

コロナウィルスの封じ込め対策で注目を集めた台湾 その中心にいた人物がオードリー・タン 身近なニュースで言うと… マスク不足にならないようにマスクマップを作ったり 保険証を利用して人々に平等にマスクを配布できるようにしたり…ということいを国として取り組んだことで注目を集めました。 ...

コロナウィルスの封じ込め対策で注目を集めた台湾 その中心にいた人物がオードリー・タン 身近なニュースで言うと… マスク不足にならないようにマスクマップを作ったり 保険証を利用して人々に平等にマスクを配布できるようにしたり…ということいを国として取り組んだことで注目を集めました。 台湾のデジタル担当政務委員であり、 AIがいかに人々の役にたつのかを実践してきている方 前にNHKで放送していた 落合陽一さんとの対談もものすごく興味深かった 難しくなりがちなAIの話を分かりやすく説明しつつ 未来への取り組みなどを落ち着いて話すオードリーさんの話はAIの世界が全くわかっていない私でもおもしろい!と感じて見入ってしまった。 そのオードリーさんが日本向けに書き下ろしたという本 うわ~もう本当におもしろかった!! なんだろう… 慈愛に満ちているのよ… 行間と字合いからあふれる慈愛!! AIと考える未来が人にとっても地球にとっても よいものになるのではないかという希望にあふれている! AIが悪者になる~!とか AIが人間の仕事を奪う~!とか 言ってる考えの人たちよ…これを読め~!! って言いたい。 台湾で一般の人をも参加して作る政策案やら 地方から進めていく5Gプロジェクトやら 自分たちで編纂する百科事典やら 「自分たちの国は自分たちで作る!」っていう 台湾の人々の国への思いがすごい 逆にそれを利用して「悪いことやったれ~」的な人はいないのか… 日本だったらそんな人おりそう…っと思うのは私の偏見か… っていうか日本のデジタル庁って…イケてるのか? って、アナログな私に言われたくないか… まあそこは置いといて… この本のタイトルにもあるように AIが人間の未来に大きく関わってくるのなら その未来は明るいものでありたい いや、きっとそうなるはず! という明るい気持ちになれる本。

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2022/02/22

どのように台湾が新型コロナの状況の中でシステムを作り上げたのかに始まり、今後の台湾についてオードリータンの目線から語っている。 デジタル民主主義という考え方について、その定義、素養などについても興味深く読めました。 今後の日本を考える上で学ぶところが多かったです。

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