オルタネート の商品レビュー

加藤シゲアキ(著者)

2021/02/15

章の区切りが短く、読みやすい。
出会い系アプリの話なので、どろどろした内容を想像したが、高校生らしい青春小説。
爽やかさや痛さなどそれぞれの登場人物の心の機微も伝わり、読後感もいい。
料理の話の細かさから、シゲの勉強が凄く伝わった。
他のシゲの小説は積ん読なので、年内には読みきりたい。

2021/02/15

ワンポーションに焦点があたり始めたくらいから物語に入り込むことができました

キラキラネームがあまり得意ではないのと、オルタネートという特殊設定が物語にあまり活かされてないのかもと思ってしまった

ワンポーションでの料理の描写が美味しそうで、筆力があるなぁさすが直木賞候補作_φ(･_･

2021/02/15 ★3.0

2021/02/14

みずみずしく、甘酸っぱく、爽やかな
青春小説だった。

細かく章がわかれているので、すごく読みやすくすらすらと読み進めることができました。

大人になってからは味わうことのできない爽やかさを教えてくれた気がします。

2021/02/14

前半はペースゆっくりめで話にのめり込めなかったけど、後半はワンポーションもあり盛り上がって次どうなるか知りたくてページが進んだ。マッチングアプリアプリとかyoutuberとか現代的で爽やかな青春小説。正直いまいち登場人物に感情移入出来なくて物足りなさを感じたけど、それは私の想像力が足りないのかな？

2021/02/14

運命の相手がいることを信じるか。もし、遺伝子レベルで解析し、破局率をなるべく抑えようするアプリがあったらー

高校生限定のマッチングアプリで相性の良い人を探すわけだが、その人を本当に好きになるかと言えば、そうではないらしい。
これから現代社会でも、ますますAI解析が増えるが、私は生の出会いと直感も大切にしたい。

アイドルの作品ということで、少し警戒していたが、生物、遺伝子、料理など多方面の知識が伺えて驚いた。純粋にいい作品だと思う。

2021/02/14

加藤シゲアキがどんな本を書くのか読んで見たくて、手に取った本。思っていた以上に面白かった。読みやすい。

2021/02/12

本作は23章の構成がとても好きだった。3つのパーツに分かれてて、それぞれの人物がだんだん近づいていくのはよくある展開だと思うけど、作中のドラムと被せて、だんだんひとつひとつの物語がハイペースに混ざり合う様は、次を！読みたい！という衝動を掻き立てた。

マリーゴールドはコンパニオンプランツ(一緒に育てると良い影響を与える組み合わせ)らしい。コンパニオンプランツなんて知らなかったけど、お互いが自分らしく咲いてるだけで、共生しあって生きてるなんて素敵。恋愛で一番理想的よね。

ワンポーションの決勝での料理の選択が良かった、不器用な親子愛、好きです。

本作の3つのパートはどれもオルタネートを中心に出会う人が描かれるけどオルタネートの関わりはそれぞれ(蓉と凪津の関わり方は逆関数みたいで面白かった)。でも最終的には、目の前の、今を生きて自分自身を育てること(凪津)を訴えていたように思う。

"だって好きだもん、それでやめたらさ、俺の好きな気持ち、人に盗られたってことになるじゃん、俺の好きは自分で守るし、誰にだって奪えない。

君が料理をしてなかったとしても、俺は絶対君を好きになってる。"

三浦くんかっこいいなぁ、自信あって。

2021/02/11

わくわくする文章に、踊らされるようなリズム感が最後にあって、ほっとする終わりでした。
本当に真っ向から描いた作品

2021/02/11

the青春と言った感じで、
終盤になるまであまり読み進められなかった。

終盤になって物語が交わって、
綺麗に終わっていた感じがする。

先は読める展開なので、
わくわくではなくへぇ…といった感じ
青春って感じ。

2021/03/12

「爽やかさ溢れる青春群像劇」高校生にオススメです！(かつてのの高校生にも)
それぞれが悩みを抱えて葛藤しながら人との出会いを通して成長していく姿に、過去の自分を重ねて青春を追体験しているようでした。
好きなシーンは文化祭の帰り道。キュンです！
自分にもあったな...そんな時代が。
清々しい読了感✨