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DIE WITH ZERO の商品レビュー

4.2

674件のお客様レビュー

  1. 5つ

    293

  2. 4つ

    228

  3. 3つ

    100

  4. 2つ

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2021/08/15

人生の目的は思い出を作ること、そのために体験を後回しにして蓄財し、結果的に金はあるが思い出がないという寂しい人生を回避するにはどうすれば良いか、というテーマで描かれた本作。 人は将来や老後の不安から、目先の経験を軽視して蓄財に励むが、多くの人は蓄財で満足することは少なく、また十...

人生の目的は思い出を作ること、そのために体験を後回しにして蓄財し、結果的に金はあるが思い出がないという寂しい人生を回避するにはどうすれば良いか、というテーマで描かれた本作。 人は将来や老後の不安から、目先の経験を軽視して蓄財に励むが、多くの人は蓄財で満足することは少なく、また十分貯まったとしても、貯まった頃には肉体的に経験を得るのが難しくなってしまう。 また子供のためにお金を残したいからという理由もよくあるのが、そうであれば子供達のために生前贈与をすべき。子供たちに自分が死ぬまでお金を渡さないというのは理不尽である。 過度な心配は捨て、時には大胆に散財する(もしくは大胆な決断をする)ことで、人生に最も大切な思い出作りをすることができる。 本当にそれほど働く必要があるのか

Posted byブクログ

2021/08/13

最近FIRE系の書籍や動画を多く視聴していたので、出口戦略的な観点で新たな視点を与えてくれる書籍だった。 自分にとっては、ひとまずお金に困らないように配当金でいい感じに生活していこうぐらいに思っていたのだが、年齢ごとに経験できるものは違うということは忘れてしまっていた。 この...

最近FIRE系の書籍や動画を多く視聴していたので、出口戦略的な観点で新たな視点を与えてくれる書籍だった。 自分にとっては、ひとまずお金に困らないように配当金でいい感じに生活していこうぐらいに思っていたのだが、年齢ごとに経験できるものは違うということは忘れてしまっていた。 この本では、お金を貯めるのも良いが年代ごとやライフステージ的に経験できることは変わってくるのだから、自分がやりたいと思ったことについてはリスクを正しく評価した上で(基本的にリスクは過大評価されがち)、行動に移すべきとのことだった。 資産についても、タイトルにあるとおり死ぬ時に1000万円とかあっても仕方ないと述べており、ある程度計画的にお金を使っていこうという論理を展開していた。 1度バケツリストを書いてみて、自分がしたいことやりたいことを書き出すのはありかもしれないなと思った。今はコロナでやれることの制限がかなり大きめだが、その中だからこそこのような計画をねる時間にあててもよいのかもしれない。

Posted byブクログ

2021/08/09

言いたいことは心に響いたが、文章が長々と読みづらかったのがマイナス。翻訳なので仕方ないが、お金の表現がドルで記載されているので、出てくる度に集中力を削いだ。章毎のまとめを読むだけでも十分な気がする。

Posted byブクログ

2021/08/02

Now or Never 今やれ。さもなければ二度とチャンスはない。 この間見た映画オールマイライフのセリフがぴったりだと思った。 ・死ぬときに残るのは経験の記憶 ・自分が何を幸せと感じるかを知る ・寿命から逆算して死ぬまでにやりたいことを実行する さっそく作ってみよう! 死...

Now or Never 今やれ。さもなければ二度とチャンスはない。 この間見た映画オールマイライフのセリフがぴったりだと思った。 ・死ぬときに残るのは経験の記憶 ・自分が何を幸せと感じるかを知る ・寿命から逆算して死ぬまでにやりたいことを実行する さっそく作ってみよう! 死ぬまでにしたいこと 1子どもを3人育てる 2オーストラリアに旅行する 3両親を旅行に連れて行く 4開放感のある家に住む 5美味しいお寿司をたらふく食べる 6ヨガの資格を取ってヨガを深める 7通訳案内士の勉強をする 8カウンセリングの勉強をする 9映画をたくさん見る 10行ったことのない島国に行く 11新しい仕事につく 12海外で働く 13アラスカで大自然を見る 14古典小説を10冊読む 15秋の京都にまた行く 今思いつく限りこんなかんじ

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2021/07/26

45歳から60歳の間に貯蓄額のピークを設定し、それを過ぎたらじゃんじゃんお金を使って人生を楽しみましょう、という本。 経験>お金

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2021/07/26

時間、経験、お金、健康のバランスを最適化しようという内容。日本人の多くは偏りすぎているのは否めない。

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2021/07/26

アリとキリギリスのアリはいつ楽しい時間をもつのか、について書いた本。 ルール1 「今しかできないこと」に投資する 人生の充実度を決めるのは、その時々に相応しい経験。 明確な将来の計画を持ち、同時に今を楽しむことも忘れない。 ルール2 一刻も早く経験に金をつかう 経験にお...

