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オルタネート
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2020/11/19 |
| JAN | 9784103537311 |
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商品レビュー
3.7
607件のお客様レビュー
NEWSの加藤くんの小説とのことで気になってた。 高校在学中しか使えないオルタネート、確かに中にいるのは絶対に身元わかる高校生同士という安心感あるマッチングアプリはあると楽しいだろうなと思った。 正直感想はオルタネートがあってもなくても成立しそうな小説、という印象でアプリの存在...
NEWSの加藤くんの小説とのことで気になってた。 高校在学中しか使えないオルタネート、確かに中にいるのは絶対に身元わかる高校生同士という安心感あるマッチングアプリはあると楽しいだろうなと思った。 正直感想はオルタネートがあってもなくても成立しそうな小説、という印象でアプリの存在感が薄くてあれ?と思うところはある。 だけれど、高校生たちの日常、たまに文化祭、たまに校外イベントが爽やかで甘酸っぱくていい青春を見せてもらったという読了感
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甘酸っぱくてほろ苦い青春の話。容やえみく、三浦くん、ダイキが特に好きだった。 三浦くんの言葉をまだ覚えている。「でも俺は、新見さんのおにぎりには勝てないと思った」という言葉。そして新見容がワンポーションで最後にだした料理。それはどちらも個人の記憶に残る力を持った特別な料理だった。 普遍的に響くものもいいけれど、個人に響くものはもっとよくて、自分はそれが好きだと思った。 あととても記憶に残ったのがダイキの言葉。 「マリーゴールドはさ、別にトマトを助けようなんて思ってないわけ。ただ咲いてるだけで、そうなってる。ーーお互い自分らしく咲いてるけど、助け合って共生してる」 そうか、と思った。マリーゴールドとトマトみたいな社会があればいいんだなって。
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最初アイドルであるこの作者が小説を書き始めたと知った時は、ちょっと懐疑的だった。だけど、直木賞の作品を紹介してる『オール讀物』にも登場し、若い人の支持を得てるという話を聞いて、一度読んでみようと前々から思ってた。でようやく。 最初はそれでも、作者の顔がチラついて落ち着かず、しかも次から次へとたくさんの登場人物が現れるもので、少し息が上がってしまっていた。男性か女性か分かりかねるような名前が多かったせいもあるかな?読み進めていくうちに、もう作者とかどうでも良くなっていって、男女も区別つくようになった。それでも途中、「あ、この人男だったんだ」というのもあった。そうこうしながら、後半は一気に読み進めていった。 一言で言うと、高校生を中心とした青春群像劇。タイトルの「オルタネート」は、高校生限定のSNS。帯には「マッチングアプリ」と紹介してあったけど、私はその手のを使ったことないので、Facebookとかインスタあたりをイメージした。「フロウ」は「フォロー」で「コネクト」は友達になる、みたいな感じで。 で、もっとこのオルタネートが前面に出てくるのかと思ったら、これはあくまで物語世界の小道具的な物で、それがメインではない。高校生が実名で参加できるかなり信頼度の高いシステムだけど、やってない人もいる。また、尚志みたいに高校を辞めてしまうと、退会しなければならない。もっとその中でのやりとりが多いかと思いきや、メインはそこに入りきれない若者たちの物語だ。 場面の作り方というか、いろんな場面が変わる変わる入ってくるシーンは、作者がやはり映像の世界にいる方というのもあるのかな?特に文化祭を描いた祝祭のとこなんか、映画的な盛り上がりが見事だったと思う。そしてこれだけの登場人物を描き分ける力量も大したもの。 他の作品も読む価値ありそうに思った。
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