さざなみのよる の商品レビュー
死ぬときはナスミみたいに静かな気持ちでいきたい。 残された人とナスミの関係は、初めのうちは良かったけど、とってつけた感じがしておもしろくなかった。 泣ける本と帯に書いてあったが、泣けなかったなあ。
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地元の書店で力強くおすすめされていたので、思わず手に取ってしまいました。 おすすめされる理由がわかる、ストレートに心に響いてほろっとするいいお話でした。 なんだか懐かしい気持ちになると言うか……でもどうしようもない現実に歯噛みして、登場人物たちに感情移入して号泣しちゃったり。 当...
地元の書店で力強くおすすめされていたので、思わず手に取ってしまいました。 おすすめされる理由がわかる、ストレートに心に響いてほろっとするいいお話でした。 なんだか懐かしい気持ちになると言うか……でもどうしようもない現実に歯噛みして、登場人物たちに感情移入して号泣しちゃったり。 当たり前のことですが、自分の年齢や立場、環境、経験によって、感情移入する登場人物や事象は変わると思います。 心の洗濯をしたい方は是非。
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自分が死んでしまった後にこんな風に周りの人の心にさざなみが立つのだろうか。。。 眼をかいてダイヤをはりつけてそこから覗いてみたいな。。。
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うーん、いまいちだった。 残された者たちの話。 1人の人物を中心とした短編集だが、読み終わり何も残らない感じがした。
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本屋大賞2019年6位。連続TVドラマのように一話毎に完結する話が14話入ってる。連作短編集になるのかな。分量が少くてサクっと読めて良いです。前半は登場人物にクセありすぎで、違和感が大きかったけど、後半はファンタジーだと分かってきて、すっと世界に入っていけるようになった。心温まる...
本屋大賞2019年6位。連続TVドラマのように一話毎に完結する話が14話入ってる。連作短編集になるのかな。分量が少くてサクっと読めて良いです。前半は登場人物にクセありすぎで、違和感が大きかったけど、後半はファンタジーだと分かってきて、すっと世界に入っていけるようになった。心温まるお話の連続で身を任せているのがとても心地良くなってくる。ところどころウルっとくるし、なんだか不思議な小説でした。良質の小説です。
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いつ死ぬかわからないけど、死ぬのなら、こんな感じだったらいいな、と思わせるものがありました。穏やかに、人との接点があり、残される人のことを思い、決して悲観的ではなく、、。周りの人に死後もこうやって思われてたらいいなぁ、と感じました。
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あんなビデオレター残したナスミはすごい。自分にはできない気がする。登って行くんじゃなくて、おりていくんだ。
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この本を読んで、死後の淋しい心や沈む気持ちが、和らぐ感じがします。 残された人達の心の中に、ずっと生き続けていると思うと、死が怖くなくなった気がしてきました。
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210405*読了 Clubhouseでお知り合いになって、会える距離にお住まいだったので、実際にお会いして、とても気が合って仲良くなれた本好きのお友達。思えば、本を通して出会った初めてのお友達。 彼女と会った時におすすめしてもらって、その場で買ったのがこの小説。 ずっと気になっ...
210405*読了 Clubhouseでお知り合いになって、会える距離にお住まいだったので、実際にお会いして、とても気が合って仲良くなれた本好きのお友達。思えば、本を通して出会った初めてのお友達。 彼女と会った時におすすめしてもらって、その場で買ったのがこの小説。 ずっと気になっていた作家さんだったけれど、今回のご縁で初めて読むことになりました。 40代で亡くなってしまうナスミさん。 ナスミさんを取り巻く人々にとってのナスミさんとの思い出、関係性。それがあたたかく、柔らかく、時に破天荒な言葉で描かれていて、読みながら人の生と死にについて考えさせられました。 大切な人が亡くなっても、自分の心にも、また、その人と関わりがあった人の中にもその人は生きていて、時に助けてくれたり励ましてくれたりする。 死は悲しいことだけれど、自分もいつか死ぬのだし、何百年後には今生きている人はみんな死んでいる。そう思うと、今を大事にしたいし、大切な人を大切にしたい。 木皿泉さん、いいなぁ。お二人で書かれているのに、一人として作者になっているのもいい。 よしもとばななさん、小川糸さんのような雰囲気だな、と思いつつも、まったく同じではないし、木皿さんの小説ならではの良さがある。 好きなエピソードはどれかなぁ。愛子ちゃんとか、光ちゃんかな。最後のお話もとてもよかったです。
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43歳で病死した小国ナスミの存在が、ナスミの家族、かつての職場の同僚、友人たちなど縁やゆかりのある人の中で死後もなお彼らを支え、生かしていく様を細かく優しく丁寧に描いた物語。いつかは訪れる死に対していかに向かって、今を生きていくのか、一人一人のエピソードを通して考えさせられました...
43歳で病死した小国ナスミの存在が、ナスミの家族、かつての職場の同僚、友人たちなど縁やゆかりのある人の中で死後もなお彼らを支え、生かしていく様を細かく優しく丁寧に描いた物語。いつかは訪れる死に対していかに向かって、今を生きていくのか、一人一人のエピソードを通して考えさせられました。私自身も癌になって、家族や友人知人の優しさに触れる機会があったばかりなので、とてもリアルに感じる部分がありました。 私がもどれる場所でありたいの。誰かが、私にもどりたいって思ってくれるような、そんな人になりたいの。 そんなふうに私もなりたいと思いました。
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