DIE WITH ZERO の商品レビュー
今しか出来ない事に、時間とお金を投資して、経験と思い出をプレゼントしてもらう。 人生一度きり、楽しまないと。
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# 人生の終わりを念頭に人生を設計する ## 面白かったところ - 人生の価値をカネではないと説いている点 ## 微妙だったところ - 人生を楽観視しすぎている点 - 「思い出を作るためにカネを使え」の例が極端 ## 感想 死ぬことに対してポジティブに向き合う姿勢はとても素敵なことだ。どんな生物も逃れられない宿命だからこそ、自分でコントロールできる部分はハンドリングすることはいい。 だがどれだけの人が自分の人生のハンドルを握ることができるのだろう。 ゼロで死ぬために仕事を減らして家族と過ごす時間を増やす? パーソナルトレーナーと契約して週に何日かトレーニングする時間を作る? 自分の人生をゼロで終わらせるためのコストが少々高すぎるし、再現性が薄いような気がしている。コンテクストとして、著者は成功者の部類に入るし日本人ではない。もちろん、日本という国で `ゼロで死ぬ` わけでもない。 だからこそ、当本を読むべきなのかもしれない。沸々と違和感を言語化しながら自分なりの人生の過ごし方や価値観をまとめることができる。 あくまで本だからこそ、これは鵜呑みにしちゃあいけない内容。
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・金を稼いでいても、一緒に時間を過ごせず、経験も共有できないのなら、それはむしろ子供に大切なものを与えているのではなく、奪ってる
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老いて資産・貯蓄があっても若い時の経験・体験は取り戻せない。その為にも若い時にお金を使ってできるだけ沢山の経験・体験(思い出を残すこと)は充実した人生だと老いてから言える。老いの後悔は「あの時やっておけばよかった」である。勇気と行動は老いてからでは遅すぎるのだ。
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40歳、このままでいいのかな? と思いつつそこそこ貯金し、色々な仕事以外のことを後回しにして生きてました。この本は、色んなデータで『漠然とした不安から老後に備えすぎるのはもったいないよ』と教えてくれる本。20,30代を仕事に捧げてしまいましたが、今からでも遅くないと思えました。
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経験こそ最大の投資である、失敗したってそれが若ければ若いほどいい。いま動き出せ。 人生観が変わりました。
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目から鱗、、 0で死ぬ、それは実際は無理だ。 でも、お金を貯め続けて使わずに死ぬのは確かに働き損というか、勿体なさすぎる。 自分の人生の目的とは?幸せな時間とは?? 最後に残るのは思い出だけだ。 今やれること、今しかやれないことをもっと勇気を持って実行する、そんな意思を持ちたいと思った。
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金=ライフエネルギー (人が何かを費やすエネルギーのこと) → 仕事はライフエネルギーを奪い、代わりにお札という紙切れに変えている ↓ 給料が高い仕事でも長い通勤や長時間労働などライフエネルギーが多くかかるならば必ずしも高額な仕事とはいえない 金のために人生を犠牲にすべきではな...