アリとキリギリスのアリはいつ楽しい時間をもつのか、について書いた本。 ルール1 「今しかできないこと」に投資する 人生の充実度を決めるのは、その時々に相応しい経験。 明確な将来の計画を持ち、同時に今を楽しむことも忘れない。 ルール2 一刻も早く経験に金をつかう 経験にお金を払うとき、その経験がもたらす配当にもお金を払っていることになる。配当とはつまり、思い出すたびにいい思い出が蘇る。それは複利的に増えていく。 ルール3 ゼロで死ぬ 100万ドルを残して死ぬと言うことは、100万ドル分の経験をし損なったと言える。人生の最適化には失敗している。 多くの人が資産を残して死んでいく。概して歳をとると、金を使う意欲がなくなる。 老後の不安に関して。高額の医療費がかかるような場合、これまでの蓄えで賄えない可能性が高い。ならば、残り少ない人生を楽しんだ方がいい。介護については、介護保険に加入しておけばいい。つまり、老後のために必要以上に貯蓄に励むことはない。 ルール4 人生最後の日を意識する 早死への対策が生命保険。長生きリスクへの対策が長寿年金。 ゼロで死ぬはお金の話だけではなく、時間の使い方に関してもそう。死を意識すると、時間の使い方が変わってくる。 ルール5 子どもには死ぬ「前」に与える 相続について。死んでから与えると、いつ誰にどれくらいの額を与えるのを偶然に任せることになる。 人がお金の価値を最大化させる最もいい年齢は26歳〜35歳。歳をとると、お金を価値あるものに変える能力が衰えていく。 秘書として91歳まで働いていたシルビア・ブルームさんの話。800万ドルを稼ぎ、慈善団体に寄付をした。ただし、死後の寄付は非効率。慈善団体は今、資金を必要としているので、寄付をするなら早い方がいい。 免税店で富を築いたチャック・フィーニーは、giving while living として、早期の寄付を実現してきた。 ルール6 年齢に合わせて「金、健康、時間」を最適化する いわゆる20%ルールを考え直す。収入の20%を貯蓄に回すのは分かりやすいが、その額は年齢とともに変わっていく。 若い頃にお金を使うべき、とは、健康で能力のある内にお金を使うべき、と言うこと。 人生の幸福度は金・時間・健康のバランスで決まる。人生の真ん中あたりがそれらのパラメーターの最大値となる。 健康は金よりも価値がある。健康でないと、経験から価値を引き出すことが難しくなる。あらゆる年代において、健康改善による人生改善が可能。 金で時間を買うことは有効。特に金が余っていて時間の足りない中年期は。さらに、マイナスの経験を減らしてプラスの経験に充てることができる、という効果も。 ルール7 やりたいことの「賞味期限」を意識する 人生の後悔ベスト2は、「もっと自分に素直になったらよかった」「働き過ぎなければよかった」。 人は終わりを意識すると、その時間を最大限活用しようという意欲が高まる。 タイムバケットを活用してみる。やりたいことをリストアップ。この時点では、金のことは気にしない。そして、それぞれのタイムバケット(20〜25歳、など)に投入する。ひとまず向こう30年を対象としてみる。 ルール8 45歳〜60歳に資産を取り崩し始める ゼロで死ぬためには、人生のあるポイントから資産を減らし始める必要がある。それを資産のピークと呼ぶ。これをいつに設定すべきか、決める。 老後のためにお必要な資金について、筆者の勧めは「年間生活費×老後年数×0.7」。利息の効果を得ると、70%で済む。 資産のピークは金額で決めない。1億円作ってから!と決めると、そこまで到達しないリスクや、さらに高い金額を追い始める可能性も。 ルール9 大胆にリスクを取る リスクを取るなら若い頃の方がいい。 十分にリターンが大きい場合は、リスクを取らないことがリスクとなる。 リスクの大きさと不安は別。不安を感じると、リスクを過大に見てしまう。 人生で一番大切なのは思い出を作ること。

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2021/07/25

わかりやすい。若いうちにしかできないことをやる、いつかやろうと思っていることを今やるというのはよく言われていることだけれど、実際年齢を重ねてからでは記憶力も視力も衰えて読書すら思うようにできなくなってくる。老後の趣味としては手芸なども良さそうだけどやっぱり老眼ではキツい。旅行だっ...

わかりやすい。若いうちにしかできないことをやる、いつかやろうと思っていることを今やるというのはよく言われていることだけれど、実際年齢を重ねてからでは記憶力も視力も衰えて読書すら思うようにできなくなってくる。老後の趣味としては手芸なども良さそうだけどやっぱり老眼ではキツい。旅行だって夫の両親はしんどいからとどこへも出掛けないまま亡くなったり介護施設に入ってしまったりした。しかも財産分与の額がそこそこ大きかったということはそれだけ使わなかったということだ(亡くなった義父は多趣味に見えていたのに) 漠然とした不安のために使わないお金を貯めることをやめるのはなかなか勇気がいるけれど、とりあえず今何がやりたいかを考えることから始めたい。

Posted byブクログ

2021/07/25

金から価値を引き出す能力は年齢とともに衰える。また若い時ほど経験から価値を得られることが多く、そこで得たものは生涯配当として役に立ち続ける。だから若い時ほど経験に投資し、出来るだけ多くの配当を得られるようにしろ、というのは目から鱗の考え方だった。念頭に置いておきたい考え方。

Posted byブクログ

2021/07/22

人生で一番大切なことは、思い出。 心に刺さるワードでした。 結局は、お金の使い方がわからなくて、貯蓄にまわしているだけだと思う。 もっとお金の使い方を勉強したいと思った。

Posted byブクログ