DIE WITH ZERO の商品レビュー
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全体を通して、特に心に響いたのは、 ・最期のときに残るのは思い出、人生は経験の積み重ねでできている ・使いきれないお金をかせぐために、貴重な時間を犠牲にしていないか ・人生では小さな死を何度も経験する。経験には賞味期限があり、先延ばしにはできない 老後のために貯金をしても、意欲、健康状態により使い切らない。お金を使うタイミングを先延ばしすべきでない なんのために働くのか?それは人生を豊かにするため。そして、人生=経験の積み重ねであるため、働いたお金は経験に投資すべきだし、働きすぎてその時間を犠牲にするなら本末転倒であることを改めて実感した。 自分のこどもにも、その時でしか体験できないことをたくさんさせてあげたい。
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人生で一番大切なのは思い出を作ること →これが本書のメインメッセージ、ガツンときた。 何も考えずに働き貯蓄し、できるだけ資産を増やそうとしているこれまでの人生を変え、最高の人生を送れるようになる。 ゼロで死ぬことを目標とすれば、自分の人生を充実させようという意識が働く。これが...
人生で一番大切なのは思い出を作ること →これが本書のメインメッセージ、ガツンときた。 何も考えずに働き貯蓄し、できるだけ資産を増やそうとしているこれまでの人生を変え、最高の人生を送れるようになる。 ゼロで死ぬことを目標とすれば、自分の人生を充実させようという意識が働く。これが日々の考えや、行動、決断に繋がる。 →FIREが行き過ぎると、この感覚を犠牲にしかねない。 また、今しかできない価値ある経験 と、将来のための貯蓄 の適切なバランスを取ることとも述べていて、極端な主張になり過ぎておらず好感が持てる。 ポチッとバケットリスト(やりたいことリスト記載)を早速購入。
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今年読んだ本の中で1番タメになった。 いますぐ考え方を改めようと思ったのは、 お金をどんな使ってでも時間を作る。 思い出を作ることに全力を捧げようということ。 あらゆる思い出を人生平均80-100年。 なので残り最低50年と考えて今日から思い出作りに走る事を決めました。
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節約して老後のために貯蓄しても、歳を取ると今みたいには使えなくなるし、同じ経験をしたとしても価値は全く変わってくる。 今しかできないことがあるので、バランスよく良い自己投資、良い思い出作りにお金を使って行きたいなと思わせてくれました。 FIREの考えも非常に参考になりますが行...
節約して老後のために貯蓄しても、歳を取ると今みたいには使えなくなるし、同じ経験をしたとしても価値は全く変わってくる。 今しかできないことがあるので、バランスよく良い自己投資、良い思い出作りにお金を使って行きたいなと思わせてくれました。 FIREの考えも非常に参考になりますが行き過ぎると切り詰め過ぎてしまうところがあるので、こちらの考え方の方が個人的には好きです。
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シゴト、シゴトで稼ぎまくっても、 シゴトを理由にこどもと過ごす時間をつくらないのは、奪っているのと同じ——。 良い表現ですね。 冒頭から、アリとキリギリスを例に、人生設計について指南してくれています。 “こどもへの財産分与も若いうちに”ってのも、素敵です。30代とか、あら...
シゴト、シゴトで稼ぎまくっても、 シゴトを理由にこどもと過ごす時間をつくらないのは、奪っているのと同じ——。 良い表現ですね。 冒頭から、アリとキリギリスを例に、人生設計について指南してくれています。 “こどもへの財産分与も若いうちに”ってのも、素敵です。30代とか、あらゆることにお金が必要なのに、所得が追いついていない切ない世代。 経験を得ることで、人生への視野を獲得していくというシンプルな提案に、うん!うん!とうなずきながら、読めました。 堀江貴文さんの考え方が好きな方は、 楽しんで読めると思いますよ。
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リベラルアーツ大学のYOUTUBEで紹介されていたので読んでみました。お金を貯めこまず、若いときにしかできない経験に積極的にお金を使っていくべきだという主張をする本です。お金は死後に持っていけないのだから、今しかできない経験を先延ばしすることなく、そこにお金を使っていこうというものです。総論的には皆、そうだよね、となるでしょうが、年をとれば収入が増えるのだから、40歳代くらいになったら、徐々に貯めていけばいいというのは、特別な成功者・富裕層以外は、???となるのではないでしょうか?多くの人は、生活や子育てなどにお金がかかり、何とか切り詰めて、老後資金を貯めているので、実現しにくい人が多いのではないでしょうか?リベラルアーツ大学の両学長はこの本からタイムバケットを紹介していたのですが、この本から取り入れるなら、まずこれかなと思います。
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アリとキリギリスの話で、一体、いつになったらアリは遊べるのだろうか? 人生は流されながら漠然と生きるのではなく、将来に明確な目標をもって計画的に行動するべきである。 老後の蓄えよりも大切なことがある。やりたいことには、適した時期があり、多くの人がそれを逃してしまう。そして、やらずに終える。 ゼロで死ぬ。は効率の極み。お金を貯めて終わることの何がよいのか?富の最大化よりも人生の最大化をめざそう。 子どもには、死ぬ前に与えよう。死んでからは遅い。与えた自分にもそうだが、受け取る子どもにしても、その時期では遅い。 やりたいことの賞味期限を意識して、タイムバケットを作ろう。やりたいことができる時期は、本当に早いのである。そう考えると45歳くらいから、資産を取り崩してもよいのではないだろうか。
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両学長がタイムバケットを紹介していて、 気になって購入した本。 感銘を受けるところが多くて、 一回読んでから、またすぐ読み直した! 生きている間に大切な人たちと沢山思い出を 作りたいと心から思えた一冊。
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自分にとってのやり残しの少ない良い人生を送るためにどうすれば良いかを考えさせてくれる良書でした。 特に、真面目にコツコツと節制して暮らしている人は一度読んでみるべき本だと思います。 自分だけでなく、自分より年上の家族や友達が健康な内に、思い出なる経験に投資することが重要だと気...