金=ライフエネルギー (人が何かを費やすエネルギーのこと) → 仕事はライフエネルギーを奪い、代わりにお札という紙切れに変えている ↓ 給料が高い仕事でも長い通勤や長時間労働などライフエネルギーが多くかかるならば必ずしも高額な仕事とはいえない 金のために人生を犠牲にすべきではない、仕事や物質の奴隷なってはいけない 経験の価値を信じる → 節約ばかりしていると、その時にしかできない経験をするチャンスを失う。その結果、世界が必要以上に小さな場所になる。 人生でしなければならない1番大切な仕事は、思い出づくり 老後いくら必要になるかを計算し、必要以上に貯め込むことや金を使うタイミングが遅くなることは避ける 歳をとると人は金を使わなくなる 長寿年金 富の最大化ではなく、幸福度の最大化を目指す 人は死を意識してはじめてお金や欲望に対して合理的な判断ができるようになる 子供には自分が死ぬ前(子供の年齢が26-35歳の時が最適)に財産を与える ➙ 必ずしも富の相続ではなく、いい経験をさせたり、物を買ってあげたりする 金は稼いでいても、一緒に時間を過ごせず、経験も共有できないのなら、それはむしろ子供に大切なものを与えているのではなく、奪っていることになる 経験を楽しむ能力は加齢によって低下する 年齢と収入に応じて貯蓄の割合を変更する 今すぐ金を支払うべきか、別の機会のために金をとっておくべきか 健康の小さな変化は、人生全体の充実度に甚大な悪影響を及ぼす可能性がある 若いころに健康に投資する方が、人生全体の充実度は高まる 中年期は金で時間を買う 時間をつくるために金を払う人は、収入に関係なく、人生の満足度を高めることが研究から分かっている 例) 家事 → 代行サービスに頼んで、浮いた時間を好きなように過ごす どんな経験でも、いつか自分にとって人生最後のタイミングがやってくる ➙ 思っているほど先延ばしできない経験は多い 人は終わりを意識すると、その時間を最大限に活用しようとする意欲が高まる 資産を切り崩すタイミングを見極める ➙ 死ぬまでに必要な金 = (1年間の生活費) x (人生の残りの年数) x 0.700 ↓ 資産を減らすポイントは45-60歳 デメリットが極めて小さく、メリットが極めて大きい場合、大胆な行動をとらないほうがリスクとなる。年を取ると、失うものは増える。成功して得られるものも少なくなる ➙ 行動をとらないことへのリスクを過小評価すべきではない 「リスクの大きさ」と「不安」は区別すべき ➙ 人は不安に襲われていると、実際のリスクを過度に大きくみなしてしまう
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イソップ童話の「アリとキリギリス」。 冬がきて、アリは生き残り、キリギリスには悲惨な現在が待っていた。。。 でも、「アリはいつ遊ぶことができるのだろう?」という視点から、貯金だけではなく、いい経験にお金を惜しまず使おう❕という内容の本です。 とても参考ななります。 ぜひぜひ読んで...
イソップ童話の「アリとキリギリス」。 冬がきて、アリは生き残り、キリギリスには悲惨な現在が待っていた。。。 でも、「アリはいつ遊ぶことができるのだろう?」という視点から、貯金だけではなく、いい経験にお金を惜しまず使おう❕という内容の本です。 とても参考ななります。 ぜひぜひ読んでみてください
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DIE WITH ZEROとは 【持っている資産を全て使い切って死ぬこと】を示している。 この本が言いたい事はとてもシンプル。 しかし世の常識に反するため、なかなか実践されなかったものばかり。 ・人生で一番大切なのは思い出づくり ・リタイア後の楽しみのためにお金を残しておか...
DIE WITH ZEROとは 【持っている資産を全て使い切って死ぬこと】を示している。 この本が言いたい事はとてもシンプル。 しかし世の常識に反するため、なかなか実践されなかったものばかり。 ・人生で一番大切なのは思い出づくり ・リタイア後の楽しみのためにお金を残しておかないこと。その時になるとやりたい事をするだけの体力がない場合が多い ・今しかできない事は借金してでもやれ ・医療費は治療より予防に使おう ・年を取ると人は金を使わなくなる ・自分の死について考えてみる ・子供に資産を残すなら死ぬ前に ・資産を減らす時期を決めよう などなど。 -------------------------------------- 改めて自分の今生きている人生を幸せに思った。 仕事も夫も子供も家も貯蓄もある。 ない人生も十分あり得た中で、私は確かに今持っている。 幸せすぎる。 ただ、今あるものはいつか無くなる。 私の健康も、命も、必ず無くなる時が来る。 その事を考えるのは辛いけど 終わりを考えて初めて、時間や健康やお金が有限である事、そしてそれらをどう使えばいいかちゃんと考えられた気がする。 刺さるメッセージが満載。 今すぐにやってみたかった事にお金を使いたくなります! 間違いなく良書です!!
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