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一橋桐子(76)の犯罪日記 の商品レビュー

4.1

110件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

  2. 4つ

    51

  3. 3つ

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2022/10/08

面白かったです。 高齢になれば、生きていくために色々と不安がついてくる。 どうすれば刑務所に入れるか、いろいろ考えてるところも面白かったですね。一橋さんは根っからいい人なんだろうなぁっと感じて、だからいい人が集まってくるんですね。 10月8日からNHKでドラマも始まるので、楽しみ...

面白かったです。 高齢になれば、生きていくために色々と不安がついてくる。 どうすれば刑務所に入れるか、いろいろ考えてるところも面白かったですね。一橋さんは根っからいい人なんだろうなぁっと感じて、だからいい人が集まってくるんですね。 10月8日からNHKでドラマも始まるので、楽しみにしてます。

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2022/09/30

最近わりと気になっている作家さん。 しかもこの秋からテレビドラマ化されるという。 タイトルがまず気になる。一人暮らしの老後が心配だから、犯罪を犯して刑務所に入ってそこを終の棲家にする、っていう発想が面白い。 暗い話なら嫌だなあと思って読んだけど、ぐいぐいひきこまれて、最後はホッと...

最近わりと気になっている作家さん。 しかもこの秋からテレビドラマ化されるという。 タイトルがまず気になる。一人暮らしの老後が心配だから、犯罪を犯して刑務所に入ってそこを終の棲家にする、っていう発想が面白い。 暗い話なら嫌だなあと思って読んだけど、ぐいぐいひきこまれて、最後はホッと一安心できて。 高齢化の進む日本に一人で暮らすお年寄りのなんと多いこと。いずれは自分のゆく道だもんね。楽しく行きたいなあ。 ドラマも楽しみ!

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2022/09/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

良い話、良い話なんだけどー、桐子を助けるため(?)誘拐犯人にさせちゃうとか、国際弁護士目指してて、相手を思いやれるやさしい子が、そんな風にするかなー?それが引っかかって、最後のハッピーエンドも楽しめなかった。。。

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2022/09/16

来月(2020年10月)からNHK総合で松坂慶子主演のドラマが始まるので読んでみる。個人的に好きなタイプの小説ではないが、本当に嫌な奴が出て来ないので気持ちよく読める。まあ、現実的にはこういう状態の人がそう都合よくならないとは思うが、小説としてはこう云うのがいい

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2022/09/13

タイトルが犯罪日記で、目次も「万引」から始まり最終章は「殺人」と罪が重くなっていくので、桐子さん一体どうなるの!?とハラハラしながら読み進めた。 身寄りのない人が歳を取ると不安が多いと思うし、刑務所に入った方がマシというのも理解できなくはない。でも普通の倫理観を持った人が意図的に...

タイトルが犯罪日記で、目次も「万引」から始まり最終章は「殺人」と罪が重くなっていくので、桐子さん一体どうなるの!?とハラハラしながら読み進めた。 身寄りのない人が歳を取ると不安が多いと思うし、刑務所に入った方がマシというのも理解できなくはない。でも普通の倫理観を持った人が意図的に罪を犯すのって、モラルが邪魔して難しいだろうな。 桐子はカルチャースクールに行ったり、仕事先の人と会話したりと社交的な人なので、そういう繋がりが最後に身を助けるのだなと思った。男性で同じ状況だったらかなり孤独なのかもしれない。 自分もいくつになっても複数のコミュニティで繋がりを持って、いざという時に相談できる人を大事にしたい。

Posted byブクログ

2022/09/10

一緒に住んでいた親友を亡くし、この先どう生きていくか絶望感を頂いた桐子さん。 罪を犯して刑務所に入れば良いのではと思い、色々な犯罪を犯そうとするも、そこまでは至らない。 殺人依頼も来たりして。 そんな桐子さんの力になろうとする周り人達に助けられ、最後はほっとする。

Posted byブクログ

2022/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

独居老女のムショ活というあらすじに惹かれて購入。 主人公の一人称視点で進むけど、桐子さんの年齢を鑑みると「まぁ、そう思うよね」と思うし、登場人物の世代が色々でその人達の人物像がしっかりしてるのとテンポが良いせいか読みやすい。 親の介護で会社を退職、独身のまま高齢になり、同居していた友人が亡くなり、独居老人となりパートで働いて定期券内の値段が安いスーパーで買い物。友人も少なく身内とも疎遠のためアパートを借りる為に家賃保証会社を使わないといけない。 他人事ではない。数年後は我が身。桐子さんが未来の自分のような気がしてついつい自己投影して読んでしまう。 まぁ、フィクションなのでハッピーエンドというか、主人公にとっては穏やかなエンディングを迎える。 読後感は悪くない。 でもその読後感の良さに私は憂鬱とさせられた。 この物語は主人公の桐子さんが色んな人と関わって話が成り立っている。そしてその殆どが桐子さんに優しい。 それはフィクションだからというより、桐子さんの人となりとトモが桐子さんに与えた影響が大きいと思う。 素直で、お人好しで、「いっけんちゃんとしたとこの奥さん」に見えるくらい清潔感があって、自分のスペースのついでで共用スペースを掃除する親切心があって、トモに引っ張られた形とはいえカルチャースクールに通って他人と交流を持っている。 そして多少不愉快でも、それを表に出さない常識もある。 序盤で何も持っていなかった桐子さんが沢山の物を得て終わる物語。 ひっくり返ろうが何十年経とうが、私は桐子さんのようにはなれない

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2022/09/04

タイトルは物騒だけど心暖まる物語でした。 76歳の桐子は同居していた親友トモを亡くしてひとりになり、老後の安定を求めて…ムショ活?! 真面目に犯罪を計画する桐子さんが可笑しいんだけど、彼女の不安は決して他人事ではないところがリアル。 原田ひ香さん初読みだったけどとても楽しめまし...

タイトルは物騒だけど心暖まる物語でした。 76歳の桐子は同居していた親友トモを亡くしてひとりになり、老後の安定を求めて…ムショ活?! 真面目に犯罪を計画する桐子さんが可笑しいんだけど、彼女の不安は決して他人事ではないところがリアル。 原田ひ香さん初読みだったけどとても楽しめました。他も読んでみます♪

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2022/09/03

読みやすい文章 家族の居ない桐子の老後、 身につまされるような世の中の厳しさを感じるのに、最終的に桐子の周りに良い人達が居て、嬉しい涙が出た 誠実に生きて居れば、良いことがあると思える内容 良かった

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2022/09/01

タイトルが面白い、何なの?と思いきや 善良で一生懸命働いてきた女性が犯罪で刑務所に入る事を思いつく。でも彼女の人徳で周囲の人に助けられる。ハッピーエンドで良かった。

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