自分にとってのやり残しの少ない良い人生を送るためにどうすれば良いかを考えさせてくれる良書でした。 特に、真面目にコツコツと節制して暮らしている人は一度読んでみるべき本だと思います。 自分だけでなく、自分より年上の家族や友達が健康な内に、思い出なる経験に投資することが重要だと気付かされました。 また、あくまで浪費や過剰な消費に走るのではなく、 自分にとって重要な経験が何かを考え、貯蓄と消費のバランスを考えるべきだと繰り返されているのも良い点の1つだと思います。
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・人生の充実度を高めるのは、〝そのときどきに 相応しい経験〟なのだ。 時間と金という限りある資源を、いつ、何に使うか——。この重要な決断を下すことで、私たちは豊かな人生を送れる ・消費の平準化。人の収入は月や年によって変わる。だが、支出をその変動に合わせる必要はない。収...
・人生の充実度を高めるのは、〝そのときどきに 相応しい経験〟なのだ。 時間と金という限りある資源を、いつ、何に使うか——。この重要な決断を下すことで、私たちは豊かな人生を送れる ・消費の平準化。人の収入は月や年によって変わる。だが、支出をその変動に合わせる必要はない。収入の多いときは貯蓄に回し、少ないときにそれを切り崩せば、同額の支出を維持できる。そもそも銀行の預金口座とは、このような使い方をするためにあるもの ・セント・バーツ島では、どの店も昼間に2時間シャッターを閉める。家族や仲間とゆったりとしたランチを楽しむためだ。先進国に住む人々より、彼らのほうがはるかにワークライフバランスに優れているのかもしれない ・節約ばかりしていると、そのときにしかできない経験をするチャンスを失う。その結果、世界が必要以上に小さな場所になってしまう。人生は経験の合計だから ・残念だが、この旅はもっと若いときにすべきだ ・人生は経験の合計だ。 あなたが誰であるかは、毎日、毎週、毎月、毎年、さらには一生に一度の経験の合計によって決まる。 最後に振り返ったとき、その合計された経験の豊かさが、どれだけ充実した 人生を送ったかを測る物差しになる ・人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出づくりです。最後に残るのは、結局それだけなのです ・各体験から得られる喜びをポイントで表現 ・なかでも重要なのは、「どの年齢で、どれくらい金を稼ぎ、どれくらい楽しい経験に金を費やすか」だ。 ・その人と親しくなった経緯、過去の会話、共有してきた経験が、相手に対して抱く今の気持ちをつくっている ・金を稼ぐことだけに費やした年月は二度と返ってこない。 ジョンは二度と30 歳にはなれないし、子どもたちが赤ちゃんに戻ることもない。せっかく富を築いても、すでに豪邸に住んでいるし、欲しいものは手に入れている ・死ぬ前に資産が尽きてしまうことが不安なら、生きている限り一定の収入が保証される、長寿年金などの金融商品に目を向けてみよう ・どれくらいの財産を、いつ与えるかを意図的に考え、自分が死ぬ前に親が財産を分け与えるのは、子どもが 26〜 35歳のときがベスト ・あなたは子どもの記憶のなかで、どんな存在でいたいだろう ・幼少期に親から十分な愛情を注がれた人は、成人後も他人と良い関係を築け、薬物中毒になったりうつ病を発症したりする割合が低い ・「子どもと何かを経験すること」というと、一緒にどこかに出かけたり、何かをしたりするイメージ を浮かべる人が多い。だが、 親から人生を学ぶこと、あるいは単に一緒に過ごす時間も経験に含まれる
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