海をあげる の商品レビュー
一話目で泣きました。なんか、人は食べることで、なんとか辛い事も乗り越えていけるってとこは腑に落ちて、言葉の選び方、文章など、すごくしっくりきて読み進める期待値が上がりましたが… 二話目以降、なんか、全く入ってこなくなって、うーん…。
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私の住む沖縄の話。 ノンフィクションでありながら小説のような読み心地だった。 上間さんご自身の離婚のお話しから沖縄を取り巻く米軍基地の話など、様々なことを書かれているが、同じ地にいながら見えている景色がこんなにも違うのか、という驚きが大きかった。 読みづらい箇所が少々あったも...
私の住む沖縄の話。 ノンフィクションでありながら小説のような読み心地だった。 上間さんご自身の離婚のお話しから沖縄を取り巻く米軍基地の話など、様々なことを書かれているが、同じ地にいながら見えている景色がこんなにも違うのか、という驚きが大きかった。 読みづらい箇所が少々あったものの、あとがきを読んでその理由を理解できた。 そこを含めて人間らしさを存分に感じられた本だった。
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私は沖縄のこと、そしてそこに住む人々について、何もわかっていなかったのだと痛感した。 どうか一括りにしないで、個々の人々のそれぞれの暮らしの営みが守られる世の中になってほしい。
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沖縄について、何も分かってなかった。 楽しい観光地、綺麗な海。 そんな印象しかなかったけれど、大きな闇がある事を知った。
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沖縄を離れて長いが 改めて忘れかけていた沖縄の問題を 目の当たりにした やはり私もないちゃーとウチナーンチュの 平和と戦争の感覚の差に 愕然としたことがあるひとり
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「海をあげる」という人がいらっしゃったので、もらいに行きました。神戸の丘の上から、のんびり眺めている、まあ、穏やかな内海しか知らないし、だいたい泳ぎとかも苦手なので、「今さら、もらってもなあ」という気もしていたのですが、もらいに行ってよかったです。 「海」をもらって考えたこと...
「海をあげる」という人がいらっしゃったので、もらいに行きました。神戸の丘の上から、のんびり眺めている、まあ、穏やかな内海しか知らないし、だいたい泳ぎとかも苦手なので、「今さら、もらってもなあ」という気もしていたのですが、もらいに行ってよかったです。 「海」をもらって考えたことはブログに書きました。読んでいただければ嬉しいです。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202201060000/
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ある程度わかっている"つもり"だった でもそんなのしょせん"つもり"でしかないのだと 思いしらされ落ち込んだ 不思議なほどに空気感を纏った1冊だった ここには対話への希望と絶望が強烈に記されていて キチンと向き合って相手の話しを聞く...
ある程度わかっている"つもり"だった でもそんなのしょせん"つもり"でしかないのだと 思いしらされ落ち込んだ 不思議なほどに空気感を纏った1冊だった ここには対話への希望と絶望が強烈に記されていて キチンと向き合って相手の話しを聞くことで射す光と まともに向き合ってくれず、そもそも対話しようと 考えてない相手とやりとりすることで広がる闇 この本が評価され多くの人が手に取るっていいよね
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「この本を読んでくださる方に、私は私の絶望をたくしました。」著者が沖縄に住み感じる問題を綴ったエッセイ。明るい話はないけれど、どうか明るい未来がそれぞれにあってほしい。 辛い経験をした人の話を聞くときに、私に同じ体験があってよかったと思う著者の気持ちが少しわかる。
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書かれている沖縄(だけじゃないかもしれない)の現状がすさまじく、うまく受け止められない。大きな権力に翻弄される小さなわたしたちの生活を、けれどこんなふうに見ていてくれる人がいることは、かろうじて救いだと思う。
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沖縄の情景が目に浮かぶ描写と娘さんに対する慈しみが深く感じられる文章。 最後は傍観者である自分ら読者に筆者の絶望を突きつけられてドキッとした。
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